レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

沈黙の断崖

2009年11月18日 00時58分21秒 | スティーヴン・セガール

「沈黙の断崖」
原題:FIRE DOWN BELOW
1997年 米 104分
■監督:
 フェリックス・エンリケス・アルカラ
■出演:
 スティーヴン・セガール
 マージ・ヘルゲンバーガー
 クリス・クリストファーソン

●あらすじ
スティーブン・セガール主演の人気アクション“沈黙シリーズ”完結編。
ケンタッキーの険しく雄大な山岳地帯を舞台に、巨大な陰謀に立ち向かう男の姿を描く。
美しい渓谷をバックに繰り広げられる過激なアクションの数々。
断崖の山道を猛スピードで駆けめぐるカーチェイス、地下の洞窟での銃撃戦や大爆破の炎上シーンなど、ド迫力のアクションが満載。
アメリカ環境保護庁(EPA)の調査官ジャック・タガードは、殺された同僚調査員の足跡をたどって、アパラチア山系にある小さな町に乗り込む。
だがそこで彼を待っていたのは、静かな山々を揺るがすような大きな陰謀だった・・・。

★感想など
ワーナー・ブラザースのマークが出てるし、これはまだ劇場で公開してた頃なんだね。
そのせいか、最近の「沈黙~」シリーズより、全然面白かった。
と言うより、最近のやつより金掛かってるように見えた。
これ重要。
セガールの暴れっぷりは、ちょっと大人しい感じ。
ストーリーの進み具合はどうにも遅いが、まあ笑って許すしかないでしょう。
ここ2~3年のセガール観た後だと、妙に楽しい気分になれたのがめっけもの。
90年代のセガール、もっと観たいなあ。
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マインドハンター

2009年11月15日 13時17分01秒 | ミステリー/犯罪

「マインドハンター」
原題:MINDHUNTERS
2004年 米 101分
■監督:
 レニー・ハーリン
■出演:
 LL・クール・J
 ジョニー・リー・ミラー
 キャスリン・モリス
 ヴァル・キルマー
 クリスチャン・スレイター

●あらすじ
FBIプロファイラーとなるべく厳しい最終試験に挑む7人の訓練生たち。
これに合格すれば晴れて“マインドハンター(心を探る者)”となれる。
そんな彼らに教官が与えた課題は、ノースカロライナ沖の無人島にある特殊訓練施設で、
限られた時間の中、連続殺人犯をプロファイリングし、その正体を暴くというもの。
そして、訓練生7人と試験のオブザーバーとして送り込まれたフィラデルフィア市警殺人課のゲイブがその不気味な島にやって来た。
ところが翌朝、仲間の一人が何者かによって無惨に殺されてしまう。
しかも犯人はさらなる殺人を予告していた。
動揺する訓練生たちは、生き延びるため、協力して犯人の割り出しにあたるのだったが…。

★感想など
なんでこれを観ようと思ったのかすっかり忘れてたんだが、レニー・ハーリンだからか。
こうしてキャストとか見ても、結構豪華だね。
と言っても、昔有名だった人って感じだが。
レニー・ハーリンは、今はこういった雇われ仕事しかなくなっちゃたのが残念。
でも結構面白かったよ。
ストーリーは、ようは「そして誰もいなくなった」で、そこに「SAW ソウ」的要素を追加した感じ。
最初の被害者の殺され方が、以外性に飛んでいて最高。
でもミステリーとして見ると、出来は良くない。
だけど観ているこちらを映画に引っ張るだけのものはあり、最後まで見せきる力はある。
いわゆる拾い物の一本。
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カンフー少女

2009年11月14日 15時05分21秒 | 功夫/空手/武侠片

「カンフー少女」
原題:野蠻秘笈/MY KUNG FU SWEETHEART
2006年 香港 90分
■監督:
 王晶(バリー・ウォン)
■出演:
 張柏芝(セシリア・チャン)
 古巨基(レオ・クー)
 元華(ユン・ワー)
 元秋(ユン・チウ)

●あらすじ
14歳になった少女上官霊鳳は、ある日、両親が実はカンフーの達人であることを知ってしまう。
それ以来、「華山」で毎年修行を積むことになった彼女は、やがて最強の功夫少女に成長する。
─10年後、企業の秘書として働いていた上官霊鳳は、自分を抜擢したCEOのドラゴンを運命の人として恋心を抱くようになる。
その頃、「華山」から奪った秘伝書によって奥義を身につけたパイ・メイは、会社の社長の財産を狙って、 ドラゴンの暗殺を謀ろうとするが…

