「少林功夫」
原題:少林功夫/Shaolin Kung Fu
1974年 台湾 91分
■監督:
郭南宏(ジョセフ・クオ)
■出演:
聞江龍(マン・ゴンロン)
易原
魯平
劉秀雲
易虹
陳森林(チェン・サムラム)
●あらすじ
リンはかつて少林拳の道場で腕を磨いた門下生で、今は盲目となった道場主の娘と結婚し
貧しいながらも車夫として毎日を一生懸命生きていた。
しかし街に悪徳車夫会社が出来、真面目に商売をしているリンたちに嫌がらせをするようになった。
喧嘩はしまいと我慢していたリンであったが、ある日とうとう堪忍袋の緒が切れ大暴れをしてしまう。
だがそれは復讐が復讐を呼ぶ悲劇の幕開けであった。
★感想など
かつてレレレで紹介した台湾の功夫スター(?)、聞江龍(マン・ゴンロン)
彼の主演作がもう一本あったので鑑賞してみた。
内容的にはレレレでも紹介した「リキシャクリ」と似たような内容。
と言ってもどちらも職業が車夫なんだが、内容的には「リキシャクリ」の方がまだ面白かったかなあ?
とは言ってもどちらも主人公以外の登場人物がばたばたと死んでいくのは、当時の功夫映画の流れか。
全編に渡って功夫シーンは多いが、特筆すべきものが無いため以外と辛い。
脚本の破綻ぷりは、いかにも当時の香港功夫映画なので、まあその辺はヨシナに。
途中「燃えよ!ドラゴン」の音楽のパクリが出てくるのがいかにもだね。
まあ超マニア向けなのはいなめないかな。