Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

オープンガーデン Day2 その2

2016-09-17 16:39:54 | ロンドン周辺

 

 土曜日も日曜日も8か所づつのガーデンを回りこのプライベートガーデンも訪れた中のひとつ、四方がフラットに囲まれたこの庭は真ん中が広いローンになっていてあまり見るものはないと思っていたのに入り口近くのハナミズキや

 

高さが2.5メーターを超すユリや今まで見たことのない変わった木の花など訪れてよかった庭の一つ。訪れている人があまりいなくて、全体に静まり返っていたのでこの庭でゆっくりサンドイッチを食べた。

 

  

リージェントパークの片隅のプライベートガーデンは広大で訪問者は多いが姿を見かけることはまれなほど広い。入口受付で地図を貸してくれて、この花がチューリップの木でここにあると教えてくれた。あまりチューリップには似ていないが初めて見る花で巨大な木に点々とこの黄色の花が咲いていた。 

 

この庭の対岸にクレセント・ガーデンがあるが間には広くて交通の激しいメインロードが通っているため、クレセント・ガーデンは広大な庭の片隅から地下トンネルを通っていかなければ入ることができない。

 

 

 

 

クレセント・ガーデンには特記するものはなかったけれど一回りしてこのトンネルの歴史を知った。このナースメイド・トンネルは1821年に住民からの署名運動で作られたもので、もう100年以上も前、庭と庭を横切るメインロードがどれほど危険だったかを知ることができる。第二次世界大戦時にはこのトンネルは避難場所として使用された。

 

 リージェントパーク・スクエアーのすぐ近くRoyal College of physician's medical garden (内科医大学の薬草園)があり行ってみたけど、沢山な人がたった一人の説明者を囲んでのろのろ歩いていた。説明も聞こえないくらいだったから早々にこの場を去ることにしたが、ただ一つ面白いと思ったのが、このミョウガの苗。立札にも MIOGA と書かれていた。日本独特のプランツに違いない。

 

さて次はなんといってもバージガーデンに行かねばならぬ。ロンドン塔のあるタワーブリッジ駅まで地下鉄で行き、タワーブリッジを歩いて渡った。テームズ川の南岸は昔は海外から船で運んできた物資を積む倉庫だった。物資流通のシステムが変わってこの倉庫群は一時廃墟になっていたが80年代のドックランド変革と並行して、今では高級フラットに変わっている。

 

  

さてそのフラットが並ぶ川渕の集まっているのがバージと呼ばれる細長い船で、過去には小型輸送船として活躍していたが、今では多くが集まって船の上にお花だけならず大きな木まで生えていた。船の中は住居になっていて持ち主が住んでいるがバージの上は専門の庭師が手入れをしているという。

 

 歩道や船と船の間にはしっかりとした材木が渡してあり手すりも完備しているが何しろ水の上、船は揺れ見て回るうちに船酔いしそうになってきた。それにしても大きな木までが船の上でしっかり育っているのがなんとも不思議だった。

小さなリンゴの木にりんごが実っている。

 

 

 さて日曜日の締め切り時間の5時までにあと1時間あると欲張っていったのがヴィクトリア駅の後ろにあるエクレストン・スクエアー(Eccleston Square)でこの3エーカーの庭も1828年というからふるい。入場した時に受付の若い女性がとうとう300人に達したと歓声を上げた。

いろいろ珍しい植物が植えられているとのことだが一番驚いたのがこの巨大な化け物のような花。Dracunculus Vulgaris, Voodoo Lilly (ドラキュラと読めないこともないラテン語だろうか。とにかくヴードゥ・ユリという恐ろし気な名前。中心の黒っぽい花芯が30センチもある。

 

 

 

 

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オープンガーデン Day 2 ケンジントン・ルーフガーデン

2016-09-16 11:51:15 | ロンドン周辺

2日目は日本人の友達と一日中見て回ることにしてまず最初はケンジントン(最高級地)にあるルーフガーデンへ。ここは1933年にデパートが建てられ5年後その屋上をルーフガーデンに設計した人が ラルフ・ハンコックという人、この人の標識がガーデンの壁の一部に貼られている。

