「新・夕陽のガンマン/復讐の旅」
原題:DA UOMO A UOMO/DEATH RIDES A HORSE
1967年 伊 116分
■監督:
ジュリオ・ペトローニ
■出演:
リー・ヴァン・クリーフ
ジョン・フィリップ・ロー
ルイジ・ピスティッリ
アンソニー・ドーソン
ホセ・トーレス
●あらすじ
15年前、盗賊団に家族を皆殺しにされたビル。
それ以来、一味への復讐を果たすことだけを胸に誓って生きてきた。
そんなある日、ビルの前にライアンと名乗る謎の男が現われる。
なぜか彼もビルの仇敵を追っており、ビルの行く先々に現れてはビルを窮地から救っていくのだった。
やがて、一人一人と仇討ちを果たし、ついにビルは最後の一人との対決に臨む。
そのさなか、ビルは思いがけずライアンの正体を知るのだが…。
(スター・チャンネルより)
★感想など
久々のマカロニ・ウエスタン。
内容もいかにもマカロニって感じで中々良かったよ。
やっぱリー・ヴァン・クリーフ最高!
ジョン・フィリップ・ローは、ちょっとフランコ・ネロにも似ていたし
荒々しい若さ溢れる演技も、渋さ満点のリー・ヴァン・クリーフと対比して非常に良かった。
「怒りの荒野」と内容が被っている部分もあるが、リー・ヴァン・クリーフは師匠役が良く似合う証拠だろう。
現に本作も「怒りの荒野」も、この年の興収ベスト10に入っているくらいだから。
予算が掛かった大作ではないが、リー・ヴァン・クリーフ主演というだけで安心して観る事が出来る作品である。