レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ドリヴン

2024年03月27日 18時41分36秒 | アクション

「ドリヴン」
原題:DRIVEN
2001年 アメリカ 117分
■監督:
 レニー・ハーリン
■出演:
 シルヴェスター・スタローン
 キップ・パルデュー
 ティル・シュヴァイガー
 バート・レイノルズ

●あらすじ
「クリフハンガー」でコンビを組んだR・ハーリン監督とS・スタローンが
再び監督、主演で顔を合わせたカーレース・アクション。
共演に新星キップ・パーデュー。
かつてカートレース界の花形レーサーだったジョー・タントは、
現役時代のライバルで現在チームのオーナーをしているカール・ヘンリーから、
新人ドラーバー、ジミーの指導を頼まれる。
引退を余儀なくされた大事故以来、半隠遁生活をしていたジョーだったが、
ついに依頼を引き受ける決意を固める。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
実にレニー・ハーリンらしい作品だなと思った。
恐らくレニー・ハーリンにまだ力があった頃なのかな。
まあかなりやりたい放題って感じ。
何がやりたい放題かと言うと、まずレニー・ハーリンって
頭の中がエロい事で一杯だな! それも中学生レベルの!
まずレースシーンになる時は、レース場に多数いる女性たちの胸とか下半身にフォーカスがあっている撮影。
しかもそれを何度もやる!
他にもプールで泳いでいる女性を撮るシーンにしても、いかにも男がエロイ目で見ている視線で撮影。
さらに笑ったのが、劇中でF-1マシンで街中を爆走するシーンがあるのだが
わざわざスカート姿で待っている女性のスカートをまくりあげる馬鹿シーンには笑った。
まあそもそも主人公とライバルで取り合う女性にしても、ブロンドの巨乳なんだが、
これはレニー・ハーリンの好みである。
何せレニー・ハーリンは若い頃に、赤いフェラーリに毎日違うブロンド美女を乗せていたとバラされているのだ。
とまあこんな事言ってますが、映画としては結構面白かったですよ。
CGの使い方を酷評されているようですが、主人公の若き天才ドライバー。
そのライバルとなるストイックな王者。
そして勝利に非情なバート・レイノルズも良いのだが、シルヴェスター・スタローンも素晴らしい。
彼が主役と言う訳ではなく、若い主人公を鍛える脇役。
この一歩引いたところが中々良かった。
脚本も色々ありながら最後は爽やかに終わって鑑賞後の気持ちも清々しいし。
気持ちの良いドラマ作品として、割とオススメです。
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多羅尾伴内シリーズ 復讐の七仮面

2024年03月26日 19時12分13秒 | ミステリー/犯罪

「多羅尾伴内シリーズ 復讐の七仮面」
1955年 日本 100分
■監督:
 松田定次
■出演:
 片岡千恵蔵
 三浦光子
 中原ひとみ
 宇佐美諄
 山村聡

●あらすじ
片岡千恵蔵の十八番!
クライマックスの名台詞「ある時は…、またある時は…、しかしてその実体は…!」でお馴染みの多羅尾伴内シリーズ。
第8作目となる本作は、大都会に巣喰う秘密結社「白龍会」の非情極まる凶悪犯罪に対し、
敢然正義の闘いを挑んだ多羅尾伴内が、謎を解き、次々と起こる事件を解決して「白龍会」の実体を暴き出す!
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
大映時代の多羅尾伴内シリーズを観たら、東映時代のシリーズも観たくなったので鑑賞。
シリーズも後半なせいか、脚本がシンプルになっていて観易くなってきた感じかと。
今回の七変化のうち、気が狂った元軍人の役を片岡千恵蔵が楽しそうに演じているのが特徴的だった。
ただしそのキャラクターに引っ張られ過ぎな感も強いけど、小林少年のような少年助手も登場するなど
どんどんと娯楽要素が増えていっているのが嬉しいところ。
どこまで江戸川乱歩みたいになっていくか、この後のシリーズ作も楽しみだね。
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド デッドリー・カラー・エディション

