★NPO The Good Times というNPO法人を立ち上げて、2年を経過した。
今3年目の1ヶ月目を迎えている。
カワサキの昔の仲間と、三木で新しく知りあった仲間たちのコラボで立ち上げたのだが、その骨格は独りで創ったようなものである。
NPO法人と言うのは、10人の会員がいないと成立しないのである。会員が10人から一人でも欠けた時点で消滅してしまうのである。
三木市のNPO講習会に人数集めで狩りだされて、初めは三木のNPOのたち上げを手伝う積りで講義を聞きに行ったのだが、急に自分で立ち上げる決心をしたのである。
『日本のNPOは数だけは、コンビニを追う勢いだが、アメリカのように、トヨタや川崎重工のような大きなNPOはない』と講師の先生は仰るのである。
例に出されたトヨタはともかく、川崎重工とはなぜ?と一瞬思ったが、あとで聞いてみると講師の先生は、神戸の川重本社ビルに入っている兵庫県の『ボランタリープラザ』から来られていたのである。
そんなことで、私自身は、
『トヨタや川崎と同じくらい大きくなる可能性のあるNPO法人を創ろう』 と思い立ったのである。
『トヨタより大きくなる』と言うことと 『トヨタより大きくなる可能性』とは、同じようで、ちょっと違う。
『可能性のあるシステム』なら創れる ととっさに判断したのである。
★そのために、
『インターネットのシステムを徹底的に利用すること』
『幾ら大きくしても、経費が大きくならないこと』
『ソフト、アタマで考える「ソフト会社の仕組みシステム」にすること』
『それを考える仲間と、大きくなってもきっちり抑える管理システムが出来ること』
『そして対象は、世界中の人たち=ネットの対象は常に世界の人たち』などの
●『トータルシステムが実現するか』 の1点で考えた。
決心をしたのは、
かって20年前に、ソフト会社を一緒にやってくれた『タッチャン』、(まだその時は現役だったが、)が一緒にやってくれると言うことと
30年ほど前に、カワサキの単車事業再建を一緒にやってくれた、今はお坊さんのjhojinさんが、監査役を引き受けてくれたからである。
そんなことで、12人ほどのカワサキと三木のメンバーとでスタートしたのである。
★2年が経過して、3年目はちょっと大きく、目標を『新しい公共』と掲げた。
このNPOの収入は、団体会員1万円、個人会員1000円の入会金以外一切ないのである。
そんなことでやっていけるのか? それがイケルのである。月の経費が5000円しか掛らないのである。
この2年間で、個人会員だけでも3000人が入会して頂いた=これだけでも300万円である。
NPOは幾ら利益が溜まっても山分けなど出来ない「非営利活動法人」だから、余っても仕方がないので集めてくれた人に活動費として支援している『新しい公共』のようなシステムになっているのである。 去年も200万円ほど集めて、110万円ほど支援した実績で決算をした。
いろんな活動をなさっている方は、よくお分かりだと思うが、行政からの支援を受けたりするのは申請や報告が大変で、例え頂くお金が5万円であっても、手元に入るのは1年後と言うようなシステムである。
『どこ竹の竹とんぼを飛ばそう会』の時に5万円の支援を三木市に頂いた経験から、こんなシステムのNPOを考えたのである。 どんどん活動する方にはどんどん支援できるシステムなのである。
年会費を取らないと言うことは、管理の手数がなくなること、会員の数は減ることなく増え続けるのである。イチローのヒットでも積み重ねたら5000本になるのだから、百万人ぐらいは別に夢でもないのである。
そして、月5000円の経費でやれると言うことは、別に集まらなくても法人が潰れたりはしないのである。会員さんがよくシステムを理解されて上手に使われたらお互いどんどんよくなるのである。
★3年目に入って、末端の集める会員の目標を1000人から、2000人、5000人へと引き上げたのである。
(と同時に1000人でも多いと言われる方もいるので
300人(40%)、 500人(50%)、1000人(60%)、 2000人(70%)、5000人以上(80%)を1000円の個人入会金のうち支援すると言う規定にしたのである。
仮に300人=30万円集めると計画されたら、40%、12万円は支援しようというシステムなのである。 5000人=500万円、このレベルでは、80%、400万円支援である。 いずれの場合もカード代は、NPO本体が負担する。支払いは後払いなどではない相殺なのである。それも会員が集まった後の分割払いでOKというシステムである。
ただし、NPO The Good Times の団体会員であること、ただし事前に計画書を提出し、理事会の承認を受けることが必要なのである。)
特に、目途があったわけではないが、そうしたらそういう風が、この1ヶ月の間に続いて吹いてきたのである。
●アメリカのロスでDANTHREE がソフト会社を立ち上げた。小さいけど法人だから、ちゃんと専門的にやらねばならない。まだ1ヶ月も経っていないが順調である。
関東の仲間たちのアメリカ進出のお手伝いも、絵の中に入っている。ロスの都ホテルも仲間入りのようである。
●同じ時期三木出身のご兄弟のshirokuro が入会された。 これもまたオモシロそうである。
●カバン屋さんは、ネットでアメリカのハーレーをかき集め、日本で売るシステムを兵庫メグロとの協働でスタートする。
みんなNPO The Good Times のシステムの中での動きである。
●関東では、これとは別に、大和屋嘉平さんを中心に雷神マッハさん、まっしまさんなどが、専任者を付けて『バイク関係のの何か』をやろうと言うことで動き始めている。動きが具体的になったら、関君にも・・・その他いっぱい仲間はいる。
こんなにちょっと動きが大きくなっても、
NPO The Good Times の通常経費は5000円で、
一切変わらないのが自慢のシステム、ネットのよさなのである。
★そんな動きに、今年も何とかオモシロくなりそうだと思っていたら、一昨日の夜、
『放射能ウオッチャー』という団体が、突然参加されたのである。
将来、NPO法人も設立されようとしているグループで、責任者の岩田さんと電話で話をしたのだが、なかなかスケールが大きくていい。
ウオッチャーの数はまだ少ないが、近い将来1万人、出来れば10万人ということも言っっておられた。
『放射能ウオッチャー』 こんな ホームページで、スタートしたばかり、
Facebook も ツイッターも みんな出来たてのホヤホヤである。
そんな時期に、NPO The Good Times に参加頂いたのは、非常に嬉しいことである。
フォロワー16万人の公式ツイッターでリツイートしたら、途端に、20人もの人がリツイートするのは、『原発、放射能』への関心の高さと情報発信力だろう。
NPO The Good Times は、『システムそのもの』なのである。
上手に使われる方は、どんどんよくなる。 見逃してしまう方には『グッドタイムは』逃げてしまうのである。
どんな大きなところでも、システムは同じように、使えるのは、ツイッターでもブログでも同じである。
天下のトヨタだからと言って特別扱いはしないところが、ネットシステムのいいところだと思っている。
『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しい時を過ごそう』 が基本コンセプトなのである。