Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

Japan Foundation の映画

2019-08-22 23:08:31 | 日記19

もう10年ほど前から名前を登録していたJapan Foundation では毎年夏に日本の映画を見せてくれる。一昨年まではNHKのドキュメンタリーだったり日本の高校生のストーリーだったり、猫侍の映画だったりしたが、あまり記憶に残っていない。特記事項はこれらが全部無料だということ。事前に送られたメールでの映画案内に、予約を入れて電子チケットをプリントしておくこと。

昨年8月のある土曜日、3本建ての漫画映画が上映された。ほかの映画は思い出せないが中の一つの漫画映画がとっても気に入った。漫画なんてという思いで友達と行ったのだけれど、画面の美しさには目を見張る思いがした。その映画 思い出ぽろぽろ(Only Yesterday) は子供時代の思い出に中で好きな男の子から声をかけられただけで舞い上がってしまう女の子、天にも昇る気持ちをそのまま映像にしたのはやっぱり漫画だから。ストーリーも良かったし一番思い出に残っている。

今年6月末の土曜日には日本映画4本立て、予約を入れたのがメールが来た6時間後くらいで一本だけ満杯で予約が取れなかった。

この日はロンドンでは今年初めての晴天で気温も30度を超え暑い日だった。午後12時半から夜9時半までソーホホテルの地下映画館での上映。暑いから薄着でサンダル履き、ランチにはおにぎりを持って映画が始まる前に食べて入場。暑いからと冷房がガンガン効いていてまず第一上映の福福ふくちゃんで、のどが痛くなり手足は冷えて、次の映画の上映間に30分ほどあったから、ホテルの外へ出て太陽にあたり手足の冷えをほぐす有様。これじゃまるで爬虫類だと笑っていた。

福福ふくちゃんは太った男の子が学校時代にからかわれ、いじめられ、大人になって気のいい男で忘れていたころにいじめた女の子が訪ねてくる物語。主人公の男ふくちゃんは実際は女性のコメディアンだと知りもっと驚いた。心温まる映画だった。

さて2番目はタヌキ御殿のタヌキ姫、寒くて面白くなくて途中で寝てしまったけれど、新聞を膝に置いて寒さを和らげ、早く終わらないかとイライラしていた。

そしてこの日のハイライトがTermae Romae (ローマの風呂)皆さん知っていたのらしい。この映画だけは満杯で予約が取れなかったから。でも久しぶりの暑さで映画へ来ない人もいたらしく、受付でどこでも空いているところで見たいと頼んだら、快く入れてくれた。

こんなに面白い映画を見たのは久しぶり。実際は漫画から映画に造られたと知って感心した。最高だった。

次の映画の間に1時間ほど待ち時間があり町を歩いてハンバーガーと熱いコーヒーで一息ついてみた映画はタイトルも思い出せないくらいつまらなかった。

映画が終わって帰宅時には寒さで震え、それから2週間もひどい風邪に悩まされた。

この国各家庭に冷房なぞ入っていない。扇風機のある家庭もそんなにないだろう。オフィスやスーパーなどでは冷房が当たり前になっているけど。

今年は大英博物館でも漫画を上映するくらいだったから8月17日の土曜日にまた漫画3本建てのオファーが来た。今度はすぐ予約を入れた後友達に行けるかどうかを聞いたくらい早かった。

場所も同じソーホ―ホテルの地下映画会場。この日はもうあの暑さは去って朝夕寒く感じるほど、おまけに曇り空だったけれど、先の冷房で懲りたから厚地の上着に厚地のパンツ、ソックス、靴でおまけに冬用のポンチョも持って出かけた。

冷房はあれほど冷たくしてなかったが昼の1時15分から夜8時まで、やっぱりじっと座っていると寒くなってくる。この日の映画はオリジナルが全部漫画から映画にしたもので全然期待していなかった。

まず第一上映犬屋敷が息をつかせぬ面白さ、人間がサイボーグに変化するなどの理不尽さもこれが漫画と思えばすんなり受け入れられる。それでいながら実社会の映像もしっかり入っていて漫画だとは思えない。

すっかり感心して日本のアニメは世界一がよーくわかった。

後の2本は犬屋敷にすっかり心を奪われた私たち二人には、記憶に残らず帰ってきた。

漫画だからと馬鹿にしてはいけない。素晴らしいエンターティンメントだ。

 

 

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ナタリア・ゴンチャロヴァ( Natalia Goncharova)の展覧会

