レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

探偵神津恭介の殺人推理10~白魔の歌 南太平洋のパラオに消えた妹~

2025年02月26日 15時42分48秒 | ミステリー/犯罪

「探偵神津恭介の殺人推理10~白魔の歌 南太平洋のパラオに消えた妹~」
1990年 日本 91分
■監督:
 永野靖忠
■出演:
 近藤正臣
 大和田獏
 岸部シロー
 森口瑤子
 原日出子
 佐藤仁哉
 草川祐馬
 露木由美

●あらすじ
探偵神津恭介シリーズとは。
江戸川乱歩、横溝正史と並び称される戦後の推理小説の雄、高木彬光の傑作探偵シリーズ。
また探偵には天才型と調査型の2種類があるが、神津恭介は、天才型の代表として、
明智小五郎、金田一耕助と共に今なお、日本の3大探偵に挙げられている。

静かな海に潜む愛憎の激流。パラオの石に秘められた想いとは!?
「危険のすぐ隣に善意の花が咲いている。」(神津恭介)
旅行会社“トラベル・ピジョンズ”の催したパーティで殺人事件が。
数日後には、旅行先のパラオの海で神津恭介の妹“信子”が誘拐される。
果たして犯人の狙いとは!?
(HMVより)

★感想など
今回のはちょっとって感じだったなあ。
まず原作と全然違う話になっているでしょ、これ。
内容見てもどう考えても、スタッフがパラオに遊びに行きたいだけの観光ビデオ。
そこに適当に神津恭介を足しているだけ。
原作のあらすじ見ても、全然本作の脚本と関係なかったしね。
これが原作の名前だけ使って、脚本家が好き勝手やってる典型なんだろうね。
そのせいか、最近は面白くなっていた「探偵神津恭介の殺人推理」シリーズに比べて
全然面白くなかった。
主要人物の一人である、妹の信子が誘拐されるストーリーは中々の出だしだが
やっぱその前後がパラオで遊んでいるだけだからねえ。
これもバブル期だから出来た作品かな。
ただ本作のタイトルとかキャスト字幕とかの、字体。
あれ何だか懐かしかった!
そういえば昔のテレビの字幕って、こういう字体だったよなあて思い出した。
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霊幻道士 第三巻

2025年02月23日 13時52分59秒 | ホラー

「霊幻道士 第三巻」
原題:僵屍道長II/VAMPIRE EXPERT II
1996年 香港 95分
■監督:
 蕭鍵铿(ジョセフ・シウ)
■出演:
 林正英(ラム・チェンイン)
 孟海(マン・ホイ)
 商天娥(キキ・ション)
 文頌娴(アニー・マン)
 林文龍(ラム・マンロン)

●あらすじ
1985年に公開され一大ブームを巻き起こした「霊幻道士」の正統派続編といえるTVシリーズ第3巻。
キョンシー西太后軍団の反撃に遭った毛先生とライ総督は、対応策に頭を捻る。
一方、ムイ姐さんは連れ去れたハーマイを助け出すため西太后の墓に潜入する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
随分久しぶりに観た、パート2のTVシリーズ第三巻。
前回途中で観るのを辞めたのは、ムイ姐さんのキャラクターがどうにも嫌いだったからなのだが
久しぶりに観たが、まあ我慢は出来た。
この第三巻は前半は西太后の話で、後半は毛先生の兄弟子の話になる。
西太后はキョンシーにも関わらず悪い役ではなく、母の愛に満ちた良いキャラクターで
最後はちょっとウルっときてしまう良い話だった。
後半に出てきた毛先生の兄弟子は、過去に色々あったが今は立派な道士になっている。
かと思いきや、この第三巻のラストで何やら不穏なことを!
これは続きが気になる終わり方だったねえ。
新興新聞社など、新たなキャラクターも加わりこの後が楽しみかも。
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バグダッド・カフェ

2025年02月23日 13時52分28秒 | ドラマ

「バグダッド・カフェ」
原題:BAGDAD CAFE
1987年 西ドイツ 91分
■監督:
 パーシー・アドロン
■出演:
 マリアンネ・ゼーゲブレヒト
 CCH・パウンダー
 ジャック・パランス
 クリスティーネ・カウフマン
 モニカ・カルフーン

