「エルム街の悪夢(2010)」
原題:A NIGHTMARE ON ELM STREET
2010年 米 95分
■監督:
サミュエル・ベイヤー
■出演:
ジャッキー・アール・ヘイリー
カイル・ガルナー
ルーニー・マーラ
ケイティ・キャシディ
トーマス・デッカー
●あらすじ
ウェス・クレイヴン監督の84年の傑作ホラーを「テキサス・チェーンソー」のマイケル・ベイ製作でリメイク。
夢の中から襲い来る鉄の爪の殺人鬼フレディに怯える若者たちの恐怖を描く。
そのフレディ役には新たに「ウォッチメン」のジャッキー・アール・ヘイリーが起用された。
エルム街に住む5人の若者は、毎晩不気味な男に襲われる同じ悪夢にうなされていた。
その男は、赤と緑のストライプのセーターにフェドーラ帽を被り、顔全体が焼けただれた醜悪な容貌ばかりか、
指の部分には鋭い鉄の爪が。
やがて、悪夢は現実となり、仲間の1人が殺されてしまう。
もはや、眠らずにいるしか生き延びる術のなくなった若者たちだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
マイケル・ベイ製作の一連のホラー・リメイクは、以外と出来が良いのに感動している。
本作も中々の雰囲気を持った出来栄えなのは立派。
全体の展開はオリジナル通りなのは愛嬌ととらえても、色々な部分できちんとオマージュしている。
こういったリメイク展開は大好き。
しかしオリジナルに大きく劣るのは、主人公ナンシーのキャラとフレディ。
ナンシーが根暗な感じなのは時代のせいなのか。
フレディに至っては、TVシリーズで描かれた人間時代の最後まで描かれるが
今回決定的に駄目なのは、あの顔!
まるで爬虫類系宇宙人じゃん!
新フレディの顔は全く受け付けなかった。
まあそういった所が許せるなら、素直に受け入れられる傑作と言えよう。