今現在ではバージン系列の所有地で、彼らが顧客をもてなしていないときは見物に行くことができるという。このオープンガーデンのイベントでは日曜日朝8時から11時までしかオープンしていない。

そんなことだから日曜日朝は始発電車でヴィクトリア駅まで行き友達と合流してケンジントンのビルの入り口にたどり着いたときはもう8時半、あまり見物客が入っていなかったからすぐに7階のガーデンに着いた。

 

 前日に3か所のルーフガーデンを見ているがこんなに素敵な庭は見たことがない。もちろん手入れの良さもあるが設計が素晴らしい。チューダー様式からスパニッシュガーデンとウッドランドガーデンの3つに分かれている。

 

 入ったばかりのテラスに這って咲いている花は初めて見たので、近くで働いていた庭師に聞いたところキーウイの花だという。キーウイがロンドンで花をつけ実が実るとは知らなかった。ここはそれほど暖かいのだろう。日本ではどこにでもあるつゆ草も英国では珍しい。

 

 7階から見えるのは上2枚の写真だけ。ここは眺望がよくない。庭の周囲が壁でさえぎられているからで、もう一階上に上がれば見えるがここは禁止されていた。

 

 庭の植物も亜熱帯に近いものが多かった。

 

 スパニッシュガーデンにはオレンジが実っている。

  

 ガーデンの案内書には4羽と書いてあるが3羽のフラミンゴがいて真冬はどうするのだろうかと心配になった。アヒルの子供たちはまだ産毛から変わっていなくて皆固まって暖を取っているように見える。

 

 置物のように見えたオシドリが急に動いて初めて生きているのだと分かった。庭師の話ではこの庭の土は60センチだけとのことでよくぞこんなに大きな木が育つものだと感心した。根がどれほど遠くまで横に伸びているのだろう。

 

感激してこのガーデンを後にするエレベーターの中で知り合ったおじいさんが、この庭が一番、2番目はバージーガーデンだと教えてくれた。だから今日は必ずそこへ行こうと話し合った。

 

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オープンガーデン Day 1

2016-09-16 00:21:44 | ロンドン周辺

 ロンドンには毎年恒例のオープンガーデンというイベントがあり、普通一般人が入れないプライベートな庭園が一般公開される。今年も6月中旬に開かれるのを知ってすぐインターネットで入場券を購入した。

6月18日土曜日は、サンドイッチとお茶をポットに入れてリュックをかづいて早朝出発。(ちなみに亭主は興味がなくてパス)

 

 最初の目的地はドックランドでここには築2年のルーフガーデンがあるという。案内書を頼りに新しいビルの4階に行くと素晴らしく整備された庭についた。この庭のテーマは片一方はアジア系の植物でもう一方はニュージーランド系の植物が植えられてある。このきれいな花は初めて見たが葉の形からするとシャクナゲの一種らしい。

 

 

 竹林やヤツデ,南天の木があったり、ニュージーランドの巨大なシダが生き生きと育っている。屋根は半分ガラスでおおわれているが半分はオープンで周囲の工事現場の物音や空行く飛行機の爆音がうるさい。オフィスで働く人たちの憩いの場所なのだろうか、どこにも案内看板もないから観光客には絶対たどり着けない庭だ。

 

 ドックランドから地下鉄でグリーンパークへ、そこから歩いてマールバラーハウス(Marlborough house)へ行った。行ってみてここは以前にも来たことがあると思い出した。建物は1709年にクリストファー・レンによって設計され以前は貴族の屋敷だったらしいが、現在Commonwealth(英連邦)のメインオフィスになっている。前庭はだだっ広い芝生でその周囲に花が咲いているくらいであまり見るものがない。

  

 

 

 こんな高層フラットの通りが四方を囲む真ん中の四角の庭などはその住人だけの憩いの場所で、普通一般人は入れない。この日だけは開いているところもあって4か所ほども電車・バスを利用して歩き回った。

