Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ぎっくり腰と暖冬の話

2020-11-24 21:30:15 | ロンドン周辺

先週木曜日の朝、着替えてソックスをはいて立ち上がった瞬間、ぎっくり腰になってしまった。今年の2月にも一度なっているから癖になっているらしい。

午前中ずっと腰に湯たんぽを当てて椅子に座ったきりだったが痛みは治まらず、腰を曲げて歩くのは全くどこかのお婆さんと一緒。

とうとう娘に電話して、パトリックに迎えに来てもらった。一日で治るはずはないから、パジャマと歯ブラシ、そしてアイパッドも持って行った。

娘は安楽椅子をジュードの遊び部屋の巨大なテレビの前に設置し、私は丸2日間その椅子で日本の漫画やドラマを見て過ごした。

 

 

夕方ジュードが学校から帰ってくると、花束を持ってきてくれ、水につけておいてね。と頼むと花瓶に入れて椅子のそばに置いてくれた。

そして 枕はいるかい? と小さなクッションをあてがってくれとっても優しい。一緒に日本のマンガ この世界の片隅で と言う広島、呉の戦時中の映画を見た。とっても良い漫画で彼の教育にもなったと思う。

娘夫婦はとっても大事にしてくれ、夕食前にはワインが出、食事も上げ膳据え膳。そして二日とも裏庭のジャクジーで1時間近く暖まり、腰痛がずいぶん楽になった土曜日のお昼に送ってもらった。

 2日間止まっている間、玄関のドアーをロックしなかったと心配して入ったら中のドアも閉めてなくて20センチも開けっ放し。木曜日の朝どんなに痛くて焦っていたことか。泥棒に入られなくてほっと胸をなでおろした。

 

昨日腰の痛みは無くなりまっすぐ歩けるから、歩いて15分ほどのスーパーへショッピングに行った。、その途中の道に桜の花が満開。

 

 

 

手前の若木は今春植えたばかりらしく添え木2本で固定され,満開。

 

こんな11月に咲き誇って来春咲くのだろうか?それに今の時期咲いても華やかさが感じられないのは私だけかしら?

 

後ろの桜の木は住宅の前庭の大木で花は小さく大して目立たない。

今年の11月はずいぶん暖かく、10月に植えたアイリスはもう10センチ以上にも伸びていて1-2月の厳寒期を過ごせるか心配。それに10月末に植えた水仙も芽が出始めて、霜が入りたらダメになるかもと心配で、庭の落ち葉をしっかりかぶせて保護している。

お花はこうして守ってあげられるが、小鳥たちが時期を間違え巣づくりして雛がかえったなら、厳寒期をどうして、やり過ごすことができようか?

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ヒーヴァー城 ( Hever Castle)

2020-11-19 06:40:45 | ロンドン周辺

先週土曜日から天気は悪化し日曜日は一日中雨との天気予報だった。それでも一週間前にこのお城の予約をしてしまったので、土曜夜にはおにぎりを作って出かける用意をしていた。

それと言うのも孫のジュードのクラスでは、毎週末一人づつ白い熊さん(ベンジーベアと呼ぶ)と一冊のノートが預けられ、その一ページに週末の出来事を書き込み、写真を張らなければならない。

写真をたくさん張っておけば書くところが少なくて済むとの娘の提案で、一家総出でヒヴァー城へ出かけることになった。

 

朝から雨が降り続いて一家皆がレインコートを着ての出発。ベンジーベアも黄色のレインコートを着ている。

 

このお城は13世紀に造られたボリン家の城でヘンリー8世の2番目の妻アン・ボリンが子供時代を過ごしたことで有名、アンの父親が逝去後はヘンリー8世の持ち城になった。

でもジュードにとってはアンもヘンリーも興味なし。ここには大きな3階建ての子供の遊び場があり、元気いっぱいの子供たちで大騒ぎ。

 

コロナの影響で入場も予約し時間制限でお昼12時半には午前の部の子供たちは退場しなければならない。お城についてすぐ雨が上がり4時間ほどは青空が出てきたから、家族連れでいっぱいだった。

いろいろな動物の恰好や面白い庭木にはクリスマスデコレーションの準備に電球が張り巡らされている。

 

 

