レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ

2022年11月15日 18時00分03秒 | コメディ

「バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ」
1991年 日本 97分
■監督:
 第一話「泊ったら最後」
  太田光
 第二話「カラダだけの男」
  加藤良一
 第三話「サギるなジャパン」
  明石知幸
■出演:
 第一話「泊ったら最後」
  春風亭小朝
  真行寺君枝
 第二話「カラダだけの男」
  沢田研二
  松田美由紀
 第三話「サギるなジャパン」
  元彪(ユン・ピョウ)
  原久美子

●あらすじ
現代人のストレスをテーマに、主人公が怒りを爆発させ「バカヤロー!」
と叫ぶまでのシチュエーションをコミカルに綴った森田芳光製作総指揮・脚本によるオムニバス・コメディシリーズの第4弾。
爆笑問題の太田光が監督、やりたい放題のペンションオーナーの悪行を描いた「泊まったら最後」、
沢田研二主演、極度の潔癖症のサラリーマンとその妻の悲喜を描いた「カラダだけの男」、
ユン・ピョウ主演、香港からの留学生がセクシー美女に詐欺に遭う「サギるなジャパン」の3作品。
(YAHOO映画より)

★感想など
本作はユン・ピョウが出ていることから、いつか観たいと思っていたんだよね。
私はユン・ピョウはゴールデン・トリオの中では二番目に好きなんだよね(一位はサモ・ハン)
子供とご飯食べる時に、カン・ピョウがあると必ず「かんぴょうと言えば、香港にはユン・ピョウと言う俳優がいてね」って言いだす。
最近では「もうそれ生まれた時から聞かされてるよ!」って言われたりするが、
流石に生まれた時からは言ってないよ!
ただ何回もユン・ピョウの事を言っているが、子供たちは実際のユン・ピョウを観たことがないので
一度「モンキー・フィスト/猿拳」のラストバトルを観せた事はある。
あの縄跳び功夫は凄すぎたからね!
他にも「ドランクモンキー/酔拳」の修行シーンの音楽を良く口づさんでたら、覚えたみたい。
まあこちらの修行シーンもちゃんと観せてはいるけど。
そんな事はさておき、本作のユン・ピョウはヒドイねえ。
こんな役良く奥さんが許したな。って感じ。
でも最後のアクションのキレは抜群だったのは流石だ。
ただ日本映画の格闘シーンのカメラワークは、本当に香港映画を見習ってほしい。
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リターン・オブ・ザ・キラー・トマト

2022年06月20日 12時58分25秒 | コメディ

「リターン・オブ・ザ・キラー・トマト」
原題:RETURN OF THE KILLER TOMATOES!
1988年 アメリカ 98分
■監督:
 ジョン・デ・ベロ
■出演:
 アンソニー・スターク
 ジョージ・クルーニー
 カレン・ミスタル

●あらすじ
ジョン・デ・ベロが10年の沈黙を破って放った、
言わずと知れたB級カルト・ムービーの雄「アタック・オブ・ザ・キラートマト」の続編。
前作から25年後の世界を舞台に、トマトを人間に変える研究に没頭する科学者が巻き起こす恐怖(?)を描く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
今回のギャグ要素も完全にテレビのコント番組なノリが強くなってきた。
映画の途中で監督やスタッフが撮影しているシーンに画面がそのまま切り替わり
監督が「予算無くなったからここで撮影中止」とか言い出して、すったもんだした挙句
次のシーンでは役者たちが揃って「ノド渇いたなあ」「そんな時はペプシだよね」とか言いながら
画面に向かってペプシをアピールすると言う、合間の通販番組みたい展開になる。
まあ終始そんなノリなので、何も期待しない方が良いでしょう。
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有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE

2022年06月13日 12時56分30秒 | コメディ

「有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE」
2022年 日本 120分
■監督:
 橋本和明
■出演:
 トム・ブラウン
 空気階段
 友近
 パンサー

●あらすじ
日本テレビにて毎週水曜夜7時から放送中の「有吉の壁」。
番組の人気企画のひとつ「スピーチの壁を越えろ!日本カベデミー賞」が、
まさかの映画化となって「有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE」として
6月11日(土)、12日(日)に全国各地の映画館で上映することが決定した。

<カベデミー賞 とは>
芸人が架空の作品・架空の俳優女優になりきって、有吉からのムチャぶりスピーチに即興で対応する年に1度の恐怖の企画。
第1回カベデミー賞(2020年5月6日OA)は月間ギャラクシー賞を受賞するなどファンから絶大な人気を誇る。
本家のパロディとして「最優秀助演男優賞」「最優秀助演女優賞「最優秀主演女優賞」「最優秀主演男優賞」の
全4部門で構成される架空の作品を、受賞芸人による監督脚本で映画を制作。
完全ムチャぶりから生まれる完全ムチャぶりムービーを映画館へお届け!

