★私は今『年金生活』である。 収入と言えばちょっとだけある川崎重工の配当金以外は、年金だけでの生活である。
この『年金生活』はホントにいい。贅沢さえしなければ十分生きて行けるし、何もしなくても、何をしていても、必ずちゃんと支給がある。
これは『人間の生き方としては最高』だと思っているのだが、こんな記事に出会った。
http://president.jp/articles/-/25227
このような書き出しで始まっている。
公的年金なんてどうせ払い損だ――。そう感じている現役世代は多いと思いますが、この考え方は3つの点で間違っています。
1つ目は、公的年金のありがたさは実際にリタイアしてみないと実感できないことです。国の社会保障制度は、元気なときにはほとんど恩恵がありません。病気やケガをしたり、働けなくなったりしたときに機能するものです。年金もそのひとつです。元気に働いている間は、保険料を支払っているだけで何も受け取れず不満感が出ます。
私は、何故か不思議なほど『お金』に関心がなくて、現役の頃もどれくらいの年金額が毎月引かれていたのか全く分からないのだが、当時は給料総額の相当分が税金や年金控除で引かれていて『手取り金額』は相当に減ってしまっていたと思う。でも、考えてみると税金は戻ってこないが『年金は戻って来る』し、多分今では払った額よりは多くいただいているのかも知れないのである。
2つ目は公的年金を損得のロジックで考えること自体が間違っていることです。「あなたが支払った保険料の額をここまでの支給額が超えましたので、年金支給をストップします」。90歳まで長生きしたときに、こんな通知が届いたらどうでしょうか。そういうことはありません。生きている間はずっと受け取れるのが年金のメリットです。
ホントにその通りで、生きている限り毎月定額が入る安心感は何物にも代えがたいのである。
一方で「国の年金制度はいずれ破たんするから支払いたくない」と考えている人もいるかもしれません。これが3つ目の間違いです。一時期ずいぶん年金破たん論が世間をにぎわせました。しかし、公的年金制度は保険料収入と給付のバランスを調整する仕組みを採用しており、破たんする可能性はほとんどありません。また、アベノミクスの結果として、年金積立金は200兆円程度まで確保することができました。これほど公的年金の財源を持っている国は、世界中を見回しても日本と米国くらいしかありません。日本の年金制度が破たんすることはもはやありえないのです。
この辺りのことは、ムツカシ過ぎてホントかどうかは解らないのだが、『年金制度が破たんする』とは 考え難いのである。
★まあ、私の時代までは間違いなく大丈夫で『年金生活』を楽しんでいるのだが、果たして子供達や孫たちはどうかな?
息子は、日本の大企業に勤めてるから、私と同じで会社でちゃんと年金が引かれているからいいのだが、娘家族はアメリカの生活で、『年金関係』がどうなっているのかがよく解らない。
孫たちを見ていると、どうも大企業に勤めるような節は無くて、自分で『何かをやりたい』のが揃っているのだが、そんな場合は年金は自分で選択して掛けなくてはならないのだろう。
私の場合は、若し自由業などやってたら、『年金をちゃんと払っていたかどうか』は疑わしいのである。
この記事のように1億円も貰えるとは思わないが、今でも既に相当な金額になってるし、これだけの金額の貯金をするのは大変なことは間違いない。
世の中の制度は、何となく『よくできている』のが普通だから、あまり疑わずに従っておくほうがいいのだろう。