2024年03月26日 19時11分36秒 | ホラー

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド デッドリー・カラー・エディション」
原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD
1968年 アメリカ 96分
■監督:
 ジョージ・A・ロメロ
■出演:
 ジュディス・オディア
 デュアン・ジョーンズ
 カール・ハードマン
 キース・ウェイン
 ジュディス・リドリー
 マリリン・イーストマン
 ビル・ハインツマン

●あらすじ
いまや古典となったロメロのゾンビ映画第一作。
死者が蘇り生者の肉を喰うというプロットは“ゾンビ”に新しい定義を作り、多くの亜流を産んだ。
一軒屋に立て篭った七人の男女と怪物の死闘というストーリーはさして目新しいものではないが、
ロメロの客観的で冷徹な演出と白黒画面が醸し出す恐怖感は他に類がない。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「フレッシュ・イーター ゾンビ群団」が、割と面白くなかったのと、
ビル・ハインツマンのゾンビ含め、オリジナルが気になったので、続けて観てみる事にした。
昔一回観た事があるのだが、その後に3枚組のDVD-BOXを買っていてそのままになっていたのがあるので
久しぶりに引っ張り出してきて、未開封だったのでシュリンクを剥がすところから。
購入したのは2006年らしい。
それでこのBOXには、白黒の映画に対してフィルムに色を付けたカラーライズ版が入っていたので
今回はそのカラー版を観てみた。
白黒の映画って色が無い分、観る人に作り手が意図した色をどうやって見えるかについて考え抜かれているのがほとんどである。
その辺も踏まえ照明の使い方も画面の雰囲気作りに踏まえられているので、どこか芸術的なところも感じられる。
そんな名作の雰囲気も感じさせるオリジナルに対し色を付けてしまうと、一気に凡庸な作品になってしまうのが不思議だ。
色を付ける時に設定を考慮していないのか、冒頭の墓場のシーンで明るいとは言え夜の20時の設定なのに
色を付けてみたら、完全に昼のシーンになっているんだけど。
恐らくオリジナルの方は、明るい夜を表現したくて昼に撮影したのかも知れないが
それをそのまま色を付けてしまったもんだから、昼のシーンになってしまったのではないかと思われる。
まあストーリーの方は結構忘れていたので、ゾンビが道具を使って人を襲うシーンとかはちょっとビックリした。
冒頭に登場するビル・ハインツマンのゾンビも、のろのろではなくて、ちょっと小走りとかするしね。
従来のゾンビのイメージは、むしろ「ゾンビ」の方で出来上がったのかな。
まあオリジナルが名作なので面白かったけど、白黒バージョンのオリジナルが観たくなったな。
もう一度オリジナルを観るよりも、30周年記念の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版」でも観ようかな。
あのビル・ハインツマンも関わっているが、ロメロ本人は関わっていないいわくつきの作品だし。
また本作はカラーならリメイク版の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀」が面白かったから、
そちらも含めつつ、久しぶりに残りのゾンビ三部作も観ようかな。
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フレッシュ・イーター ゾンビ群団

2024年03月26日 19時10分48秒 | ホラー

「フレッシュ・イーター ゾンビ群団」
原題:FLESHEATER: REVENGE OF THE LIVING DEAD
1988年 アメリカ 89分
■監督:
 ビル・ハインツマン
■出演:
 ビル・ハインツマン
 リサ・スミス
 ジョン・モーウッド
 レスリー・アン・ウィック
 ハイディ・ハインツマン

●あらすじ
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』のファースト・ゾンビ、
ビル・ハインツマンが放つ渾身の"リビング・デッド"サーガ外伝が、映像特典満載の<特別編>で復活!

