レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ウルトラマン物語(ストーリー)

2024年02月13日 18時58分31秒 | 特撮

「ウルトラマン物語(ストーリー)」
1984年 日本 93分
■監督:
 高野宏一
■声の出演:
 石丸博也
 野沢雅子
 石田太郎
 池田昌子
 津田喬
 堀内賢雄

●あらすじ
『ウルトラマンT』番外編。
少年時代のウルトラマンタロウが特訓を経て、やがて一人前のウルトラ戦士として成長するまでを、
ライブフィルムを交えて描いた劇場オリジナル作品。
今までの再編集ものに比べ、新撮部分が大幅に加えられている。
『アンドロメロス』のキャラクター・ジュダが登場し、作品世界を拡げた。
なお本作では、ウルトラマン・レオがタロウに先立って地球を訪れている。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
テレビ版にはいない、子供版のタロウが出てくる映画で、いつか観たいと子供の頃に思っていたんだよね。
今観ると声優の人たちが知っている声ばかりで懐かしくなる。
子供時代のタロウは「ドラゴンボール」のゴクウだし、成長したらジャッキー・チェンの吹き替えでお馴染み石丸博也になる。
あとウルトラの母の声である池田昌子さんは、「銀河鉄道999」のメーテルの人?
なんか声が似てたから。
まあそういったのを置いておいても、テレビ版ウルトラマンシリーズから映像をふんだんに使い
実に沢山の怪獣が登場してくるのは、当時の子供にとってみればこれほど贅沢で楽しかったことは間違いないだろう。
大人になるとそれだけで90分は長く感じるけどね(笑)
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世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す

2023年11月20日 19時09分35秒 | 特撮

「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」
原題:EARTH VS. THE FLYING SAUCERS
1956年 アメリカ 83分
■監督:
 フレッド・F・シアーズ
■出演:
 ヒュー・マーロウ
 ジョーン・テイラー
 ドナルド・カーティス

●あらすじ
宇宙からの侵略者によって、人工衛星を搭載したロケットが撃墜された。
科学者マーヴィン博士と妻のキャロルの前に現れたエイリアンは、地球の無条件降伏を要求するが……。
レイ・ハリーハウゼンの特撮が見どころのSF映画。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
まだ観てなかった、レイ・ハリーハウゼンの特撮映画の1本。
本作でのダイナメーションは珍しく生物ではなく、空飛ぶ円盤と破壊される建物と珍しい。
ストーリーの方は簡単の極みで、地球を攻撃する宇宙人と人間が戦うだけである。
こういったストーリーの映画は山ほどあるが、本作では地球側が宇宙人にどうやって勝ったのかが、イマイチ分かり辛かった。
この手の映画は、圧倒的な科学力を持つ宇宙人に、人類がどうやって勝つかがアイデアの見せどころなんですけどね。
それと余談なのだが、本作が公開された同じ年に、日本の新東宝でも同様の映画が作られている。
タイトルは「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」と言う、完全に本作を意識している。
ストーリーの方も完全に本作を意識しまくりらしいが、おいそれと鑑賞する事はできない幻の作品である。
だが近年フィルムが見付かり、DVD化する機運が高まったが未だ実現せず。
「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」をDVD化して欲しいぞ!
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人類SOS!トリフィドの日

2023年10月27日 18時07分19秒 | 特撮

「人類SOS!トリフィドの日」
原題:THE DAY OF THE TRIFFIDS
1962年 イギリス 94分
■監督:
 スティーヴ・セクリー
 フレディ・フランシス
■出演:
 ハワード・キール
 ニコール・モーレイ
 キーロン・ムーア
 ジャネット・スコット

●あらすじ
ジョン・ウィンダムの『トリフィド時代』の映画化。
突然地球に降り注いだ流星雨を目撃した人間は全て失明。
そして世界が混乱に陥る中、食肉植物トリフィドはその勢力を確実に広げていた……。
失明の難を逃れた一部の人々とトリフィドの闘いを通して、人類滅亡の危機を描く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この植物の怪獣みたいなトリフィドの事は、幼少期に持っていた怪獣大全科とかに載っていた。
その怪獣大全科には映画の怪獣や実在のUMAを混在して載せていた本で、
その情報量のバランスとかも含めて良い本だったなあ。
映画の内容の方は、この頃のイギリスSF映画っぽく非常に真面目。
だが特撮に味わいがあり過ぎるので、その辺りを楽しむのがマニアかと。
ストーリの方も興味深く、世界中の人が突然失明すると言う設定は、想像すると確かに怖い。
そんな終末観の話見たことなかったから、非常に新鮮で楽しかった。
何だか昔の映画の脚本の方が、今よりも全然自由度に満ちている気がするよね。
今は何でも制限・制限なのだろうが、やっぱり超楽しいものって、
ある程度の自由さとかがあった方が、面白いものは出来やすそうな気がしちゃうよね。
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恐竜時代

2023年07月18日 18時11分17秒 | 特撮

「恐竜時代」
原題:WHEN DINOSAURS RULED THE EARTH
1970年 イギリス 96分
■監督:
 ヴァル・ゲスト
■出演:
 ヴィクトリア・ヴェトリ
 ロビン・ホードン
 パトリック・アレン
 ドリュー・ヘンリー