2019-08-21 22:40:59 | 日記19

6月6日から9月8日までテート・モダーンではロシア人女性ナタリア・ゴンチャロヴァの絵の展覧会をやっていた。

 

 

このポスターが面白い。

 

 

1881年ロシアで生まれたナタリーは裕福な家庭で育った。モスクワから200マイル離れた田舎で家族は貴族だった。彼女の絵は色彩が豊かでゴーギャンを思わせる。

彼女の初期の作品は田舎の生活を描いており、一生ロシアの伝統的な色彩とアートをインスピレーションにした。

 

オレンジ色の百合の花を抱いた自画像。

 

色彩が素晴らしくきれい。

 

 

 

 

ギャラリーの1-2の部屋では上に載せたロシアの風景や働く人々を描いている。

 

 

彼女はデザイナーでもあり、早期のフランスの印象派の影響を受けていた。33歳時にパリに移った。

 

彼女はこのような宗教画も描いた。モスクワで建築、彫刻、絵画の学校で知り合ったボーイフレンド・ミケイル・ラリオノフと一生連れ添った。

 

1900年初期の演劇やバレーなどの衣装のデザインもやっていた。

1900年ごろの作品はモダーンになって行った。

 

 

このモダーンな絵を見ていると私の乱視のの目がますます可笑しくなりそうだった。

 

 

 

1920年代のファッションのデザイン。

 

 

 

 

素敵な屏風。

 

1922年に描かれたモダンな絵―水浴者たち。

 

 

 

 

彼女は劇場の衣装のデザインや、バレーの衣装のデザインも手がけた。

彼女は1962年81歳でパリで亡くなった。

 

 

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ロンドンそぞろ歩き

2019-08-21 00:47:08 | 日記19

この頃にわか雨の多い天気の日が続き、朝夕は寒い。

今朝10時半過ぎ、電車でチャリングクロス駅へ出かけた。風が冷たくコートを着ていなかったから、寒がり屋の亭主は身を縮ませて歩いていた。ピカデリーサーカスまでは歩いても大した距離ではない。

 

ウィークデイの今日はトラファルガー広場には割と人出が少ない。あちこちでパフォーマーが何かを演じたり描いたりしている。

 

 

 

 

地面に各国国旗を描いてお金を貰おうとする人。

 

 

噴水の周りも人出は少ない。

ナショナルギャラリーは無料でここの絵画の収集はものすごいらしい。

第2次世界大戦中、このギャラリーは数回の空襲を受け大いに破壊された。しかし戦争初期に絵画の大移送を行って、ウエールズの山中大きな洞窟にほとんど全部を隠したとのテレビドキュメンタリーを見たことがあった。絵画はその当時から宝物だったことが良く分かる。

 

ナショナルギャラリーの新館セインスベリーウイングは手荷物などの検査が厳しく、長い行列ができていた。

 

コベントガーデンの近く、壁が植物で埋まっているこの建物。一体どうやって水やりや手入れをするのだろうか?

 

遠くからでも目に付くこの巨大な建物は、フリーメイソンズ・ホールと呼ぶ。数年前オープンハウス(官公庁や個人の大邸宅などを1年に1回だけ公開する)でこの建物の中へ入ったことがあった。大富豪や王侯貴族階級の男性だけで組織されたフリーメイソンは、行って見てもいったい何をするのを目的に造られたのか判らなかった。何となく秘密結社的なところがあって、最近よく耳にする小児愛好者でもいるのじゃないかと胡散臭い。

 

 

道端にこんなにきれいな石が置いてあった。 石を撫でていく人や座り込んでいる人などそれぞれ触りたくなるような磨かれたところがいい。これだけ大きいと誰も盗んでいかない。

 

 

ホルボーンのリンカーンイン・ホールは巨大な建物で、門を見るまで思い出せなかったが、ここの庭はこれも一年に1回だけ一般公開されるオープンガーデンで入ったことがあった。

4-5年前日本人の友達3人でこの門に達した時は、もう閉まる寸前、友達の一人が私たちここの庭を見るためにわざわざ日本から来たのよと言ったら、入れてくれた。建物の割には全然大した庭ではなかった。

 

このホルボーンからフリートストリートにかけては素晴らしい建物が目白押し。

 

 

この巨大で華麗な建築物はRoyal Courts of Justice(王立裁判所)の後ろ側だった。

 

 