ロケ直後の記者会見時点ではまだ1カットも撮影していない状況の中、果たしてどんな映画が出来るのか!?
映画の壁を越えられるのか!?
映画館でしか感じることのできない最高の笑いの瞬間を体験してほしい!
#映画館で笑おう
(有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE - ライブ・ビューイングより)

★感想など
子供が観たいと言うので、事前にチケット買っておいて昨日劇場まで子供を連れていった。
当初は子供だけが鑑賞する予定だったが、当日券がちょっとだけ余っていたのと、かみさんが観たいとの事になり
自分一人で時間潰せそうになかったから、そのまま家族全員で鑑賞した。
余ってただけあって、久々に一番前の席で映画観たよ。
で感想としては、全然面白くなかった。こちらが求めているものと全く違ってたと言えばいいか。
全部で4本の短編もあるのだが、どれもなんか真面目に作っちゃってる。昔の邦画みたいに。
普通につまらないドラマ映画。笑えない笑い少な目で。
映画を観にきてる客層は小学生とその親と言う家族連れが多い。
これはつまり普段テレビ番組の「有吉の壁」を観て笑ってる子たちが、同じように笑わせてくれると思って劇場に来てると思う。
だが観せられているものはテレビの「有吉の壁」とは全く違う、良く分からないつまらないドラマ。
映画始まって最初に流れるのが、元々の企画であったテレビの「有吉の壁 カベデミー賞」
ここで本作では映画にならなかったボツ企画を連続で。
ここは劇場も笑いに包まれていた。
だがいざ本編が始まると最初のトム・ブラウンの話は、「あれ? なんか違うっぽい。けどその内面白くなるのかも」
みたいな違和感を感じながら最後まで観てみる。
次の空気階段の話は究極につまらなく、続いての友近の話も同様。
この辺りは劇場もシーンと静まりかえっていて、隣に座っていた男の子もひどく退屈そうだった。
最後のパンサーの話が少しこちらの意図に近かったので、劇場全体もなんとか持ち直した感じだった。
ただ最後の舞台挨拶のシーンは、完全に蛇足だったけど。
と言った感じで、この企画、この面子で映画作るにあたり、自分たちが何を求められているのかが分かってないのかなって感じだった。
大昔に明石家さんまが作っていたドラマ「心はロンリー 気持ちは...」みたいな完全ベタギャグ映画を期待してたんだけどな。
劇場に知らない人たちが集まって、みんなで「有吉の壁 2時間SP」を観ただけ。
みたいな感じでも、そういうのもアリかなと思いましたね。最初のボツシーンの時は。
かみさんも途中つまらなくて寝てたって言ってたし、チケット代も無駄に高かったので
我々大人は「つまらん。もう観ない」って感じだったけど
肝心の子供たちは「面白かった。続きやったらまた観たい」って言ってたので、
つまらないと思った部分もあるだろうがそれを口にせず、楽しいと感じた部分を大事にして
「面白かった」と言っているのかもしれないなと思ったら、そのポジティブさを見習わなきゃなと思った一日でした。
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カンフーリーグ

2022年06月04日 14時28分11秒 | コメディ

「カンフーリーグ」
原題:功夫聯盟/KUNG FU LEAGUE
2018年 中国 102分
■監督:
 劉鎮偉(ジェフ・ラウ)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 安志杰(アンディ・オン)
 陳國坤(チャン・クォックワン)
 杜宇航(デニス・トー)
 書亞信(シュー・ヤーシン)
 麥迪娜(マイ・ディナ)
 梁小龍(ブルース・リャン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 苑瓊丹(ユン・キンタン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 盧惠光(ロー・ワイコン)
 林子聰(ラム・ジーチョン)
 洪天明(ティミー・ハン)
 火星(マース)