  

 

 

 皆それぞれ工夫して狭いスクエアーを楽しめる空間にしている。こんなプライベートな庭園にも優劣があり、ある庭園はもう3回もロンドンガーデン・スクエアーで優勝しているとのことだった。

 

 午後行ったのがロンドン一番の繁華街にあるホテルのルーフ・ガーデンで4階の屋上には樹齢100年くらいのオリーヴの木が巨大な箱で育っていて、そのほかは野菜畑。新鮮な野菜が直接ホテルのキッチンへ運ばれるという。この庭を管理している庭師のお兄さんは畑の土にしても屋根が重量に耐えられるよう軽いものを使っていると言った。

 

 この野菜畑の片隅には蜂の巣箱があり蜂はロンドン中の公園や庭などから蜜を運んでくるという。

最後に行ったのがセントポールの川向かいにある真新しいビルでブルーフィン・ルーフガーデンという。7階のルーフガーデンはそれほど感激するほどでもないが、ここからの眺望がすばらしい。

 

 

眼下に新しく出来上がったばかりのテートモダーンの非常に変わった建物が見える。

このブルーフィンのビルも平日は一般公開されていなくてこのビルで働く人たちだけに使われているという。

 

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ドックランドとペティコートレーン

2016-09-15 22:11:15 | ロンドン周辺

6月のある土曜日、二人でどこかへ出かけよう、そうだ友達の住んでいるロンドン北のエンフィールドヘ行こうと連絡して、駅へ行ったもののロンドンブリッジへ着く電車がなく、近くの駅で30分以上も待ってエンフィールドはあきらめた。 

急遽ドックランドへ行くことに、ここも久しぶりで今年は初めて。ドックランドはサッチャー首相の時に廃墟のドックランドを再開発し、ロンドンと思えないウルトラモダンな地域である。

 

 ドックランドの開発が進んでもう20数年、行く度に新しいビルが建ち、働く人たちの憩いの場が完備されてきている。この高層ビルはオフィス街で住民はカナリーウオーフと呼ばれる中心地には住んでいない。

 

 土曜日のせいでオフィス街は静まり返って、ベンチで寝転がって本を読んでいる人えらいリラックスしてますねー。

 

たいしてみるものがないとあきらめて、地下鉄駅に行ってペチコートレーンはどうやって行くのかを駅員に聞いたところ、観光客と間違われたらしくとっても親切に教えてくれた。

 

 

 

 

 ペチコートレーンはノッティングヒル駅から歩いて10分ほど、通りは人でごった返していて売っているものはごみに近い中古品や骨董品、これじゃ家の近くのマーケットのほうがずっといいと写真もほとんど撮らずに人ごみをぬって歩いた。

 

 花屋さんやパン屋さんはどこで見ても楽しくうれしく写真も撮り甲斐があるというもの。

 

 ショーウインドーにアリスの不思議な国の絵がかいてある面白い茶道具を見つけた。チェルシーのウィッタードは高級紅茶、コーヒー、チョコレートを売る店でだからこんな面白い茶道具も売りに出しているらしい。

 

 マーケットのストリートを一歩外れるだけで真っ白のアカシアの花が満開の静かな通りが伸びている。帰りはダブルデカバスの二階の一番前に陣取りチャリングクロスにつくまでに2時間もかかった。オックスフォードストリートを通っているころには雨が降り出し窓がにじんでいる。

 

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ボーデヒル ガーデン(Borde Hill Garden)その3

2016-09-15 18:20:41 | 英国内旅行

 森から帰ってきた道の一画は Garden of Allah(アラーの庭)と呼ばれる地域。いろいろなオブジェがあちこちにあった。

 

 

 

木陰の草原に巨大な枯れ葉が落ちている、珍しいなと近寄ってみたらやっぱり誰かのオブジェだった。Autumn(秋)という題名。隣の写真のシャクナゲはつぼみは赤く花は薄黄色で私の大好きな花、以前高いお金を払って一鉢買ってみたが大事のあまり水のやりすぎで、溺死してしまった。それ以来シャクナゲはあきらめた。