鉄柵の上にもこんな金色のライオン像。

この辺りからテームス川べりのテンプルまでは法曹界の有名無名の人たちで作られたホールや建物で埋まっている。

両脇大きなビルに押しつぶられそうな建物の幅が入り口の幅と同じ変わった建物。

私だけでなく観光客らしき人たちも写真を撮っていた。

 

フリートストリートは出版社特に新聞社が集まっていることで知られている。オープンデッキの観光バスが走っている。

 

 

こんな賑やかな通りの一隅にセイント・ブライデス・チャーチというのがあって入って見た。2-3人の老婦人がいただけで閑散としていた。

 

 

 

 

 

ブラックフライアーの駅のプラットフォームはテームス川の北側から南側に架かっており、そのプラットフォームからタワーブリッジ、現在ロンドンで一番高いシャード、旧発電所を改造したテート・モダーン(美術館)、シティの高層ビルが、一望に見渡せる。

 

 

セント・ポールから真っ直ぐ降りて渡る橋は歩道橋のミレニアム・ブリッジ。 この橋は2000年祭を記念して作られたが、出来上がって一般客が詰めかけると横揺れがひどくなり改築に1年かかった。一般にはウォブリ―ブリッジとよばれている。

 

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果物の夏

2019-08-20 19:11:53 | 日記19

2週間前、ロンドンの北に住む友達のところへ遊びに行った。

彼女の家の近くに広大な公園がある。彼女はあそこにあるのがもしかしてグリーンゲージかもしれない。というのでちょうどそこにいた友達4人で見に行った。

巨大な木に鈴なりのグリーンゲージはまだ硬くて、そのまま食べるには酸っぱすぎた。それでも硬いのを袋いっぱい採って帰宅、半分に切って種を出しはちみつに漬けた。硬いはちみつが酸っぱい実に触れて果汁がにじみ出て、おいしい飲み物が出来そうだ。

10日後の先週また行って今度は少しは柔らかくなっていると先週の倍以上の実を採ってきた。この公園ではたぶん誰もこの実が食べられるものとは思っていないらしい。

 

 

今度はまた種を取りウォッカと砂糖で漬けた。梅酒の代わりにと思っている。

2016年に漬けたダムソンのウオッカ漬けが見つかり、実を一つ食べただけで体が熱くなってきた。こんなにたくさん誰が食べるのだろうか?

近所の年寄り夫婦の裏庭にはダムソンの木が生え茂り、毎年8月採りにお出でと言われている。

バケツに半分くらいとってきて,洗った実を2箱詰めて冷凍した。解凍してそのまま食べてもおいしい。残りは全部過熱して種を取りジュースにして冷凍。解凍後に寒天で固めるとおいしいデザートになる。

 

 

近くの無人駅の柵の中に巨大なリンゴの木がある。春先は素晴らしいピンクの花が咲き、今では真っ赤なリンゴが鈴なり。

数年前駅員に聞いたところこの木は駅のだから、欲しい人は取っていきなさいと言われた。

 

 

日曜日、線路工事のお陰で電車は通らず、人気が無いから亭主とリンゴ取りに行った。

このかご山盛りいっぱいに採ってきて、食べてみたらあまりおいしくない。甘味が少なく実が硬いだけ。仕方がないから隣の小さな子供たちにと半分持っていき、親からは喜ばれたけれど子供たちが喜ぶかどうか?

リンゴのケーキでも作って消化しなければならない。

 

 

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ケントのNHSの現状その2

2019-08-20 17:40:43 | 日記19

6月に亭主ポールが救急車で病院へ送られた。6月6日のケントのNHS 事情

https://blog.goo.ne.jp/reikoh6/e/c6bc84d9206a126310e70679ad41cd70

私がここで特にケントと書き加えているのは、全国民無料で医療が受けられるNHS も非常に無理がいって、てあちこちでゆがみが出てきているため、必ず国民全員がハッピーではないらしい。特にGP (家庭医)に予約をとるまでに1-2週間もかかる現状だという。私たちが住むケント州のNHS という但し書きをしているわけ。

そんな中でポールは本当に恵まれていると思うしかない。

病院で各種検査をしてもらったが、頭に異常は見られなかった。その時胸のレントゲンを撮ってもらった後に、肺の専門医から連絡があり、スキャンやペッツスキャン,肺穿刺などの検査がほとんど毎週行われ、昨日(8月19日)とうとうその結果が出た。

10年前に肺がんの手術を受けて、それ以降一度も問題なく今まで来たため、肺の検査はしていなかった。6月に変な頭の発作が無ければ、いまだに誰も彼がまた肺がんに侵されていることなど知らなかっただろう。