●あらすじ
ウォン・フェイホン、フォ・ユェンジャア、チェン・ジェン、イップ・マン、
最強の四大カンフーマスター達が現代にタイムトリップ!
カンフーレジェンド達の夢の競演が遂に実現!
「カンフーハッスル」製作が放つ前代未聞のカンフーアクション!
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
期待外れ!
このあらすじとこのキャストを見たら、さぞかし豪華な功夫映画を魅せてくれると思っていたのに
ただのドタバタ恋愛コメディだったよ!
まずストーリーが退屈の極みなのは置いておいて、豪華なキャスト陣に触れたい。
4人の中では実質主役と言ってもいい趙文卓は黄飛鴻(ウォン・フェイホン)役。
彼が何度もこの役を演じているのはつとに有名だし、最近も黄飛鴻映画を2本作っている。
冒頭のシーンに弟子役として熊欣欣がちらっと映っていたのも懐かしかった。
彼も鬼脚七役として結構長いことシリーズ作に出てたからねえ。
続いて陳國坤は陳真(チェン・ジェン)役。4人の中でこの役だけ実在の人物ではない。
これは李小龍(ブルース・リー)が「ドラゴン怒りの鉄拳」(1972)で演じた架空のキャラクター名。
ただあまりにこの映画及び李小龍が良かったため、香港映画で度々登場する程の人気キャラクターになってしまった。
そして最近李小龍を演じると言えば、もちろん陳國坤。
TVシリーズ「ブルース・リー伝説」の影響だね。
陳真の師匠である霍元甲(フォ・ユェンジャア)を演じる安志杰は、霍元甲とは何の関係もない。
と言ってもここ最近で霍元甲を主人公したのは、2006年の「SPIRIT」しかないから仕方ないかも。
「SPIRIT」で霍元甲を演じたのは李連杰(リー・リンチェイ)だが、彼が出演するとも思えないし。
と言うかジェットが出るんなら霍元甲役より黄飛鴻役にして欲しいよな。
そう言えば本作で黄飛鴻が自分の事を黄師父と呼んでるように聞こえるんだが?
さてあともう一人葉問(イップ・マン)を演じるのは杜宇航。
彼も2010年の「イップ・マン 誕生」で葉問を演じている。
とこのようにそれぞれ一度はその役を演じた主役級を揃え、さらに適役として梁小龍も配置。
彼の役も「カンフーハッスル」まんまだったけど、それ以外にも梁家仁、盧惠光、火星など古き良き功夫映画時代の名優たち。
さらに懐かしの林子聰まで揃えたのに
面白くないんだなあ!
これはひとえに功夫シーンが出来が悪過ぎ。
下手クソなワイヤーと、チープなCGで功夫シーンを描くもんだから、まるで功夫が出来ない人たちの映画みたい。
そう言った意味では最近の映画と一緒だな。
しかし香港が返還された後の中国映画におけるワイヤーは本当に下手くそだな。
世界一下手かもと思えるくらい下手。
なまじ昔の香港映画に出演してた俳優が出るから期待するけど、本作みたいなガッカリな結果に終わることも多い。
と言った訳で、昔のガリガリな功夫映画が観たくなる本作。
観るなら要覚悟で。
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ドラゴン・コップス 微笑(ほほえみ)捜査線

2022年03月17日 12時57分44秒 | コメディ

「ドラゴン・コップス 微笑(ほほえみ)捜査線」
原題:不二神探/BADGES OF FURY
2013年 中国 98分
■監督:
 王子鳴(ワン・ヅーミン)
■出演:
 李連杰(ジェット・リー)
 文章(ウェン・ジャン)
 劉詩詩(リウ・シーシー)
 柳岩(リュウ・イエン)
 陳妍希(ミシェル・チェン)
 呉京(ウー・ジン)
 梁小龍(ブルース・リャン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 馮克安(フォン・ハックオン)

●あらすじ
「ウォーロード/男たちの誓い」のジェット・リーが、
「海洋天堂」で息子役を演じたウェン・ジャンを再び共演に迎えて贈るアクション・コメディ。
香港を震撼させるセレブ連続殺人事件の謎を追うベテラン刑事と新米刑事の凸凹コンビが繰り広げるハチャメチャな捜査の行方を、
迫力のカンフー・アクションと共にコミカルに描く。
香港では奇怪な死を遂げる有名スター・セレブたちが相次ぎ、巷を震撼させていた。
この不可解な事件の捜査に当たるのは、穏便に定年の日を迎えようとしているベテラン刑事のホアン・フェイホンと
女好きなチャラ男新米刑事ワン・プーアルの凸凹コンビ。
やがて、犠牲者の葬儀に必ず顔を出していた売れない映画女優リウ・チンシュイが容疑者として浮上してくるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
結構面白かったよ!
王晶(バリー・ウォン)とかが良く監督していたような、バカバカしいコメディ映画。
李連杰(ジェット・リー)の役名が黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)のもじりで
初登場シーンで将軍令を流す辺りとかもね。
ジェット・リーがウォン・フェイフォンのセルフ・パロディやるのって
「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター」でもやってたね。
そんなコメディに功夫シーンを盛り込むのはサモ・ハン作品ぽいが、
功夫シーンがワイヤーとスローモーションを多用し過ぎて全然迫力が無いのがヒドク残念。
せっかく動作設計は元奎(ユン・ケイ)を呼び、李連杰VS呉京、李連杰VS梁小龍と言う夢のカードも実現してるのに。
こういった作りにしているのはプロデューサーの崔寶珠(チュイ・ポーチュウ)の意向なのかな?
梁小龍が出演しているのも崔寶珠繋がりなのかなと思ったし。
まあどちらにしても共演陣も豪華だし、ストーリーもなんとなく進んでいくので香港映画好きならオススメかな。
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