★ 毎朝スロー・ジョッギングしている三木綜合防災公園には、
日本最大と言われている屋内テニスコートの「ブルボンビーンズドーム」がある。
日本は勿論、世界でも例がないのではと思ったりする。
こんな屋内テニスコートが「総合防災公園」に造られている理由は
あの阪神・淡路大震災の時に、全国から送られてきた救援物資の貯蔵場所に困ったようで、
東日本大震災では実際に兵庫県における救援物資の集積・仕分作業の拠点として災害支援活動に貢献した実績がある。
こんな外観で、
中はこんなメインコートの周囲に、8面のテニスコートがあって、
そこに災害などの場合は救援物資の貯蔵に充てようというのである。
そんな災害時には物資が簡単に入れられるように、
トラックが入れるように設計されている。
ちょうど今はテニスの「日本リーグ」開催中なのである。
★ 三木市は旧くから「金物の町」などで知られているが、
ここ50年ぐらいの間に、広大な山地が住宅街に開拓され
その周辺にはいくつもの公園がつくられて
そのいずれにも沢山のテニスコートがある。
三木はゴルフ場も西日本一で25もあって、
「ゴルフの町・三木」として年間100万人もの人たちが来られるのだが、
実は「三木に来る方」で一番多いのは「テニス人口」で、
年間130万人もの方が訪れるのである。
このことは意外に知られていないのだが、
テニスコートも結構広い平面の場所が必要なので、
それを造れる場所は意外に限られていて、
広大な平地の面積を有する三木にテニスコートは集中しているのである。
こんなことを知ってるのは、ひょっとしたら私だけかも知れない。
10年ほど前に、ちょっと関心があったので、
市役所の直接担当のお嬢さんに聞いた数値なので間違いないのである。
兵庫県のテニスコートを見ても、三木に集中しているし、
三木市内には20ものテニスコートがあって、
そのいずれもがコート数の多い大きな施設が多く、
吉川総合公園のコートは、国体のテニス大会の会場にもなったのである。
特に私が住んでいる「緑ヶ丘周辺」はテニスコートが集中していて、
休日などはテニスをする人でいっぱいなのである。
★ゴルフに関しては、三木市もゴルフの町としての活動を
いろいろとやっているのだが、
「テニス」のほうの底辺のほうが「こどもから大人まで」
「男女を問わず」大きな広がりがあるように思うので、
もう少し積極的に取り上げたらと思ったりしている。
その頂点に、世界一ともいえる「ビーンズ・ドーム」があることが、
ほかの都市にない「大きな要素」だと思っている。
「日本一の」さらには「世界一」と言える「テニスの町」は、
結構「かっこいい」と思うので、
三木市あたりがもう少し、積極的に動けばと、思ったりしている。
「ビーンズ・ドーム」の存在価値を再認識されてはと思ったりする。