Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ウクレイナの祖母と孫

2023-09-09 06:01:07 | 日記

孫ジュードのクラスに昨年からウクレイナの女の子が来ていて、なぜかジュードが大好きらしい。それで親子で行き来しているうちに、その子のお母さんからスポンサーになってほしいと頼まれて、嫌と言えずに彼女の母親のヴィザ申請書にサインをしてしまったらしい。

その8歳の女の子(アナスタシャ)には10歳のお兄ちゃん(ヴラッド)がいて彼らのお母さん(アンナ)の3人は難民として英国に来ている。そしてアナスタシャとヴラッドは学費も高い私立の学校へかよっている。一体だれがこの費用を払っているのかは知らない。

それにこの親子3人がどんなところに住んでいるのかも知らないが、アンナの母親と彼女の妹の息子6歳が我が娘の家に住み込むことでヴィザがおりて、今朝真夜中の12時過ぎに到着した。

私の娘はこの話が現実味を帯びてくるとすぐ4つのベッドルームのうち2部屋を片付け、2室あるリビングルームの1室を彼らが憩えるように何度も片付けていた。

そしてこの一番大変な時、というのは今朝明け方4時半、私の娘はイタリア ミラノへ行くべくタクシーで空港へ向かった。

それまでおとなしく寝ていたジュードはパパのパトリックが火曜日からミラノに行っており、そしてマミーまでいなくなって、ナナ(私のことーおばあちゃんという赤ちゃん言葉)しかいない、と朝まで泣き詰め。私の携帯から彼は両親にメッセージを送り絵文字の泣き顔が20個も並んでいた。ずーと行かないでとメッセージを送っていたのに学校へ行く起床時間になると、すっかり元気になり出かける寸前までコンピュータゲームに熱中していた。本当に子供の頭の中はどうなっているのやらと思う。

3時半に迎えに行ったら、自分の家に置いてあるアイパッドを私の家にもっていかないと僕は今晩眠れないというから、また彼らの家に向かった。

6歳の男の子マックスは何かの障害があるらしいが、まだ自分の母親がガンで亡くなっとことを伝えていないそうだ。今日の午後30分ほどいるうちにジュードと仲良くなって二人でおもちゃのガンを持って嬉々として遊んでいた。

まだ名前も知らないマックスのおばあさんはたぶん私よりも若いらしい。ふっくらとして優しい感じの夫人だが、英語が一言も話せない。

これから戦争が終わるまで居るらしいがいったいどうなることやら。

無神論者のこの私、それでもあらゆる神様にお願い、早く戦争を終わらしてほしい。

コメント
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