●あらすじ
いけにえとして太陽に捧げられていた山の民サンナは、海に落ちたところを現地の住民に拾われる。
だが、彼女の故郷の者たちが襲いかかり、サンナは恐竜の卵の近くまでくる。
彼女は恐竜の親に養子として育てられ、その恐竜の子供たちとも親しんだ。
(Wikipediaより)

★感想など
イギリスのハマープロが、1966年にヒットさせた「恐竜100万年」の姉妹編として作った作品。
「恐竜100万年」と言えばラクエル・ウェルチの皮ビキニと、レイ・ハリーハウゼンのダイナメーションによって
「ジュラシック・パーク」が登場するまで、長らく恐竜映画の王として君臨し続けてきた程の名作である。
その夢よ再びな本作は、特撮もハリーハウゼンからジム・ダンフォースに代わり、
監督も「007/カジノ・ロワイヤル」のヴァル・ゲストと聞くと
スタッフ的には全体的にスケールダウンした感もある。
と言っても本作のジム・ダンフォースによる特撮は評価が高い。
ジム・ダンフォースと言えば「ジャックと悪魔の国」の時もそうだったが、肝心の恐竜モデルの造形は不出来で
モデル・アニメートの仕方もハリーハウゼンと比べれば、どこか暴力的と言うか粗野な感じには映る。
と言ってもアニメートしているモデルが怪獣とかモンスターなのだから、それであっている気もするが。
一方本作の脚本は結構退屈で辛い。
要はどこからか流れてきた金髪美女を中心とした人間ドラマで、このドラマ部分は「恐竜100万年」の時もあんまりだったが
本作は恐竜の出番が減っている事もあり、さらに辛い感じになってしまった。
まあそう考えると原始時代を映画化すると、大体こうなるか。
まあかなり恐竜メイクされたトカゲ特撮も観る事が出来たし、これはこれでヨシとしよう!
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ゴジラ

2023年02月17日 17時53分11秒 | 特撮

「ゴジラ」
1984年 日本 104分
■監督:
 橋本幸治
■出演:
 小林桂樹
 田中健
 沢口靖子
 宅麻伸
 金子信雄
 加藤武
 かまやつひろし
 森本毅郎
 石坂浩二
 武田鉄矢
 夏木陽介

●あらすじ
大黒島沖で遭難した漁船の生存者・奥村は荒れ狂う嵐の中で巨大な怪物の姿を目撃していた。
奥村を救助した東都日報の牧は生物学者・林田の助言を求めるが、
林田は30年前に帝都を襲撃し東京湾で葬られたゴジラが目覚めたと推測。
はたしてゴジラは復活していた。
ソ連原潜を沈め、静岡井浜原発に現れると放射能を吸収し海へと消えたゴジラ。
だがそれは破滅へのプロローグでしかなかった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
先日たまたま平成のゴジラvsシリーズについての記事を読んだんだよね。
それがキッカケとなって、何かもう一度vsシリーズ観たいなあと思い、観始めました。
元々平成のゴジラvsシリーズは割とリアルタイムで観てたのかな。
でも次のを観る感覚が開くので、前作までの設定とか忘れるんだよね。
だからいつかもう一度観たいなあと思ってたからちょうど良いタイミング。
とばかしにまずは1984年版の「ゴジラ」から再鑑賞スタート。
昔はゴジラと言えば怪獣対決だと思っていたので、他の怪獣が出てこない事と
超兵器であるスーパーXが微妙と感じて、特に面白いとは思わなかったのが当時の感想。
今回観返してみると、今の東京にゴジラが出現したらどうなるかを政府目線で描いた作品だった。
ようはこれって「シン・ゴジラ」と同じなんだよね。
ただ「シン・ゴジラ」と違うのは、こちらは何かクソ真面目に作られ過ぎていて堅い。
「シン・ゴジラ」は政府内の動きを真面目に描いているのだが、見せ方とかを誇張して楽しく観る事ができるよう作られていた。
一方本作の方はそうではないため、非情に真面目に作られ過ぎた感がしてお堅い感じなんだよね。
肝心のゴジラの登場シーンも少ないし、主人公の一人である新聞記者の牧のキャラクター造形がいつものマスゴミなので
観ていて腹がたつしと、中々見続けるのに体力がいる出来栄えではある。
だがゴジラが東京上陸した際の街のセットが素晴らしい出来栄えで、大予算なのもすぐ分かりこれは一見の価値がある。
その巨大で素晴らしいセットの真ん中に、昭和時代より悪っぽくなって恰好良くなったゴジラが佇む姿は
正に東宝特撮と言った感じがして最高である!
ただ対ゴジラの描写が全然燃えるものが無いんだよなあ。
これはゴジラ映画として致命的な欠点だ。
他には政府の閣僚に金子信雄と加藤武が揃っているのがケッサク。
加藤武はこの頃東宝の金田一シリーズに出ていたから本作に出演していても不思議ではないが
この二人が揃っていると、分裂・内紛が起きそうで怖くなる(笑)
とまあ本筋とは関係ないところで盛り上がるしかない感じなのが微妙な本作。
でも導入部はかなりの傑作感があったので、シリーズの一本として押さえる分には問題ないだろう。
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