レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

リベリオン 反逆者

2009年12月25日 00時23分25秒 | SF/ファンタジー

「リベリオン 反逆者」
原題:EQUILIBRIUM/LIBRIUM
2002年 米 106分
■監督:
 カート・ウィマー
■出演:
 クリスチャン・ベイル
 エミリー・ワトソン
 テイ・ディグス

●あらすじ
従来のガン・プレイに東洋武術の“型”を取り入れ、より合理的な戦闘スタイルとして
カート・ウィマー監督自ら考案した<ガン=カタ(GUN-KATA)>をフィーチャーしたSF近未来サスペンス・アクション。
個人の感情を強制的に抑止させ管理する警察国家を舞台に、ある時感情に目覚めた男が本当の敵へ戦いを挑む姿を
ダイナミックかつスタイリッシュに描く。
主演は「アメリカン・サイコ」のクリスチャン・ベイル。

 第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬プロジウムを開発。
これを国民に毎日投薬することを義務づけ、徹底した管理国家体制を敷いた。
反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に厳しく処罰される。
銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシンだった。
だがある日、誤ってプロジウムの瓶を割ってしまった彼は、仕方なく薬を投与しないまま仕事を続けてしまう。
★感想など
「ガン=カタ」だけ聞いて観始めたので、てっきりB級色全開のバカ・アクション映画だと思っていたら
やたら哲学的なハードSFだったので、ビックリ!
感情を持つ事が許されない社会で、殺人マシーンに徹していた男が、ある時感情を持ち始めた事から始まる苦悩の物語。
ありがちと言えばありがちなテーマを、最後まで重厚感たっぷりに描き、正直途中で疲れも感じるくらい。
そんな中、「ガン=カタ」を用いたガン・アクション・シーンは、香港映画もかくやのケレン味溢れる出来映えで
ここは無条件に楽しめる事うけあいだ。
ストーリーはこれ一作で完結してるので、ストーリー面で楽しむも良し。
本作独自の「ガン=カタ」アクションを楽しむも良し。
だがどちかと言うと、レレレ好きな人よりも、考えさせられる内容が好きな人にオススメ。
そういった意味で、私の友人達は気に入る作品だと思う。
是非本作を鑑賞して、感想を聞かせて欲しいものだ。
コメント
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