先日スーパーマーケットでキーウイフルーツの苗を買った。
高さ20センチくらいの苗が3本入っていた。
昨年タヴィラのマーケットで1メートルくらいの木を1本買って温室の外側に植え、木は温室の中に入れて葉が茂っている。キーウイは雄雌があるということを持って帰るまで知らなかったため、買った木がどちらか判らない。
今回の小さな苗は2本が雌で赤のマーカーがついていて、1本が雄、ブルーのマーカーにMale/Machoと書かれていた。
ポルトガル語では男はマッチョなんですねー。私たちの感覚からすると、マッチョな男は筋肉たくましいタフガイのイメージなんだけど(これは英国でも同じ意味らしい。)この痩せて小さなキーウイの木すらマッチョで大いに笑ってしまった。
日本では子供のころから使うボーイフレンド、ガールフレンドも英国では簡単に使えない。10代くらいまでの子供なら、私のボーイフレンド(ガールフレンド)と言っても微笑ましいが20代を過ぎると微妙に違ってくる。
私が英国へ来たときは28歳近くで、当時住みこんだ家庭の老夫婦からボーイフレンドは居るの?と聞かれ 日本にたくさんいるよ。と答えたが、この場合のボーイフレンドは肉体関係のある恋人を指すということを随分後になって知った。
今では同棲している若い人たちはガールフレンド・ボーイフレンドであって、単なる異性の友達はボーイズまたはマンズ フレンドと言われる。
日本で定着したナイーブという言葉も日本人は繊細なと言う意味で使うが、英国ではナイーブは決して繊細なだけでなく物を知らない薄らバカという感じで使われる。
だから私はとってもナイーブなのよなどと使ってはならない。
私が楽しみに読んでいる日本のブログに ドンマイ という言葉がありいったいこれは何語だろうと不思議に思っていた。そしてこれが I don't Mind の日本語版だと気づいて驚いたのなんの。 日本人の耳には英語の t や d などの吃音が聞こえないんですね。英国へ来てドンマイと言っても通じません。
毎朝のラジオ体操の後に皆でおしゃべりしているときに、マイクが I'll ask her といった言葉が私にはアラスカと聞こえて,え、アラスカってお店どこにあるのと言ってしまった。もう45年も英国に住んでこれなんですから。言葉は難しい。