雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

正直・誠実・勤勉 信頼・互譲・協力

2018-06-08 07:37:54 | 発想$感想

★日本大学のアメフト事件も、神戸製鋼の改ざん事件も、教育委員会の不祥事も、昨今の不祥事は起きてはならないところで起きているように思う。

 なぜ、こんな大学や、大企業や、教育委員会でそれが起こるのか?

 そしてそれらは全てフェアでない、ルールを守らずに誤魔化すことがベースである。

 日本人はなぜ、ルールを決めても守らないようになってしまったのか?

 

   

 

 テレビに映るこの方たちは、一体誰にアタマを下げているのだろうか?

 何か日本独特の風景のようで、アメリカなら決してこうはしないだろうと思う。

 どこか一つぐらい、アタマを下げずに堂々と『言い訳でもいい』自分の意見を言えばいい。

 なぜそうしたのか、それなりに理由があったはずである。

 宮川泰介くん、やったことは大問題だが、頭を下げた上でのその説明にはウソがなく、共感を覚えた人も多いのではなかろうか?

 

   

 

 今年になっても、不祥事は続いているのだが、2017年は、こんなにあったようである。

  

   

★何かにつけて『日本的』である。

何のために、なぜ『誤魔化す』のだろう。

そのベースにあるのは、日本独特の『利益管理中心の経営体質』と『経営者がアマチュア』であることに原因があるように思う。

そういう意味では、アメリカなどの経営者はみんなプロばかりだから、経営には基本コンセプトがあり、誤魔化しはない。誤魔化したりしたら、天文学的な額の罰金が待っている。

序列で順番にトップになる日本の『アマチュア経営者』は自分の担当期間だけを何とか無難に切り抜けようとする。そのベースに『事業計画・利益計画』があっても『基本コンセプトが希薄』であることが原因で、不祥事を起こしたら無言でただ頭を下げるだけである。

昨今ではエリート官僚までが誤魔化すのはなぜだろう? 官僚も一番大事なのは『自らの職位』なのだろうか?

 

★私が60年前に入社した川崎航空機工業の社是は『正直・誠実・勤勉』その執務態度は『信頼・互譲・協力』であった。

川崎重工業になっって、これらは消えてしまったが、この社是と執務態度で現役時代を過ごしたし、私の人生の生き方も、『嘘は絶対に言わない』し、『人を信頼し、互譲・協力』で今現在も通している。

開発途上国ビジネスのスタート時、タイの華僑のオーナーとなかなか話し合いが平行線の時、私は黒板に『正直・誠実・勤勉 信頼・互譲・協力』の6文字を書いて、それまでもめていたネゴが一挙に解決したのである。

カワサキのCKDビジネスはこの6文字からスタートしたと言ってもいい。

 

 ★今年の川崎重工は車輌問題もあったのだが、ガバナンスをいろいろチェックしていたら、こんな表に出会ったのである。

 企業の社会的責任corporate social responsibilityCSR)は昨今よく言われるが、『企業統治ランキング』でこんな表に出会ってびっくりした。川崎重工業が1位にランクされているのである。

    

 

 他にもいろいろランキングはあって、そこには川崎重工業は出てこないのだが、こんな表に出会ったのもまた事実なのである。

二輪車は冷蔵庫やテレビなどとは違って、文字通り社会の中を走り回る商品なのである。そういう意味で二輪業界は独特の『企業の社会的責任意識』が強烈にあったことも事実である。業界あげての『安全運転活動』など独特のものを持っているのである。

そいう意味では、二輪業界はフェアで、日本で真っ先に『リコール』を実践したのは二輪業界で、もう50年も前のことである。

 

★今の日本の大企業など、『誤魔化す』ことが体質化している企業体は是非、『正直・誠実・勤勉 信頼・互譲・協力』など、戦前の修身教育に則ったようなかっての川崎航空機の『社是や執務態度』を見習って欲しいなと思う昨今なのである。

 やはり『修身教育』を無くしてしまった『戦後の教育』がダメだったのかも知れない。

 

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日米共同記者会見  速報

2018-06-08 04:42:58 | 発想$感想

★今朝3時半から約30分、『トランプ大統領と安倍総理の共同記者会見』が行われた。

  その概要である。

 

   

 

 

 まずは12日に行われる『米朝会談』について、『合意に達すれば北朝鮮を支援する』と期待して述べた。

    

 

   先日の金正恩さんからの親書の内容にも触れて『キム委員長は北朝鮮に対して素晴らしいことをしたいと思っている』と述べた。

    

 

 

 拉致問題については、当然ながら話し合いが行われて

    

 

  『米朝会談』の中で『トランプ大統領が取り上げる』ことを明言したし、

     

 

    トランプ大統領にも『日本の立場を理解してもらった』と述べた。

     

 

    同時に安倍総理は、『拉致問題は日朝の間で解決しなければならない』とその覚悟も述べた。

     

 

    『拉致問題の解決』は安倍内閣にとって最大の課題であると改めて述べた。

 

      

 

 

 『最大限の圧力』については、交渉の進展具合では『また使うかも知れない』と基本的な考え方は変わってはいないことを明言した。

      

 

この立場は、日本が言い続けている『北朝鮮が行動するまでは制裁は解除しない』という主張は共有されている。

      

 

 

   などなど『今後の方針についても綿密にすり合わせた』と日米関係が確固たるものであることを示した。

      

 

★いずれにしても『米朝会談』の前に、日米首脳が直接会談し今後の方向について話し合える関係にあることは、即『日本の国益』に繋がるものである。

 その親密さは並んで歩くその後ろ姿からも窺える。

 

  

      

  この会見、マスコミはどのように伝えるのであろうか?

 

  

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