 

 

 いろいろなアイデアがあるものだと感心するシカのオブジェ、笑いを誘う太ったおばちゃん。

 

 これらの女性像はケイ・シングラという女性の作品、とってもいい。

  

この庭のブローシャーの表紙になっているのがこのアンモナイト・スライス・インサイドで5900ポンドもする。さすが・・・・これが一番素敵だった。

 

 

 えーこれがボタン!!!と驚いたくらいの変わった色と高さ2-3メーターくらいの木になっている。

 

 

 

 

 

ボードヒルハウスの正面だけどそれほど魅力はないね。テレビドラマのダウントン・アビィの見過ぎだからね。

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ボーデヒルガーデン(Borde Hill Garden)その2

2016-09-15 17:16:43 | ロンドン周辺

イタリアンガーデンまでは全体の3分の1しか歩いていない。いろいろなオブジェが面白くて手間取ってしまう。 

 

 

 

大きなとげのある木に咲いている黄色の花は初めて見た。なんの木なのかわからないがその近くのオブジェはBig Momma Seedpod (大きなママの種さや)という。600ポンドというから特別高いとは思われない。

 

 

イタリアンガーデンからは庭はやや下り坂になり桜草の群生、通路わきのオブジェは Evolution (進化)という。なるほど・・・・。

 

 

坂道は Warren Wood(ウォーレンの森)と呼ばれる深い森の中に入っていき、あたり一面巨大なつつじやシャクナゲの木々で花盛り。

 

 

 

  

 

 

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ボーデヒル ガーデン(Borde hill garden )その1

2016-09-14 23:18:35 | ロンドン周辺

4月に帰国の際キャンパーの調子が悪くて苦労してやっと帰ってきた。亭主の友達がエンジンや付属パイプをきれいにする液体があると教えてくれ、5月の晴天の日、それを入れて坂道へ試運転することにした。それでついでならどこか見学できるところをと探したのがサセックスのあまり人に知られていないボーデヒルガーデンだった。

 

 

キャンパーの調子は相変わらず悪かったけれどこのボーデヒルガーデンは素晴らしかった。

200エーカーの庭の真ん中に建つボーデヒルハウスは1598年にスティーブン・ボーデによって建築され、この屋敷は次々と人手に渡った。1893年当時の持ち主ロバート・スティヴンソン・クラーク陸軍大佐が屋敷周囲の庭を整備し、彼の息子のサー・ラルフ・クラークが1965年に庭をチャリティの一環として一般公開に踏み切った。

戦後このような巨大な屋敷を保持運営するには莫大な金額が必要でほとんどの屋敷や城などはナショナルトラストやチャリティに運営を任せているところが多い。

このボーデヒルはガーデンだけを一般公開しているが屋敷は個人所有で入れない。

この近くの村の一角、家の壁を這った藤の花が見事だった。そしてボーデヒルガーデンの中へ入ったところからあらゆる花の色彩に目を奪われた。

 

 

ちょうどつつじやシャクナゲが真っ盛りの季節、あたり一面極彩色、どれを見ても感嘆の声のみ。

 

 

通路わきの下草は白い花の咲いているワイルド・ガーリックで最近はこの葉を高級野菜として売っている。このワイルドガーリックはやや日陰で急速に繁殖するため、この庭ではあらゆるところで花盛りだったし、このガーデンへ来る道端でも繁殖していた。

 

 

馬酔木(あしび)は漢字の通り木の葉を馬が食べると酔ったようになるためこの漢字があてられた。白い花はスズランが連なっているようで可憐だし、新芽の赤がとってもきれい。

 

 

イタリアンガーデンへ行く途中のサウスローンからは屋敷の裏側が見える。いかにも古くて魅力のある建物には見えない。

 

 

5月1日から9月30日まで彫刻作品が庭のあらゆるところに展示され、この庭の案内書には核彫刻作品の売値が書かれてあった。

 

