「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」
原題:FAST & FURIOUS 9
2020年 アメリカ 143分
■監督:
ジャスティン・リン
■出演:
ヴィン・ディーゼル
ミシェル・ロドリゲス
ジョン・シナ
タイリース・ギブソン
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
ジョーダナ・ブリュースター
ナタリー・エマニュエル
サン・カン
ヘレン・ミレン
シャーリーズ・セロン
カート・ラッセル
ジェイソン・ステイサム
●あらすじ
人気カーアクションシリーズ第9弾。
仲間のピンチを知り、ファミリーと合流したドミニク。
世界中のコンピューターシステムを操る装置を弟のジェイコブに奪われたドミニクたちは、
陰謀を止めるために動き出す。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
主人公チームたちがどんな状況になっても死ぬどころか怪我一つ負わないアクション・シーン。
過去作で死んだのに「魁!男塾」ばりの復活を遂げてくる仲間など、最早リアリティ・ゼロのギャグ映画。
毎回車をテーマにド派手でありえないアクションで盛り上げてくれるが
主人公たちは基本的に怪我ひとつしないので、観ていても全くハラハラもドキドキもしない。
むしろ白けてしまうくらいである。
ヴィン・ディーゼルは本シリーズで一度でも関わると『家族』と言って縛り付けてしまう。
流石にロック様は喧嘩別れできたが、代わりに家族入りしたのがジョン・シナとまたもやプロレスラーだった。
シリーズで唯一触れてこなかった「X3 TOKYO DRIFT」の主人公まで合流させてきたし、
と言いつつも観ている最中は楽しく観れるのだから全く問題ないが、今回は脚本が雑に感じたな。
次回作はいよいよオーラスなのだから、今までの脚本家に戻した方が良さそうじゃない?