裏庭のイチジクの木があまりに大きくなりすぎた。今春亭主に枝卸をしてもらったが、途中で滑って後ろ向けに倒れた拍子に、電気のこぎりを両足に落として出血多量のけがをした。
それでこの秋は専門の庭師に来てもらって前後の庭を剪定してもらうことにした。この庭師はもう10年ほど前、近くの通りを歩いているときに見かけた人で、しっかり身の安全をしたうえで高い木に上り周囲に気を配りながら小出しに切っていく。それに通りに助手を配して、通行人の安全も確認していたので、これぞプロフェッショナルと確信して、以来毎年来てもらっている。
庭の4分の一を占めるほど大きくなったイチジク、枝を全部はらってもらった。
これで来春は太い幹から小枝がたくさん出てくるだろうが、来年のイチジクの実はならない。
キッチンの窓に近い梨の木はもう古くて10年前くらいまではたくさんの収穫があった。
この庭師に診てもらったところ、古くなった果物の木は剪定しても実は余りならないと言う。
それでも全部切ってもらうのはかわいそうで、枝を掃うだけにしてもらった。
こんな哀れな姿になってしまったので来春は新しい枝が出るのだろうか?心配。
前庭の垣根は普通1年に2回切らないと伸びて大変なのだけれど、この日を待って居たので手入れしないで伸び放題。
さすがはプロの庭師、前後の木を伐り剪定し、二人で6時間働いて見違えるほどになった。
前庭の芝生に積み上げた切り取った枝葉は、翌日裁断機を持ってきてあっという間に片づけて行ってしまった。
裏庭が見違えるほどに広くなって、温室に日光が入るようになった。