小さいお城だが、お城の後ろの家屋ではインターネットで予約すればベッド & ブレックファースト (BB)で泊まれるそうだ。

12時半でお遊びができなくなって、お城の前のベンチで持って行ったおにぎりやお菓子を食べて、湖畔の散歩。雨上がりで道はぬかるんで汚いこと。長靴のジュードは水たまりで大喜び。

 

 

今回初めて行った湖畔の奥に赤い鳥居と水に浮かんでいる小さな日本家屋?片隅に年寄り2人がマスクで座ってお喋りしているから一回りもできず、早々に引き上げてきた。

もう秋も中盤、あたり一面の木々は黄葉で紅葉だけは見られない。

帰り際激しい土砂降りの雨で、急いで車に駆け込んだ。

 

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孫と友達

2020-11-15 07:32:53 | ロンドン周辺

今日土曜日、何もすることがない。朝起きてすぐリビングルームでサーキットトレーニング20分をこなして、朝食。昨日ショッピングに行って一週間分の食料を買ってきた。誰とも話さないで、だれとも会わないで一日終わるのだろうか。

先週買ってきた大根を塩漬けにしておいたのを娘からもらった米ぬかに入れて塩水を足しぬか漬けに。数日すればおいしくなるだろうと期待する。

本当は昨日湖水地方の英国人の友達から送られてきた500グラムの毛糸で何か作ればいいのだろうが、いったい何を作ろうかと思案中。

ラップトップのユーチューブで日本の園芸のヒントなど見ていたら、娘婿のパットリックから電話が入って、今から孫と遊びに行くという。今日は天気が悪くてどこへも行けず、おまけにロックダウンで友達を呼ぶこともできないから、飽き飽きしていたらしい。

20分後にやってきた孫はまず最初からキャンパーで遊ぶのだという。パトリックは孫を私に任せてわが家でのんびりしている。

孫のジュードは先週初めてキャンパーで遊んでよほど嬉しかったらしい。バンクベッドに上ってカーテンを閉めたり開けたり上がったり下がったり少しもじっとしていない。

隣の7歳になる娘がキャンパーの窓すぐ近くへやってきた。半そでのパジャマ姿で寒いだろうからキャンパーへ入る?と聞いたら大喜びでやってきた。

ジュードが助手席の窓を開けていたので寒いから早く閉めてと言ったら、急いで窓を閉めるハンドルを回している。隣りの娘は 窓を閉めるのに電動じゃないの? と聞くから この車は古いから電動じゃない。と答えたら あなたの頃は電気が発明されてなかったの? と聞かれて答えに困った。あとで娘夫婦と大笑いをしてしまった。

隣りの娘とジュードは1歳半ほど違うが、会話を聞いてもほとんどお互い話していることが通じていないように見える。それでいながら二人で1時間も遊んでいたから子供って不思議なものだ。ただ一度だけ話している内容に驚いたのは二人がキャンパーの運転席と助手席に座って、安全ベルトをしての会話。キャンパーを運転してどこへ行くの?と聞いたら、 うーん今考え中.アメリカだけは行きたくないなー とジュード、どうして と聞いたらドナルドトランプがいるから。 あらジョーバイデンが大統領になるのよ、トランプが負けたから とは隣の娘。これが今どきの子供の会話。

午後1時過ぎパトリックが自分の家でランチを食べないかと誘ってくれ、彼の車で行った。昼食をいただいて、裏庭のジャクジーが温度40度になっているからと言われて、雨の中、野球帽をかぶり、水着でおよそ1時間も入っていた。日本の野天風呂と同じみたい。

気持ちよく4時半から始まるNHK の相撲の報道に間に合うよう送ってもらい、なんて素晴らしい土曜日だったろう。優しい娘夫婦に面白い孫、親切な近所の人達、ポールが亡くなっても私は感謝しなければいけない。

 

 

 

 

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相変わらずコロナ禍のこの頃

2020-11-10 12:41:40 | ロンドン周辺

11月5日からまたロックダウンに入った。でも今回は3月の時よりも緩やかで、一人は家族に会えるとのこと。毎週1-2回は娘宅へ行っているが、一切問題ないらしい。学校も普通に開いているから、孫は毎日通学しているし、学校の先生をしている娘も毎日仕事でアップ、アップなのだそうだ。

それにしても毎日の感染者が2万人を超えて、一向に減るように見えない。死者も先週は毎日6-700人ぐらいに増えてきているから、先が見えず暗澹たる思いってこれだろうな。

 

 