★感想など
まず、主人公の名前が「上官霊鳳」て所に、とても惹かれた。
上官霊鳳は、今度レレレ人名事典に追加するように、彼女の主演映画を準備中だったり。
でも彼女の代表作じゃないのが残念だ。
MATVムービーアジアで放送してくんないかな?
こないだの作品に続いて、再びセシリア・チャン主演作。たまたまだけど。
確かに美人なんだが、声が特徴的だよね。
あと、セシリア・チャンを見てると、かみさんの姉ちゃんに見えてしょうがない。
結構似てるんだよねえ。
物語の方は、バカの一言で片付けられるが、バリー・ウォンなら当たり前。
でも結構面白かったよ。
割と香港映画を観ない人とかにオススメ出来るかも。
邦題で損してるけどね。
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キル・ビル Vol.2

2009年11月09日 22時55分56秒 | アクション

「キル・ビル Vol.2」
原題:KILL BILL: VOL. 2
2004年 米 136分
■監督:
 クエンティン・タランティーノ
■出演:
 ユマ・サーマン
 デヴィッド・キャラダイン
 ダリル・ハンナ
 マイケル・マドセン
 劉家輝(リュウ・チアフィ)
 サミュエル・L・ジャクソン

●あらすじ
かつて結婚式のリハーサル中にビルの襲撃を受け、愛する夫とお腹の子どもを殺された“ザ・ブライド”。
昏睡から奇跡的に目覚めた彼女はビルへの復讐を誓い、襲撃に関わったかつての仲間たちを次々と仕留めていった。
残るはバドとエル・ドライバー、そしてビル――。
さっそく彼女は次なる標的のバドを倒すため、テキサスの荒野へ向かう。
一方バドは、もはや殺し屋としての面影もなく、アル中に落ちぶれていた。
彼にも与えられた服部半蔵の刀は質屋に出したと言い放ち、兄ビルの忠告も空しく聞こえるばかりだったが…。

★感想など
闇鍋映画の最高峰と評された前作から一転、落ち着いた作品になってしまったVol.2。
正直言えば、面白くはない。
と言うか、Vol.1の続きとして観るからそう思う。
これが前・後編になってなく、3時間オーバーの一本の作品だとしたら
途中までは最高に面白いが、中盤のだれっぷりが酷過ぎるとでも書いたんだろうなとか思う。
まあ一本にするとしたら、こうは作っていないだろうけど。
タランティーノってやりたい事をやりつつ、ちゃんとバランスを取ってるからねえ。
まあとにかく、これでやっとキル・ビルが観終わったと言う事だ。
パイ・メイのシーンも期待した程ではなかったし。
感想としては、なんだか1がもう一回観たくなったよ。
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アイスコング

2009年11月09日 02時13分34秒 | 怪獣/モンスター

「アイスコング」
原題:THE ABOMINABLE
2006年 米 95分
■監督:
 パトリック・ドナヒュー
■出演:
 ヘザー・デヴァン
 ニック・オレフィス
 ジェーソン・デヴァン

●あらすじ
製作国のアメリカをふくめ、どの国でも劇場公開されておらず、DVD発売も日本が唯一である。
北極で目撃された幻の大猿。
その姿を写真に収めようとして帰ってこなかった父の死の真相を知ろうと、
一人娘のアリーが父の相方のジャコとともに北極に向かった。
北極で遭遇したアイス・コングを麻酔で眠らせたジャコー、アリーの反対を押し切って金儲けのためにサンフランシスコに連れて帰る。
しかし、アイス・コングはサンフランシスコの街の中に逃げ出してしまい…。

★感想など
ピージャクの「キング・コング」の後に、レンタル屋に大量に見かけるようになった
パチモン・コング作品の一本。
しかし製作国のアメリカでも劇場公開はおろか、DVDも発売してないとはねえ。
まあ、その驚愕の事実に少しもひるむ事無い、素晴らしきZ級映画です。
アイス・コング(きぐるみです)の、ナイス過ぎる顔から
大昔の特撮映画よりヒドイ合成技術。
突っ込み所しかないストーリー展開など、まさにどこを取ってもレレレな作品である!
では何故レレレで書かないのか?
特撮技術がまるで素人過ぎだからだ!
正直、これ自主制作にしか見えん。
レレレでこれ書いたら、突っ込みまくって最後までいき、多分へとへとになってしまうだろうから
無意識に避けてしまったのだろう。
こう書くとなんだかチキンだが、多分一番の原因は
特撮映画に対する”愛”が感じられなかったからだと思う!
これ重要。
最近、特撮系を観ると何故かモンスター愛に敏感になっている自分に気付く。
たとえ、どんなに出来がへぼくても、作り手が怪獣映画が好きで堪らない人が作っていたら
そういった部分は画面を通して伝わるもので、その愛を感じてしまうと好きになってしまうんだな。
愛がなくとも、映画として面白く作ってくれれば、それはそれでアリなんだが
そのどちらも無い映画は、やっぱり駄目だな!
でもアイス・コングは、なんだか気になるヤツではあるんだよなあ。
不思議なヤツだよ。
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