レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

2009年04月25日 23時14分18秒 | アクション

「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」
原題:ONCE UPON A TIME IN MEXICO
2003年 米/メキシコ 101分
■監督:
 ロバート・ロドリゲス
■出演:
 アントニオ・バンデラス
 サルマ・ハエック
 ジョニー・デップ
 ミッキー・ローク
 ダニー・トレホ

●あらすじ
それは伝説であった。
非道な軍人マルケスに立ち向かうギター弾きのガンマン、「エル・マリアッチ」と、
マルケスの愛人でマリアッチに寝返ったナイフ使いの達人、カロリーナ。
彼らはマルケスを葬ったかに見えた…だが、彼は生きていた!
祭礼の日とともに、マルケス将軍はクーデターを起こし、大統領を血祭りにあげようと画策していたのだ。
そして、それに乗じて欲望を満たそうとするCIA工作員サンズは再び伝説の男を呼び戻す。
かくして、三たびメキシコの地は流血と硝煙の臭いに包まれるのだ!

★感想など
待望の「デスペラード」続編。
だが、あの頃の熱気は帰ってこなかった。
とにかく勢いに溢れていた前作は、やはり監督が若かったから出来たのであろう。
映画作りが上手になった大人の監督になったゆえの弊害か。
バンデラスも大人になった感じで、落ち着いた演技。
と、なんだか「デスペラード」シリーズとしては、物足りない感じ。
アクションもちと喰い足りない。
本作ではワイヤーを導入してさらに可笑しなシーンを作ろうとしたっぽいが
香港映画のようになめらかに使えていないので、動きがぎこちない事この上ない。
前作のような無茶なアクションは、一回しか登場しない。
バンデラスがカロリーナと手錠で繋がれたまま逃げるシーンがそうで、ここだけは前作っぽい。
と言った感じで、前作の熱さを期待すると拍子抜けするが、そういった物を観ていない普通の人はビックリするかも。
ちなみにバンデラスは完全にジョニー・デップに喰われてました。
後ダニー・トレホの登場シーンが大幅増量されていたのが、気にいった。

コメント
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