★大阪桜宮高の体罰での自殺問題は、どんどん大きくなって、
最新の情報では、橋下市長が下した『桜宮高体育科入試「中止」発言の波紋…』となっている。
橋下市長は対策会議を終えた後の15日夜の会見で、「受験を希望していた生徒や保護者には申し訳ないが、過去の連続性を断ち切る必要がある。こんなことで募集を続けるとなれば大阪の恥だ」と説明。今年の同校体育科の入試を中止する意向を示した。
体育科と同じく全員が運動部に所属するスポーツ健康科学科も含め、市教育委員会が21日の会議で中止の是非を決定する。仮に募集を中止すれば、両科の募集人員計120人を普通科に振り替えるという。
専門家の一部には、橋下市長がぶち上げたこの案に同調する声もあるが、両科は2月中旬に願書の提出日を控えている。直前での中止決定で大きな混乱が予想されるだけに、会見に同席した市教委の永井哲郎教育長は「入試が直前に迫っており、影響が大きい。即断できる内容ではない」と慎重な姿勢をみせた。
★ ここまで問題が大きくなると、
橋下さんの下した判断には、賛否両論があって当然だと思う。
お前はどちらだ? と言われたら、橋下さんの判断そのものは、いいのか悪いのか『よく解らない』のだが、
いろんな事象に対して、橋下さんのようなこれくらいはっきりした、少々厳し過ぎる発言を、『首長がする』ということに対しては、100%賛成である。
昨今の行政も、教育委員会も、警察も、企業も、明確な意見を言うべきところが、はっきりと『モノを言わない』態度がこんな問題を起こしているのだと思う。
この問題も、既に一度問題提起があったにも関わらず、調査もお茶を濁した程度で表面と繕ったので問題の解決が遅れたのだと思う。
『体育科の入試中止』ぐらいのビックリするような提案だから、賛否もいっぱい出るのだと思う。
いかにも橋下さんらしくていい。
今、日本でこれくらいのことを言い切れるのは橋下さんだけだと思う。
世論がどのくらい、橋下さんを支持するのだろうか?
元々橋下さんも少々の体罰ぐらいは容認論者だったに違いない。
でも今回のは、程度がひど過ぎて暴力である。自分の意見を状況を見て覆すことが出来るのもまたいいと思っている。
21日の決定は、どんなことになるのだろうか?
今回は、お茶を濁さずに真剣な討議がされることだけは間違いない。
『そのこと自体が』いいのだと思っている。
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既存の三木市内の病院や調剤薬局は今後、統合病院を競争相手に患者さんを奪い合わねばならなくなります。もともと、患者さんの数は限られているのだから「直通バスを出すのでどんな患者さんでも統合病院に行ってください。」というような政策は間違いです。
民業を圧迫し、三木市内の医療崩壊を招きかねません。
少なくとも、統合病院病院運営費拠出(年間十億円ぐらいですか?)に上乗せして、数十億という投資を行ってすることではないように感じています。
(初期投資バス購入、受付機導入、方向転換場、待ち合い場整備、運営費用全て合わせて例えば5年でそれだけ投資するのでしょうか。内訳も全て示して総額を示していただきたいものです。)
結局、三木市は病院だけのためにいったいいくら使うつもりか、ということをきっちり示していだだきたいですね。
この際、とにかく「内訳」をきっちり示していただきたい。
いつも三木市が出してくる訳の分からない概要版は、見るごとに数字が違うのでさっぱり分かりません。
これを書く前にも、「三木市の予算編成方針」や「三木市の予算の概要」を見てきました。しかし、「三木市の予算編成方針」では一般会計の歳出歳入総額は200億円なのに、「三木市の予算の概要」になると、一般会計の歳出歳入額は300億円となっていて、意味が分からなくなってしまいました。
お手上げです。三木市の出すものは色々と難解です。
この話はさておき、極端な患者(お客様)誘導政策は、市内に密着した医療機関を圧迫します。大型商店街ができたために、地元の商店街がすたれてしまうようなものです。国民総医療費抑制のため、平成14年度から何度も行われている診療報酬改定は、中小規模以下(ベッド数200以下)の病院の経営を更に苦しめるだろうと言われています。(もっとも、この2年、病院の倒産数自体は減少傾向にあります。しかし、以前と比べて「放漫経営」による倒産でなく「医業収益本体の赤字」「医師確保」「看護師確保」の問題による倒産、廃業が増加しています。)
さらに、大西議員ご指摘のとおり、現在、三木市内には様々なバスに対する助成費、神戸電鉄に対する補助金が支払われていますが、その全てがバラバラに展開されており、これらの公共交通を全体から調整し、振興させていこう、というような政策には決してなっていないように見えます。
私は、神戸電鉄は三木市にとって非常に大事な交通機関だと思っています。可能な限り守っていただきたいと願っています。ですから、バスと神戸電鉄を一体として、公共交通として発展させていくような施策が必要で、新図書館のような、三木市の新しい姿を作るような施設は、ぜひとも公共交通の要となる場所に据えることで、公共交通の発展と市民の利便性の向上を図っていくべきだと思うのです。
新図書館が文化会館前に建設されれば今度は「新図書館行き」の直通バスを走らせるであろうことが容易に予想できます。(市内のほとんどの地域からアクセスが難しい場所ですから。)
直通バスにかかるであろう経費もさることながら、現在のバス路線はぼろぼろです。神姫バスには全面撤退してもらって、三木市営バスでも作るつもりでしょうか。
それをしたところで、神戸電鉄には何のメリットもありません。
最近よく耳にするようになった言葉に、ライフサイクルコストという考え方があります。
初期建設費であるイニシャルコストと、ランニングコストを総合的にみて費用対効果を計っていきましょう、という考え方です。
神戸電鉄の乗客増のために必要な柱は「集客施設の建設」「通勤客・通学客の獲得」の2つではないかと思います。新図書館は、「集客施設になりうるもの」です。
「通勤客、通学客の獲得」に関する腹案は機会があれば述べることとして、今回、新図書館を大村地区に配置するとして、用地取得などで5億10億余分に建設費がかかったとしても、新たな直通バスを走らせる費用や、公共交通の補助のために出すお金を削減する効果を総合的に勘案すれば、「ライフサイクルコスト」は大幅に削減できるものと考えます。
このようなことを一体的に考えていくのが「まちづくり」であり、思いついたことを次々に行っていくのは、「放漫経営」と言うのではないですか?
少なくとも、三木市の抱える大きな課題「病院」「バス」「神戸電鉄」「新図書館」が総合的なまちづくり、という見地から検討されたようにはとてもみえません。全てが、縦割りで、細切れなんです。
こんな政策を容認していては、三木市は希望の道ではなく、衰退の道をゆっくりと進んでいくしかできません。
三木市のお金は「5年後10年後の私たちが、子どもや孫と安定した幸せな日々を過ごしていられるようにするために」使いましょう。
今日明日の「なんとなくあれば便利」のために、だらだらと使い続けるものではありません。