
「ブラック・サイト」
原題:UNTRACEABLE
2008年 米 100分
■監督:
グレゴリー・ホブリット
■出演:
ダイアン・レイン
ビリー・バーク
コリン・ハンクス
●あらすじ
現代のネット社会を脅かす緊迫のサイコ・サスペンス。
アクセスカウントの上昇によってその対象となった人間を死に至らしめる公開殺人サイトを操る謎の犯人と
女性FBI捜査官の息詰まる追跡劇をスリリングに描く。
警官だった夫亡き後、母親と幼い愛娘と共に暮らすFBI特別捜査官ジェニファー。
サイバー犯罪が専門の彼女は、インターネット上にはびこるあらゆる犯罪を取り締まっていた。
そんなある日、“killwithme.com”という不審なサイトの情報が入る。
それは身動きのとれない動物が衰弱していくさまをライブ中継したもので、しかも主謀者を突き止められないよう巧みに操作されていた。
やがて今度は、縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出される。
しかも、アクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる仕掛けが施されていた。
そしてジェニファーらの捜査も虚しく、男はアクセス増加によって命を落としてしまう。
なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中、ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする…。
★感想など
あらすじは、興味が持てる内容である。
だが内容の方は、残念な事に凡作と言えよう。
まずストーリー展開にダイナミックさが無いし、犯人が途中で解る所も得に意味がなかったし。
またヒロインのダイアン・レインも、最初は全然知らない人かと思ってた。
表情がほとんど変わらず、常にしかめっ面で感情移入なぞ出来ない。
ダイアン・レインとも知らず
ジョディ・フォスターの偽者くらいにしか思えんかったよ!
そして殺害シーンだが、残虐度も高くどんどんエスカレートしていく様を見ても
なんだか「SAW ソウ」の影響下におかれているなあ。
と言った訳で、とっかかりに興味がある人は観てもいいかもね。