レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ターミネーター:ニュー・フェイト

2020年03月10日 23時41分45秒 | SF/ファンタジー

「ターミネーター:ニュー・フェイト」
原題:TERMINATOR: DARK FATE
2019年 米 129分
■監督:
 ティム・ミラー
■出演:
 リンダ・ハミルトン
 アーノルド・シュワルツェネッガー
 マッケンジー・デイヴィス
 ナタリア・レイエス
 ガブリエル・ルナ

●あらすじ
メキシコシティの自動車工場で働く女性ダニーは、
ある日突然、未来から来たターミネーター“REV-9”に襲われる。
ダニーを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士、グレース。
彼女の並外れた戦闘能力により、REV-9を撃退するが、
決して死なないその最新型ターミネーターは、再び彼女たちに襲い掛かる。
そんな中、必死に逃げ惑う2人を救ったのは、
人類の未来のためにターミネーターと戦い続ける戦士、サラ・コナーだった——。
(「ターミネーター:ニュー・フェイト」公式サイトより)

★感想など
う~ん、これはどう評価すれば良いのだろうか?
リンダ・ハミルトンのみならず、ジェームズ・キャメロンまで関わって「T2」の正統続編を謳っている。
その割にはどう見ても新しさが全くないんだよなあ。
脚本も演出もそこかしこに「T2」の焼き直しにしか見えない。
冒頭からカー・チェイスのシーンも、「T2」でT-1000がトラックに乗ってジョンのバイクを追っかけるシーンあったでしょ。
もろにあれを想起させていたし、違う道路を走るシーンなんてもろ。
逃げ切った後の展開とかも「T2」ぽいし、後は夜のシーンでヘリで追いかけるシーンとか
ラストなんて下から見上げるサラ・コナーのカットまでまんまで笑った。
音楽も権利関係で揉めていたブラッド・フィーデルの曲をアレンジして使っているのかな?
でもちょっと過ぎないかどれも?
肝心要も大元のストーリーだが、
結局「T2」と同じじゃね?!
やっぱこのシリーズは、1と2だけでいいね。
これ以上はどうやっても続編が作れない事が証明されただけだったね。
とは言っても冒頭の、あのジョン登場シーンはかなり燃えたよ!
どうだったかは観てのお楽しみ!
ところで私は「T2」を何十回も観ているからこそ気付いた本作について。
OPのサラがジャッジメント・デイについて語るシーン。
あれは「T2」でも使っていたシーンを使っている?
サラの台詞と言うか、言い方が「T2」と全く同じだったので、新録には思えない。
だがサラに答えるDr.シルバーマンの声が別人なんだけど、何で?
台詞は同じなのに。
あと、ラストでダニーが立ち寄る公園。
あの公園は「T2」でサラの夢の中に出てきた公園と同じに見えたけど、同じなのかな?
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ファンハウス 惨劇の館

2020年03月09日 23時13分05秒 | ホラー

「ファンハウス 惨劇の館」
原題:THE FUNHOUSE
1981年 米 97分
■監督:
 トビー・フーパー
■出演:
 エリザベス・ベリッジ
 クーパー・ハッカビー
 マイルズ・チャピン
 ラルゴ・ウッドラフ
 シルヴィア・マイルズ

●あらすじ
田舎町のカーニヴァル、ファンハウスと呼ばれるお化け屋敷にやって来た4人の若者の恐怖を、
「悪魔のいけにえ」のT・フーパーが描く。
全編「13日の金曜日」タイプのホラーで、殺人鬼の設定もストレートすぎてかえって後味が悪い。
主演のE・ベリッジは、この後「アマデウス」でモーツァルトの妻役に大抜擢される。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
トビー・フーパー監督作と言うことで観たけど、それ以外のスタッフも豪華だね。
まず製作総指揮にマーク・L・レスターの名前があるし、特殊メイクは何とリック・ベイカーなんだ!
でも、あんまり面白くなかったぞ!
脚本がイマサンくらいだったな。冒頭に出てきた弟は、結局話しには絡んでこなかったけど何でだ?
あの描き方なら、普通クライマックスで姉ちゃん助けたりと活躍するだろうよ。
話の展開も遅いし、なんか全体的にカッタルイ感じだったね。
ただヒロインのエリザベス・ベリッジは、中々良かったね。
冒頭からいきなりおっぱい出してくるとは思わなかったし、クライマックスの
恐怖に慄いた表情も最高だった。
絶叫も似合ってたし、ホラー・クイーンにならなかったのはちと惜しかったね。
ところで2015年に同題の映画があるけど、やっぱり本作のリメイクなのかな?
あらすじをみるとリメイクぽい。
ストーリーから考えるとリメイクなんて興味ないが、リメイク版にはロバート・イングランドが出ているらしいので
それなら絶対観ようと思いました(笑)
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欲望の谷

2020年03月07日 17時48分00秒 | 西部劇

「欲望の谷」
原題:THE VIOLENT MEN
1954年 米 96分
■監督:
 ルドルフ・マテ
■出演:
 グレン・フォード
 バーバラ・スタンウィック
 エドワード・G・ロビンソン
 ダイアン・フォスター

●あらすじ
南北戦争の終結後、元北軍のジョン・パリッシュは西部で牧場を営んでいた。
東部に移住したい婚約者の望みもあり、付近一帯を支配する強欲な大牧場主ウィルキンソン家に、
悩みながらも安値で牧場を売り放す。
だが、町を牛耳ろうと横暴を繰り返すウィルキンソン家の手下にジョンの牧童が殺されるという事件が起き、
我慢の限界に達したジョンは牧場の売却を白紙に戻し、一家の横行を阻止するため立ち上がる!
(ザ・シネマより)

★感想など
2月はZ級映画祭にしようと思っていたのに、全然映画を観なかったので映画祭とは言えなくなってしまったよ。
だから今月と言わず
今年はZ級映画祭にしよう!
さて昔のハリウッド西部劇で、監督も主役も知らない人だが、本作は結構面白かったよ!
街並みが豪華だし登場するエキストラも多く、ハリウッド黄金時代って感じ。
脚本もなんとなくマカロニっぽく、アクションも満載で娯楽に徹していて楽しかった。
真の悪役が女と言う辺りも捻っているし、これは中々の拾い物でしたね。
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