●あらすじ
アメリカの片田舎の砂漠にあるさびれたモーテル“バグダッド・カフェ”を、
夫婦喧嘩の末に訪れた太ったドイツ女ジャスミンが、
そこで暮らす人々の心の扉を開いて回りながら“砂漠のオアシス”に変えていくまでを描いた逸品。
主題歌の“Calling You”はアカデミー賞最優秀主題歌賞にノミネートされただけあり、
微妙にくすんだ空の青と併せて、セリフが少ないこの作品の行間に秘められた切なさをより際だたせている。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ミニシアターを代表するような作品だと感じた。
ハリウッド映画のように分かりやすいストーリーとか解説がある訳でもないし
派手なBGMで盛り上げる感じでもない。
脚本の展開も一見バラバラで分かり辛いところがある。
だがそれはジグソーパズルのピースのように、映画が進んでいくと段々と形を成して分かってくるようになる。
ゆっくりとした流れの映画を、ゆっくりとした雰囲気で鑑賞する。
これに適した環境が、正しくミニシアターだったんだろうね。
”若い時にこの映画を観て、感性を磨いていた”
こんなレビューコメントがあったけど、正に言い得て妙だなと思った。
こういった映画を若いうちに観ておくのは、感性にとって非常に良さそう。
ミニシアターの外観や雰囲気なども含めて、感性豊かな我が子に勧めたくなりました。
え? 私はいいのかですか。
いやあ私の場合は、若い時から今に至るまで
感性が毒されるような映画ばかり観てますからねえ!
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失われた世界

2025年02月18日 20時39分20秒 | 特撮

「失われた世界」
原題:TWO LOST WORLDS
1950年 アメリカ 61分
■監督:
 ノーマン・ドーン
■出演:
 ローラ・エリオット
 ジム・アーネス
 ビル・ケネディ
 グロリア・ペトロフ

●あらすじ
1830年、ハミルトン・クイーン号の処女航海が始まった。
しかし船は度重なる海賊の襲撃を受けてしまい、
逃げ惑う航海士カーク・ハミルトンと婚約者のエレーン達は、無人島にたどり着く。
そこは恐竜が生存し暴れ回る、太古の島だった!
(Amazonより)

★感想など
前に自分自身鑑賞最後となるトカゲ特撮の作品「ザ・ロスト・ワールド/失われた世界」が観たくて
DVDを買おうとアマゾンを検索しているときに、本作のことそ知った。
最初は「ロスト・ワールド」二枚組とあり、一枚はオリジナルの1925年版。
まあオリジナルはすでに持っているのだが、オリジナルとリメイク版の2パックなら悪くないかなと思っていた。
だが説明とかを見ると、どうにも自分が観たかった「ザ・ロスト・ワールド/失われた世界」とは違う気がする。
最初にそう思ったのが制作年度で、本作は1950年と記載があった。
ここで違和感。確か「ザ・ロスト・ワールド/失われた世界」は1960年代だった気がする。
そう思って色々見ていたら、ふと気づいてしまった。
原題が違うぞ!
リメイク版の「ザ・ロスト・ワールド/失われた世界」の原題は、”THE LOST WORLD”
一方、本作の原題は”TWO LOST WORLDS”
これ、ぱっと見じゃあ気付かないよねえ。
でもまあ本作の方もトカゲ特撮のようだし、気になって観てみました。
肝心のトカゲ特撮部分は、かなり後の方まで出てこないのだが、
「紀元前百万年」(1940)のフィルムを流用しているので、迫力は結構ある。
ドラマ部分の方も前半は大分カッタルイが、中盤のクライマックスとなる海賊と船の上で戦うシーンは
スタントがかなりヤバイことになっていると言うか、安全面についての配慮がかなり足りていないので
逆に変な迫力があるので、そこも含めて、割と拾い物の一本だった。
ただ映画としては、1925年に作られている「ロスト・ワールド」の方が、遥かに面白いけどね。
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金星人地球を征服

2025年02月17日 20時54分05秒 | 特撮

「金星人地球を征服」
原題:It Conquered the World
1956年 アメリカ 71分
■監督:
 ロジャー・コーマン
■出演:
 ピーター・グレイヴス
 リー・ヴァン・クリーフ
 ビヴァリー・ガーランド

●あらすじ
トム・アンダーソン博士(リー・ヴァン・クリーフ)は、特殊な無線装置を開発し、
ゾンターと名乗る金星人との交信に成功した。
博士は彼らの優れた技術で平和を実現するため、金星人を呼び寄せてしまう。
だが、金星人はコウモリに似たマインドコントロール装置によって人類を洗脳し、
征服することを企んでいたのだ。
博士の友人のネルソン博士(ピーター・グレイブス)はそのことに気付くが、
彼の妻ジョーンは既に金星人に洗脳されていた。
ネルソン博士は妻をやむなく射殺すると、アンダーソン博士と共に金星人が潜む洞窟に突入する。
(Wikipediaより)

★感想など
”金星ガニ”で有名な本作。いつかは観てみたいと思っていたんだよねえ。
そうしたら色々とビックリ。
まず監督自身がロジャー・コーマン。
さらに主要な役でリー・ヴァン・クリーフまで!
レレレ的には超豪華な布陣によって作られている作品。
肝心の金星ガニ自体も登場シーンは少ないが、出てきた時のインパクトには物凄いものがあり
特撮ファンを自認している方には、是非観ることをオススメする!
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