 今回も左肺下に影があり、最悪は肺中央部近くのリンパ腺に転移が見られるという。

今日の午後ガイズホスピタル( ロンドンブリッジ近くの大病院でポールが肺の手術をしてもらったところ。)からの電話で、来週火曜日に放射線専門医と治療の話をするという。

こんなに手早く連絡が行き、どんな年寄りでもこうして手厚い治療が、無料で受けられるとはさすがNHSではないか。

各種検査でも携わるナースも医者も大変親切で、高ぶったところがない。亭主は肺穿刺を受けたときも、もし失敗して出血多量で死ぬなどと言うことがあっても決して病院や医者に文句を言ってはいけないと言った。英国のNHS は世界一だと心から信じている。

 

 

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米寿の祝い

2019-08-12 16:23:59 | 日記19

8月8日は我が亭主ポールの88歳の誕生日だった。痴呆にもならず元気にヨーロッパをキャンパーを運転して走り回っている亭主には、感謝を込めて以前から娘と米寿の祝いをしようと計画していた。

 

8月8日には娘からこんな面白いバースディカードが届いて二人で大いに笑った。よくぞこれだけ考えたものだ。

誕生パーティは10日の土曜日に計画していた。

 

 

9日にはお花のエキスパートの友人が庭で採れたお花をアレンジしたものだと花瓶2瓶にこんな素晴らしいお花を生けて遠くケントから運んでくれた。

 

2年前に娘夫婦が改築改装した彼らの家でパーティの準備。

 

アールグレイの紅茶とジンをベースにしたカクテルを皆に飲ませたいと娘が準備している。

前日に採れたイチジクもこれを目的に来る日本人の友達もいて50個くらいディスプレイ。

 

 

この日のパーティのテーマは海辺のホリデー、ポールの大好きなフィシュ&チップスを中心に貝やタコやエビなどを娘が準備した。友達皆には水着で来てほしいというのを忘れて残念!!!

 

 

 総勢25人の賑やかなパーティだった。

 

娘がオーダーしてくれた船型ケーキは大人気、88のキャンドルに火がともされて、Happy Birthday の大合唱。

 

孫に手伝ってもらってキャンドルの火を消し、皆大いに楽しんだ。

 

 

海辺ではこんなエンターティンメントもある。

ポールは生まれて初めて誕生日のパーティをしてもらったと大喜び。元気で長生きをした人こそ誕生日は本当にうれしいものだ。それがたくさんの人がお祝いしてくれて、まさにこの日は最高の日だった。

 

 

 

この土曜日、大雨強風の警告が出ていた。雨は降らなかったが、風が強かった。

帰りの車の中から街路樹がねじ切れたように、折れて倒れているのを見て風の威力に目を見張った。

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大英博物館の漫画展

2019-08-06 17:51:49 | 日記19
昨日の朝は寒かった。8月に入ってから朝はいつも寒くて午後になってやっと太陽が出て暑くなってくる。朝10時近くの電車でロンドン市内へ出かけるのに慌ててコートを忘れ、半そでのワンピース一枚だったから、地下鉄を降りて小雨が降ってる中慌ててMuji( 無地)のお店へ駆け込んだ。


11時5分前、大英博物館の外門へ近づいて正門から100メートル以上の道路にたくさんの人。団体客がどこかへ行くのだろうと思っていたら皆博物館へ入るのに行列を作っていて驚いた。
 


私はフランスから来た友達とメンバーのカードを持っていたので、列を作らなくても中に入れた。
こんなにたくさんの人が毎日入場してくるのも、ここは無料だからで、特別展だけが有料だ。


門の中に入っても手荷物検査のためジグザグの列が込み合っている。
こんなに長い行列を見たのは初めてだった。





割合広々としている会場の入り口付近、昔懐かしい手塚修氏のインタビュービデオがあって、彼は江戸時代の鳥獣戯画が彼の漫画の基本になっていると語っていた。思ってもみなかったのに漫画は江戸時代に造られたという。




こんなおどろおどろしい絵なども昔からの漫画だったわけ。



私の子供時代は鉄腕アトムの世界、アトムを知らない日本人はいなかっただろうと思う。
子供のころ兄弟が漫画を読んでいると、漫画ばかり読んで!少しは本を読んで勉強しろ!!。と父の怒声が飛んだ。私には 本ばかり読んで!たまにはかーちゃんの手伝いをしろ。!!それで漫画は一番害毒のように扱われ、いつも父のいないときに隠れて読むようになった。

