「総長の首」
1979年 日本 137分
■監督:
中島貞夫
■出演:
菅原文太
鶴田浩二
清水健太郎
ジョニー大倉
三浦洋一
小池朝雄
森下愛子
安藤昇
梅宮辰夫
小倉一郎
夏純子
池玲子
成田三樹夫
樹木希林
丹波哲郎
野口貴史
金子信雄
遠藤太津朗
舟木一夫
田中邦衛
西村晃
●あらすじ
大型バイオレンス・アクション映画の決定版。
昭和10年代の浅草を背景に、暴力団同士の抗争から相手の組長を狙撃、
逆に相手から報復を受ける格好になった若きチンピラたちの生と死を強烈なリアリズムで描いた作品。
時代の底なる“飢え”の形が、作品中の随所に現われている。
関東大震災の爪痕が残り、歓楽の華やかさの中にも侘しさが漂う浅草では、
全国に縄張りを持つ関東侠友会と、地元の花森組が張り合っていた。
(東映チャンネルより)
★感想など
レレレ的には、超豪華キャストの作品。
しかし「仁義なき」は遠くなりけりって感じで、主役を務めるのは
清水健太郎、ジョニー大倉、三浦洋一、小倉一郎の四人と言っても過言ではない。
この中でも特にジョニー大倉の朝鮮人はハマリ役だったなあ。
いくら元の事件が描けないとしても、やくざ達の描写をほとんど封印しているイメージ。
東映版ピカレスク・ロマンと言った方がぴったりである。
菅原文太も抑えた役で、「仁義」の頃のイキの良さが今ひとつ。
と言った感じでイマイチな作品ではあるが、この豪華キャストに触れてみるのも一興かも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます