レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

M:I-2

2010年02月07日 23時17分39秒 | アクション

「M:I-2」
原題:MISSION: IMPOSSIBLE 2
2000年 米 124分
■監督:
 呉宇森(ジョン・ウー)
■出演:
 トム・クルーズ
 ダグレイ・スコット
 タンディ・ニュートン
 アンソニー・ホプキンス

●あらすじ
トム・クルーズ主演による、人気シリーズ第2作。
トム演じる主人公のイーサン・ハントが2丁拳銃を手に空を舞うなど、
前作とは一味違ったジョン・ウー監督による独自のアクション・シーンが満載! 
休暇中のイーサンのもとに、緊急指令が下った。
それはテロ集団に奪われた致死細菌“キメラ”の奪回。
早速新チームが編成されるが、そこには見知らぬ女盗賊・ナイアの名があった。
不審に思いながら、イーサンは彼女に接近を図る。

★感想など
長らく観たいと思ってたんだよねえ、これ。
なにせ、監督が呉宇森だからね!
だが残念な作品であったよ。
まず全体的に、只のアクション映画として見れば面白いのかも知れないが
前作が超絶的な大傑作だったのに対し、本作は全然前作の設定を活かしていない。
これが致命的。
そこに、せめていつもの呉宇森らしさを求めてみるが、それも無いし。
はっきり言って、ラストに無理矢理鳩を出してみたりとか、二丁拳銃が出てくれば
それで呉宇森だ、などと言うのは大馬鹿である。
そんな物は呉宇森を表面的にしか捉えていないに過ぎない。
呉宇森の本質とは、常に男の内面を描く事にある!
と言っても、主に友情とか義理人情とかだけどね。
でもそんな物は、本作に存在しない。
主人公のイーサン・ハントは、終始女の事しか考えていない。
これじゃあ、パート3は一体どうなっている事やら。
コメント
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