雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

春の選抜 雑感

2018-01-26 17:30:02 | 発想$感想

★春の選抜大会の38校が決まった。

 今回は90回の記念大会である。

 夏の甲子園大会に比べて、春の選抜は何となく『もう一つだな』と現役時代からそんな風に思っていたのはなぜだろう?

 

 代表校が選ばれるので、何となく自らが勝ち取った権利ではないような気もするし、例えば兵庫県で2校出ることもあるので『例え負けても出場できたりする』のがもう一つなのである。

私は旧制中学最後の学年で、中学校は神戸1中(神戸高校)高校は明石高校だが、中学2年生の時は兵庫県は神戸一中と明石中学の2校が選ばれたのである。ベンチにも入れない補欠選手だったこともあるが、そんなに感激した覚えもないのは、戦後で復活間もない頃だったかも知れない。

その点夏の大会は各県からトーナメントで勝ち上がったチームが自らその権利を勝ち取るので、基準がはっきりしているのがいい。

 

★ それは兎も角、今年の近畿からの選抜校はこのような顔ぶれになった。

 

  

 

 近畿地区は、全国的に見ても結構そのレベルは高いのだが、今年の選抜には、兵庫県の高校の名前が見られないのである。

 兵庫も大阪と並んで関西では野球王国と言ってもいい地域だと思っていたが、今年はどうなってしまったのだろう?

 明石も我々の頃は『名門明石』と言われていたが、芦屋・鳴尾・兵庫高など結構公立高校も強かったのだが、最近では私立が圧倒的で、報徳・育英・滝川二高・神戸国際・東洋大姫路・関学など全国的に言ってもレベルは高いはずだが、今年は近畿大会でどうやら1回戦で負けてしまったのだろうと思う。

 ただ、戦後『春の大会』が再開されてから兵庫県の高校の名前がないのは、多分初めてのことだと思う。

 21世紀枠などを加えて、今年は滋賀県から3校が出場する。

  

 兵庫県の名前がないのは如何にも残念である。

 それでなくても『春はもう一つ』だと思っているのに・・・

 敢えて、夏の大会にも文句を言うなら『高校野球は地域の代表』のはずなのに昨今は『野球学校』のような各地の優秀選手を集めた高校ばかりで、『地域の代表』とは言い難い選手たちで構成されていることが多いのも、もう一つでその結果『公立校』の出場が極端に減ってしまっているのである。

 私だけかも知れぬが、高校野球に昔ほど『熱い思い』が無くなったのはそんなことからだろうと思っている。

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松坂大輔 中日へ

2018-01-26 05:16:48 | 発想$感想

 

松坂大輔中日入団のニュースは列島を駆け巡り、賛否両論の様々な反応を呼んでいるのだが、今シーズン果たしてどんな結果を残すのだろうか?

 

    

 

松坂と言えば1998年の春の選抜で優勝、その年の夏の大会では、準々決勝でPL学園高校に延長17回を投げ完投勝利。

59年ぶり史上2人目となる春・夏連覇を快挙を達成し、決勝戦をノーヒットノーランで制した横浜高校時代の松坂大輔が私の脳裏に焼き付いている。

あのころまでは高校野球をよく見ていたもので、PLに代わって横浜高校時代の幕開けとなったのである。

 

 

    

 

プロに入ってからの松坂も、それなりの素晴らしい活躍はしているのだが、高校時代があまりにも華々しかっただけに、何となく物足らない想いも持っているのである。

松坂世代』と言う流行語も産んで、あの当時の高校球児は、何かいいものを持っていたようにも思う。

そんな松坂だったが、アメリカから戻ってのソフトバンク時代は。年俸の高さばかりが目立って、このまま松坂も終わりかな、と思っていたら、今回の中日入りである。

是非、最後の『松坂らしい華を』中日で咲かせて欲しいなと思っているのである。

 

★今回の入団はテストが行われたというが、テストと言っても名ばかりで、森監督は『松坂の入団』を決めていたのだと思う。

かって18歳で西武に入団したときの投手コーチで、松坂には戦力としてだけでなく、若手に対するコーチ的な影響力やなども期待しているのだろうし、森監督独特の『松坂に対する想い』があるのだろう。そんな森監督に最後に巡り合えたのも、『松坂の持っている強い運』だと思いたい。

球団が用意したという、星野仙一などの付けていた『中日のエース番号20番』を辞退して『99番』を選んだ松坂は正解だと思うし、あのピッチャーらしいワインドアップで投げる『松坂の雄姿』をもう一度期待したいのである。

私のような旧い野球ファンは、『ランナーがいない時のピッチャーは、大きくワインドアップして投げるもの』だと思っているのだが、果たして38歳の松坂大輔は、あの甲子園時代の『ワインドアップ投球』を見せてくれるのだろうか?

 

 いずれにしても、ぜひ彼の故郷『甲子園の阪神戦』での雄姿を見たいものである。

 

 

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