3月のロックダウンの時はこの新築中のアパートメント4棟は完全に仕事を取りやめていたが、今回は月曜から土曜日まで突貫工事をしている。来年春には完成しているのではないか。

10月に入ってもう赤くならないトマトを全部取って大鍋に細かく刻んだトマトと大きな玉ねぎ(奥に見える)2個と冷凍してあったクッキングアップルに酢と砂糖でグリーントマトチャツネを作った。大瓶3個分取れ一年中食べれそう。

 

 

冬はシクラメンの季節、近くのスーパーで安く売っていたので、いつもは買わないのに衝動買いをしてしまった。もう1か月近くキッチンの窓際できれいに咲いているから花が少なくなる時期、眺めているだけでも心が和む。

 

英国で曼珠沙華は見たことがないが、10月ころから咲くこのピンクの花はよく似ている。葉はほとんど終わったころにつぼみだけが長く伸びて群生し,花期が長い。もう1か月にもなるのに咲いている。

 

 

裏庭のイチジクの木はほとんど葉が落ちて、この春から伸びた新芽の枝がものすごい。これらの枝に来年は鈴なりの実がなるだろう。もうこれ以上大きくならないでほしいものだ。

 

裏庭の小さな野菜畑で植えているポルトガルのキャベツ。これは2年前に種から植えたもので、大きくなった葉をとってせん切りにして油でいため、そしてお醤油と砂糖で味付けて煮込むとおいしいおかずになる。

どんどん上に伸びて高さ1メーターくらいにもなるが冬の青物のあまりない時期重宝している。友達はお化けキャベツと呼んでいる。春に花が咲き始めると種になるから花芽を取っておけば何年でも育っていつでも食べられる優れもの。

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親切な隣人

2020-11-08 01:57:21 | ロンドン周辺

10月から11月4日まで毎日雨、時には大雨になることもあったが、4日から素晴らしい晴天が続いている。

前庭の垣根が伸びに伸びて、手入れが必要になった。昨年秋には、ポールも体力が無くて電気鋸をもって垣根を切ることもできず、プロの庭師に裏庭のイチジクやなしの木の剪定と同時に前庭の垣根もきれいに剪定してもらった。その時の料金は800ポンドだった。

今年は前庭だけで多分料金も3-400ポンドの予定。月曜日の朝に見に来てくれた庭師に切ってほしいところを話して見積もりをe-mailで送ってもらうことにした。

火曜日の朝、隣のお父さん(49歳)と話している時に、垣根の話になり、プロに頼んだことを言った。彼はすぐうちの息子(19歳)が大学から帰ってきているから、彼にやらせる。と言う。もうプロに頼んでいるからと言ったのに、水曜日の午後息子がやってきて 今から始める と言い、電気鋸2台にシュレダーまで用意して4時間かかってきれいに刈り込んでくれた。シュレダーでは大きな枝葉を細断し、すべてをコンポストにした。

金曜日の朝息子へお礼の手紙と一緒に100ポンドと包んでお父さんに渡し、そのままショッピングへ行った。

木曜日からロンドンもロックダウンになり、あまり出歩けない。だから1週間分以上の食料を満載してショッピングトローリーを引いて帰る途中、急にトローリーの車が取れてしまった。

昨年もう一方の車が取れたときはポールがまだ元気で直してくれ、帰りは5メータおきに小さな車が外れてしまう。ポール助けて と独り言を言いながらやっと帰宅。

朝駅から持ってきた新聞を配りに行った時、今年90歳になる友達のご主人が、作業小屋の地面が崩れて小屋が傾いたとコンクリで補強していた。彼が直してあげるからと言ってくれ、持って行った。午後しっかり治ったトローリーを奥さんが持ってきてくれた。

夕方隣の息子がやってきて、このお金は受け取れない と言う。今年大学へ行く前にもらったから と言うので私もお金のセービングをしたし君も少しでもお小遣いが増えて良いじゃない。受け取らないなら今後は君としゃべらないと脅かしたら、やっと これからもいつでもHelpしてあげるから必ず言ってくれ、約束する? と小指を出し指切りげんまん。英国で我が子もしたことのない指切り!!!

彼は嬉しそうに帰っていき、私はおかしくて笑いながら友達に報告。英国でも約束に指切りするとは思わなかった。それも19歳の男の子。

近隣から助けられて生きていくのをとっても嬉しく感じているこの頃。

 

 

 

 

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