
「キング・オブ・コング・アイランド」
原題:EVA, LA VENERE SELVAGGIA
1968年 イタリア 84分
■監督:
ロバート・モリス
■出演:
ブラッド・ハリス
エスメラルダ・バロス
マーク・ローレンス
●あらすじ
アフリカのジャングルの奥深くで、強化学者がゴリラの脳に無線制御装置を埋め込み、
殺人奴隷に変えるという不吉な実験を行っている。
(Amazon Prime Videoより)
★感想など
全ての怪獣映画の中で一番好きな映画は何?
と聞かれたら、1933年版の「キング・コング」であると即答するくらいキング・コング好きな私。
当然ゴリラが大きくなって暴れるだけの「キング・コング」の亜流映画も大好きである。
本作は存在自体知らなかったが、「キング・コング」みたいなビジュアルのジャケ写と
「キング・オブ・コング・アイランド」と言う、大作映画のパチモンみたいなタイトルは一発で惹かれてしまった。
で実際観てみたのだが、結構観るのがシンドイ出来だった。
出てくるのは別にキング・コングみたいなサイズじゃなくて普通のゴリラ。
そのゴリラの脳にリモコン装置付けて操ろうみたいな話なので、
どちらかと言うと「キング・コング」じゃなくて「獣人ゴリラ男」の方が話は近い。
(「獣人ゴリラ男」はプロレスラーの身体にゴリラの脳みそを移植する映画だったが)
それでいて肝心のゴリラはほとんど登場しない。
あとは退屈な人間ドラマが続くだけと言う、どちらと言うと当時の出来の悪いTVムービーな感じだった。
だが直接は見せないが、長い髪で裸の胸を隠すとか、グラマーな女性を下着姿にしたり等の
PCエンジン・レベルのエロ要素を、話に関係ないのに混ぜてくるのは、いかにもイタリア映画っぽいなと思いましたね。
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