★ 朝散歩に行く公園は造られて何十年と言う年月なのだが、
その周囲の森林は自然の山なので、ずっと昔から続いているのだが、
屋久杉のような大きな樹は見当たらない。
と言うことは、この辺りの樹には寿命があるのだろうか?
などと思いながら歩いている。
私自身が90歳を過ぎたし、人生100年と言う世の中になったが、
樹の寿命は果たして何年なのだろうか?
我が家の庭木も一番長いのは植えて60年にもなるので、
ひょっとしたら『樹齢100年』に近いかも知れない。
最初から植えられている樹の幹である。
これくらいの太さにはなっている。
★こちらが協同学苑の森の樹だが、一番太いかなと思うのがこんな樹である。
果たして樹齢何年なのだろう?
全体にはこんな感じで、そんなに太い樹もないのだが、
大きく育つのは、恵まれた位置に生えた樹で、途中で枯れてしまうのも多いのだろう。
★樹の寿命に関しての記述である。
『森林環境に生きる木は、常に植物同士での競争や外敵からの脅威に晒されています。そのため、枯れてしまう原因は様々です。たとえば、森林環境が移り変わることによって枯れてしまいます。
普通、なにもないところに草が生え始め、その後明るい場所が好きな木が入ってきて、その後暗い場所でも生きられる木がそれらを追い越して成長することで成熟した森林が成立します。その中で、草地に入ってきた明るい場所を好む木は、暗い場所でも生きられる木が自分の上まで背を伸ばしてきて日陰になったら枯れるしかありません。そのように、森の様子が移り変わることによって枯れることは多いです。
普通、なにもないところに草が生え始め、その後明るい場所が好きな木が入ってきて、その後暗い場所でも生きられる木がそれらを追い越して成長することで成熟した森林が成立します。その中で、草地に入ってきた明るい場所を好む木は、暗い場所でも生きられる木が自分の上まで背を伸ばしてきて日陰になったら枯れるしかありません。そのように、森の様子が移り変わることによって枯れることは多いです。
木の寿命というのは、まだわからないことも多く、環境などによって大きく変わる可能性があるということをよく抑えておきましょう。」
などとあった。
公園などに植えられた大きな樹は恵まれた環境にあるのだと言っていい。あちこちの神社の大木なども『恵まれた環境』にあるのだと言っていい。
そう言う意味では自然環境は『厳しい環境』なのかも知れない。