レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

マハウット!

2009年04月03日 01時41分33秒 | SF/ファンタジー

「マハウット!」
原題:MahAut
2003年 タイ 98分
■監督:
 クライソーン・ブーラナシン
■出演:
 チャーチャーイ・ガームサップ
 ニルット・シリジャンヤー
 ティーラユット・プラトヤーバムルン

●あらすじ
不死身の男たちの壮絶な闘いを描いたタイ発のバトルアクション!
かつて“マハウットとして”敵味方を皆殺しにしたトーンカム和尚は、生き残った赤ん坊・ジェートを育てる事でその罪を償ってきた。
やがて、たくましく成長したジェートは、トーンカムのかつての親友で悪行の限りを尽くす男・カジョーンに闘いを挑む。

★感想など
今注目のタイ映画。
全体の雰囲気や、画面から伝わる熱気等が、黄金の香港映画界。
80年代の香港映画のような雰囲気を感じ、とてもイイ感じ。
そんな注目の一作だったが、凡百な映画であった。
まず主人公がスーパー超能力者という設定なのだが、まるで強くない!
しかもその超能力シーンにしたって、自分に向って放たれた無数の銃弾を目の前で止めるという
「マトリックス」の丸ぱくりだし!
さらにこの主人公が超能力を伝授されるやり方にしても、激しい修行の果てになどではなく
全身に刺青を入れただけで超能力が身に付くという安易さ!
他人がその刺青を入れたら同じように超能力者になるのか? と言った疑問に答えてくれるのが敵役で
そいつも刺青は体に施し済み! 当然超能力者!
なんて有難味のない設定だ!
ストーリーも必然性がかなりとぼしく、観ていて結構辛いものもある。
だが他では味わえない物もあるのが、今のタイ映画。
ちょっと新鮮味が欲しい人とかにはいいかも。
全然関係ないけど、劇中ディスコのシーンで流れていた
タイ風ディスコ音楽が気に入った!

コメント
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