レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

酔拳 レジェンド・オブ・カンフー

2012年03月03日 15時00分02秒 | 功夫/空手/武侠片

「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」
原題:蘇乞兒/TRUE LEGEND
2010年 中国 115分
■監督:
 袁和平(ユエン・ウーピン)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 周迅(ジョウ・シュン)
 周杰倫(ジェイ・チョウ)
 楊紫瓊(ミシェール・ヨー)
 安志杰(アンディ・オン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 劉家輝(リュウ・チアフィ)
 デヴィッド・キャラダイン

●あらすじ
「ドランク・モンキー/酔拳」のユエン・ウーピン監督が、
“酔拳”を生み出した伝説の武術家、スー・サンを主人公に描くカンフー・アクション。
主演は「ブレード/刀」のチウ・マンチェク、共演にジョウ・シュン、ジェイ・チョウ、ミシェル・ヨー。
1861年、清朝時代。
高名な戦士スー・サンは、親王を救出した功績から知事の職を与えられるが、
それを義兄ユアンに譲り、自らは妻シャオインとともに静かな暮らしを選ぶ。
ところが後年、ユアンはスーの父親を殺害する。
それは、かつて邪道に落ちた自らの父をスーの父に殺されたことを恨んでの暴挙だった。
しかし、ユアンと対決したスーは、ユアンの一撃に敗れ瀕死の重傷を負う。
一命は取り留めたものの、ショックから酒に溺れてしまうスーだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「超酔拳」に続く、酔拳繋がりでもう一作。
最新の映画なせいか、ワイヤーとCG使いまくりの功夫映画になっている。
最近功夫映画を作るとしたらこうなるのが当たり前な気もすると
クラシックな功夫映画になっていた「超酔拳」の方が珍しいと言えよう。
CGの多用なせいで、功夫映画と言うよりかはファンタジー映画的なシーンも多い。
だが「超酔拳」と共通しているのは、どちらも酔拳があまり関係ないことだろう。
どちらも主人公が敵に重症を負わされ、ヤケになって酒浸りになっている点が同じで
その結果酔拳みたいになっている。
これでは酔拳のありがたみも良さも全くない。
主演のチウ・マンチェクは、思ったよりは悪くない。と言うか嫌いではない。
やたらと評判の悪いチウ・マンチェク版「ワン・チャイ」を全て観たくなったよ。
ものは全て揃っているから、近いうち全て観るかな。
本作で一番印象に残っているのは、敵役の安志杰か。
彼が操っていた五毒拳は、あの有名な「五毒拳」のものなのだろうか?
こちらも大昔にDVD買って以来観ていないから、まずは「五毒拳」から観るか。
ちなみに袁和平の功夫シーンは、「ドラゴン・キングダム」の二人の対決シーンの功夫シーンと
同じようなアクションが本作でも使われていたなあ。
あの動きが袁和平の好みなんだろうか?
映画としての構成は良くないし、古くからの功夫映画ファンには納得いかないかも知れないが。
あれ、そうなると本作は一体誰に薦めればいいんだろうか?
趙文卓のファン?
コメント
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