「大列車強盗団」
原題:ROBBERY
1967年 イギリス 114分
■監督:
ピーター・イエーツ
■出演:
スタンリー・ベイカー
ジョアンナ・ペティット
ジェームズ・ブース
バリー・フォスター
●あらすじ
ロンドン市内で宝石商が乗った車が事故を起こしたところ、
救急隊員を装った強盗団が宝石商を拉致してダイヤモンドを強奪。
巧みな運転で警察の追跡を振り切った一味は、ダイヤモンドを元手にもっと大きな犯罪を計画する。
それは、約30億円もの紙幣を輸送する郵便列車を襲うというものだった。
黒幕のクリフトンは仲間を集め、計画の遂行に必要なロビンソンを脱獄させる。
だが、宝石強盗の一人が目撃者の証言で逮捕されてしまう。
(ザ・シネマより)
★感想など
1960年代頃の映画には、こういった犯罪をテーマに描いた映画が結構あったような気がする。
1973年制作だけど、チームを組んでスリを行う集団を描いた「黄金の指」と言う映画があって
昔何度かテレ東で観た気がするが、何だか記憶に残っている作品なので再度観たいと思っているが、
DVDが日本では発売されてないのが残念だ。
そういったちょっと懐かしい感じもする犯罪映画で、1960年代っぽく、淡々と物語が進んでいく。
無理な盛り上がりとかを設定せず、実際にあった事を淡々と描いていくような作りは
実録っぽくてまさに犯罪映画には良く合っているなあと感じる。
だが代わりに映画としての起伏と言うか、盛り上がるポイントも無いので、場合によっては退屈に感じる瞬間もあるかも知れない。
それにしてもこの頃の犯罪って、ヒドく大雑把と言うか杜撰に見えるなあ。
あの脱獄の仕方とか無いでしょ。
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