当時の懐かしいカムイ伝など今でも歴史の一コマのように思える。



1972年に英国へきてしまったからそれ以降の新しい漫画は見たことがない。


会場の巨大なオブジェは何だろうと思っていたら、


こんな漫画から作られたものだと判った。


昨年夏Japan Fundation が見せてくれた漫画映画Only Yesterday. (思い出ぽろぽろ)にはとっても感激した。絵が大変きれいで、ストーリーも優しい。
あれで日本の漫画は最高だと友達とも話し合っていた。それ以来漫画映画は私の楽しみの一つになった。

メンバーだと無料だけれどこの特物展入場に一人25ポンドもするそう。漫画は今や世界中の若者たちのエンターテインメントだから人気もあったが、会場の広さの割には入場者は少なかった。

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再び我が家の庭

2019-08-06 15:40:47 | 日記19

数年前挿し木で大きくなったアジサイを植える時に、土の中に赤色を青に替える薬を混ぜた。それが今年ももうアジサイが終わるころになってピンクの花の下に薄青い色の花が3つ咲き出した。

これで来年はもっとたくさん薬を混ぜて青い花を咲かせてみよう。

 

 

もう10年以上も前、インターネットで取り寄せたアジサイは日本の美女だとのことで4本のアジサイに、勝子や真理子などと名前が付いていた。大きくなって大事にしていたのに次第に枯れて行って残ったのがこの一株、ただ一輪だけ花を咲かせた。一体なんという名前だったか覚えていないので真理子ちゃんと呼ぼう。

 

 

 

アジサイの盛りは過ぎたが今はシュウメイギクが真っ盛り。背が高くなってアジサイの鉢の間から背伸びしている。

 先日マーケットで買った茄子がとっても面白くて写真を撮ってみた。居間のガラクタが映っているから庭に出して椅子の上に座らせて採ってみたが全然面白くない。仕方がないからガラクタも一緒に。

 

二階のバスルームの窓にこんなにきれいな蝶が迷い込んだ。こんなに近くで写真を撮れるのは今しかないとシャッターを押し続けた。

亭主が窓の一番上からそっと放してやった。

 

 

数年前、ドイツ系のスーパーマーケットで大きな苗を買ったグリンゲージは今年初めて19個の実をつけた。ほとんど毎日見回って数を数えていたのに、ある日9個になっているのを発見。

10個はリスに食べられたに違いない。グリンゲージは時々露天マーケットに出ることもあるが、ほとんど見かけない。もう20年ほど前に一度だけ買ってみてあまりのおいしさに目を丸くした。グリーンのイメージは酸っぱさしか思えないがしっかり熟れた実は甘くておいしい。

9個のうちただ1個だけ亭主に無理に食べさせた。初物は45日長生きするという言い伝え、この分で行くと45日以前にもまた初物が出てくるから長生きできそう。

 

我が家から50メーターほど離れた通りのプラムの木に毎年実が鈴なりになる。誰も採らないで熟れた実が歩道に落ちて汚らしい。フルーツ採りの長い道具を持って行ってこれだけ採ってきた。

まだ実が硬くて酸っぱいのは種をとって塩漬けにし、やや柔らかいのは種をとってはちみつに漬け込んだ。

 

 

7月末から庭のイチジクが熟して食べごろになった。毎日隣近所に配って喜ばれたが、今朝は最高これだけ採れた。もちろん全部食べられないから、明日は友達のところへ持っていこう。このグリーンのイチジクはイタリア原産、我が家の庭がよほど適していたらしく、まるでジャングルのようになっている。

 

 

このクッキングアップルはこの家に引っ越した時にもう巨大になっていた。それで20数年の間に温室をすっぽり覆ってしまい、温室に太陽が当たらなくなってしまった。

毎年大量の実をつけ虫食いはボロボロ落ちて足の踏み場がないほど。アップルパイやケーキに混ぜ込むととってもおいしい。これも隣近所や友達に引き取ってもらっている。



 八重咲のタチアオイは以前から欲しくて種を買って植えてみたけど一本も芽が出なかった。このタチアオイは昨年春スーパーで買ったもので2年草のこれは今年初めて花が咲いた。種を取りたいと思ったが花が終わると花茎から腐ってしまい種にならない。毎年花が咲いてくれればよいが、来年も芽が出るか心もとない。でも花は本当にきれいだと思う。

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