 

イタリアンガーデンの池の真ん中のオブジェはボードヒルガーデンの50周年を記念して特別作られたアクアポイズと呼ぶ。

 

  

 

 

 

 

あまり目立たない花はポルトガルの野生種から移植されたものが多いのに気づいた。個々の一重のボタンが見事だ。

 

 

 

 

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我が家の花・ロンドンの花

2016-09-14 17:30:32 | ロンドン周辺

 

4月半ばに帰国して以来、このブログを書くのが億劫になりもう9月、来週末にはまた7か月の旅に出る計画でアセッてこの数か月の出来事を書く気になった。 

4月から5月初めはここ英国でも桜が満開。いろいろな種類の桜が英国にあると言うことはまた興味深い。右の白い花はポルトガル・ローレルという。この藪のようにになるローレルは1648年にポルトガルから移植され、一般に広まったもので、公園や道路わきに咲いている。我が家のすぐ近くに街路樹として植えられたのはもう10年以上も前だけれど、立派な木になって素晴らしい花盛りになる。

 私たちがショッピングに行くときに通る公園に3本生えているこの素敵な木はコウカシアン・エルムという。1760年にロシアのコウカサスから移植されたものでこの木は一目見ただけでそれとわかる特徴がある。短い幹から細い枝が無数に分かれて非常に形が良い。逆さまにすれば巨人の箒になりそう。いつもこの木を見る度に形の良さに感激する。

 

春には前後の庭に一面に咲きだすブルーベルは公園や道端などの野生に咲く花よりも花のサイズが大きくて立派。特別手入れをしているわけでもないが肥料が良いのだろうと思われる。

もう10年以上前に植えたサクランボのなる桜の木は、大きくならないように伸びる枝をいつも切っているので、幹ばかり太くなっても木の高さは2.5メータくらい、今年は沢山花が咲き大きなサクランボが沢山なったがわたしの口に入ったのは2個だけだった。実が完全に実る前に全部ブラックバードに盗まれてしまった。

 

  

5月には前庭のボタンが25も花開いた。2週間以内に殆どは開花してあっけなく散ってしまった。オレンジ色のオリエンタルポピーは多年草で毎年苗が増えていき今年も一面に花開いた。

 

ピンクのシスタスはもう20年も我が家の前庭で花開くが、この花は一日で散ってしまうので切り花にはならない。ポルトガルでは3、4月が開花期だけれどロンドンでは6月に開花する。ポルトガルの白いシスタスが懐かしい。

この春買ったこの素敵なアイリスは一本の茎から花が5つ次々咲いた。一本の苗からどんどん増やしてもっと花を楽しみたいものだ。

 

  

今年たった2本だけ勝手に生えて花開いたこのケシは、数年前庭一面に咲いたのに種をまいても必ず芽が出るとは限らない。それなのに急にどこか予想していない鉢の隅などから勝手に伸びて咲いたりする。ガクアジサイのピンクはこの春買ったもので、我が庭にはアジサイが7種類に増えた。

 

 

 

温室の中のクジャクサボテンがいっぱい花開いた。クジャクサボテンはどんどん増えて温室中がこれらの鉢で埋まっている。 

 

 

友達からもらったホヤはもう5,6年たっているからあまりに大きくなり植え替えのためにつるを洗濯紐につるして大きな鉢に移し替えた。ホヤはマレーシア原産でこの花はプラスチックで人工的に作られたように見える。初めてこの花を見た時にはこの世にこんな花があるのかと本当に驚いたものだ。

英語でジャポニカアネモネと呼ばれるピンクのシュウメイギクは今年は素晴らしく咲き誇った。冬には枯れた茎が汚らしいから旅に出掛ける前に葉も茎も根元から切り取り来年に備えた。

 庭や花の手入れは年とともの大変な苦労になってくるが、それでも毎朝庭を歩き花や鉢を覗くのが楽しくて、また来年にどんな花を植えようかと思うのもうれしい。

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