マスター・オブ・ホラー、ジョージ・A・ロメロの"リビング・デッド"サーガ。
その記念すべき第一章『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』で
冒頭の墓場に現れるファースト・ゾンビを演じたビル・ハインツマンが、
監督・製作・脚本・編集・主演を担当し手独自の解釈で作り上げた、まさに外伝と呼ぶに相応しいゾンビ・ホラー。
低予算ながら凄絶な特殊メイクによるゴア・シーンが話題を呼んだが、
特殊メイクを担当したのは後に『ナイト~』のリメイク版
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記』やTV『バビロン5』を手がけるジェリー・ガージェリー。
日本版DVDは米メディアブラスター社から提供されたマスターを使用。
ハインツマンやガージェリーらの貴重なインタビューを含む特典映像満載の仕様となった。

【ストーリー】
10月31日、ハロウィン。
パーティを開こうと人気の少ない森にやって来た若者たちに恐怖が迫りつつあった。
森の奥深くで、ひとりの農夫が不気味な棺を発見。
封印の警告を無視して蓋を開けると、そこには奇怪な男が横たわっていた。
突然起きあがり農夫を襲ったその男は"フレッシュイーター"と呼ばれるゾンビ――肉を喰らい、
血を啜る地獄の悪鬼だった。
フレッシュイーターに襲われた人々はやがてゾンビと化し、その数をふやしていく。
惨劇は次第に拡がり、ふくれあがったゾンビ群団はやがて郊外の街へと進撃する……。
(Amazonより)

★感想など
本作はAmazonに書かれている内容でほぼ説明してくれているが
ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作の第一作である「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」に
最初のゾンビ役で出演しているのみならず、撮影や照明などのスタッフとしても参加していた
ビル・ハインツマンと言う人が、何故か20年も経ってから、オレ的「ナイト・オブ~」を撮った作品。
監督・製作・脚本・編集・主演を全て兼任している辺り、ほぼ自主映画みたいなもんかも知れない。
途中出てくる子役の女の子は、自分の娘に演じさせてるくらいだし。
ストーリーと言うか、所々の元ネタが「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」まんまであり
有名なラストのオチまで同じにしている辺り、これ自分的にはリメイクのつもりなのかなあ。
そうでなければ、創造力が無さすぎだぞ。
ロメロと比べて違っているのは、やたらに女性の裸を出すくらいで、後は総じて面白くない。
まず登場人物に一貫性がなく、画面に人が登場する⇒ゾンビに襲われる。
の繰り返しなので、ストーリーが散漫で盛り上がりに欠ける。
ゴアシーンもまあまあだが、1988年当時の水準としては、いささか低いと言わざるを得ない。
あと、雰囲気とかに関係なくずっと流れているBGMがうるさかった。
まあ総じてZ級な出来栄えだったが、逆にオリジナルの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を
観たくなったのが、唯一の功績? かな。
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「拳銃無宿」 第27話 目撃者

2024年03月23日 17時50分39秒 | 西部劇

「拳銃無宿」 第27話 目撃者
原題:WANTED: DEAD OR ALIVE
1958年 米 28分
■監督:
 マーレイ・ゴールデン
■出演:
 スティーブ・マックイーン
 リー・バーゲアー
 サリー・プライス
 アルヘンティーナ・ブルネッティ
 サム・ハーン

●あらすじ
ジョッシュは、殺人犯カルロス・ドミンゴを捕まえ目撃証言者レオンの確認を得て、保安官へ引き渡した。
しかしジョッシュは、レオンが殺されるのを目の当たりにする。
唯一の目撃者レオンが殺されて、カルロスの罪を証言する者がいなくなり保安官は、
やむを得ずカルロスを釈放した。
正義のため勇気ある証言をした者が命を落としたことにジョッシュは憤慨する・・・。
(DVDジャケットより)

★感想など
久しぶりに「拳銃無宿」を鑑賞。
殺人の目撃者を殺したら、無罪となり釈放されると言う恐ろしい展開。
それに怒ったジョッシュが仕掛けた事とは。
正義の怒りに震えるジョッシュに惚れる。
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