「さらば復讐の狼たちよ」
原題:譲子弾飛/LET THE BULLETS FLY
2010年 中国 132分
■監督:
姜文(チアン・ウェン)
■出演:
姜文(チアン・ウェン)
周潤發(チョウ・ユンファ)
葛優(グォ・ヨウ)
劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
胡軍(フー・ジュン)
●あらすじ
中国では「レッドクリフ」などを抑え歴代興行収入ナンバーワンに輝いたというエンターテイメント作品。
「鬼が来た!」「陽もまた昇る」のチアン・ウェンが監督と主演を務めている。
もう一人の主役はハリウッドでも活躍中のチョウ・ユンファ。
ギャングが「義」のため冷酷な支配者に戦いを挑む姿を描く。
1920年。金で県知事の地位を手に入れた詐欺師のマーは、指名手配中の“アバタのチャン”たち七人のギャングに襲われ、
妻とともに捕らえられてしまう。
マーは自分の身を守るため、チャンに県知事になりすますよう促し、鵝城という街に向かう。
そこは独裁者ホアンが金と暴力ですべてを支配する街だった。
町民に不当な暴力を働いたホアンの用心棒をチャンが罰したことで、
ホアンの部下はチャンの仲間のひとりを自殺に追い込んでしまう。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
惜しい感じだね。
大傑作になる要素はいくらでもあるのに、上手に煮込まれていない。
所どころ光るシーンがあり、決して凡作ってわけではもないんだが、傑作でもないかなあ。
ストーリー・キャラクター共にぶれまくっていて、設定が生かされていない感もあり
どうしてこれが「レッドクリフ」よりもヒットするかなあと、疑問に思うことしかり。
あと上映時間も長いよね。もっと短く、100分くらいでちょうどいい。
新しい作品ということを除けば、そこまで強く人には勧められないなあ。
しいて言えば、ユンファの替え玉演技は昔を思い出して懐かしくなるくらいだが。