「ベスト・キッド(2010)」
原題:THE KARATE KID
2010年 米/中 140分
■監督:
ハラルド・ズワルト
■出演:
ジェイデン・スミス
成龍(ジャッキー・チェン)
タラジ・P・ヘンソン
韓雯雯(ハン・ウェンウェン)
王振威(ワン・ツェンウェイ)
于榮光(ユー・ロングァン)
●あらすじ
80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」を、舞台を中国に移してリメイクした感動ファミリー・ドラマ。
主人公の少年役には「幸せのちから」のジェイデン・スミス、師匠役にジャッキー・チェン。
母と2人で北京に引っ越してきたアメリカ人の少年が、カンフーとの出会いを通じて
いじめを克服し成長していく姿をさわやかに綴る。
父を亡くした少年ドレは、転勤する母に連れられ北京へとやって来る。
言葉や文化の違いに戸惑いつつも近所の美少女に心ときめかせるドレ。
ところが、同じ学校に通ういじめっ子のカンフー少年チョンの標的になってしまう。
そんなある日、彼はアパートの管理人ハンに助けられる。
彼がカンフーの達人と知り教えを請うドレだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
断然オリジナルの方が良かったなあ。
まあそれはクライマックスの鶴拳キックによるところが大きいんだが。
あのシーンは音楽含めて相当良い!
一方本作はと言うと、クライマックスだけ言うと
本編に登場しない技で勝つなよ!
それじゃあ何のカタルシスもうまれないじゃないか!
あそこは、あの型からトーナメント直前に完成したあのハイキックに繋がるなら分かる。
しかしありゃなんだよ?
ジャッキーの師匠も別にって感じだし。
唯一面白かったのは、冒頭のハエ叩きでしょう。
あれはオリジナルを知っていると、くすっとできるからね。
と言った訳で俺の評価はあまり高くない。
ところで続編が決定しているらしいけど、一体どういった内容にするんだろうか?
思い切って、ラルフ・マッチオが敵役で登場なんてどうよ?