「ワルプルギスの夜 ウルフvsヴァンパイア」
原題:LA NOCHE DE WALPURGIS
1970年 スペイン/西ドイツ 86分
■監督:
レオン・クリモフスキー
■出演:
ポール・ナッシー
ギャビー・フックス
アンドレス・レシーノ
バーバラ・カペル
●あらすじ
狼男と吸血鬼の2大モンスターによる決戦を描いたホラー。
古代ケルトに伝わる、魔女たちが行う祭り「ワルプルギスの夜」。
魔王を呼び出すための儀式を前に、死んだはずの狼男と、
美女の血によって蘇った吸血鬼夫人が生き残りを賭けてぶつかり合う。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
主演のポール・ナッシーは幼少の頃に観た「狼男」の映画の虜になり、
大きくなって狼男を演じる夢を叶えたらしい。
本作もそんなポール・ナッシー演じる狼男のシリーズ2作目らしく、実際本国では大ヒットしたらしい。
確かに1970年の製作年度を考えると、画面や音楽の雰囲気は最高。
江戸川乱歩の美女シリーズに似た雰囲気があり、そう考えると60年代の映画やテレビは私好みかも?
主演のポール・ナッシーも男の色気に溢れたダンディズムで魅力一杯なのだが
いかんせん脚本と演出がダメ過ぎた。
題材がホラーなのに緊張感ゼロな主演女優。
1エピソードが3~4分で語られ、次々と話が展開するがどれも繋がりがなく唐突な感ありまくりな脚本。
と観ていて中々辛かった。
まあ好きな人ならってことで。