ライズ外伝

仕事以外の趣味のコーナーです。
主にお出かけが多いです。
ポタリングしてます。

旧水戸街道ポタリング(元旧道)後

2018-11-22 | 道中
つづき




布佐(ふさ)という名前、下『総』と関連があるのだろうか?

向い側は『布川』で西には『布施』がある

ここは北相馬郡と南相馬郡と印旛郡の狭間







利根川が銚子まで開通してから水運が発達

江戸に魚を送る道を『鮮魚街道』とよび

布佐の町が栄えた







布佐観音に到着

利根川が完成した江戸時代に

ここから松戸まで陸路で魚を運んでいました

布佐から水戸街道と鮮魚街道の2つのルートが存在

重要な拠点に思えます





そこから少し行くと『都(みやこ)』

簡単にこの名を付けていいのだろうか

京の都の東、東の京の都が東京都

単純に古代官道はココを通ったのだろうか?

・・・って、昭和に付いた地名でした





やはり橋のある辺りがメインな気がします

橋を渡り布川へ

昔は渡し船





取手とはやはり違う感じがする

でも橋を渡り右に行くのは同じ

松戸は川を渡って左折



北相馬郡布川村

内宿・浜宿・中宿・上柳宿・下柳宿などの

地名が残っている


偏見だが、昔は栄えていましたみたいな

取手に替えられてしまいました

でも元々はここでしたのような






が、イメージがなんか違う


しばらく走ると『柳田国男記念館』の文字が


行きます





古地図でもこの辺は大通りなのですが

普通な感じが・・

右折すると到着





柳田国男と言ったら民族学者で『遠野物語』が有名

オカルト研究のパイオニア的な存在の人物です

天狗やカッパ、座敷童、サンガ、マタギなどの研究の第一人者





自分もそういうのが大好きで

師匠と仰いでいます

まさかここで出会えるとは思いませんでした







記念館を後に帰る途中に気になる神社が

屋根が『矢印』とは面白く寄ってみる

するとなんと、鎌倉街道の情報が


鎌倉道は上道・中道・下道の3本があり

相模→下総→常陸のルートがここを通っていたということに

収穫がありました





途中に気になったたい焼き屋さんがあり変わり種を

『ピザたい焼き』

お好み焼きはいままであったがピザ風は初めて

チーズとウインナーとビザソースで・・・

発想が好きです



心残りは

『蛟蝄神社(こうもうじんじゃ)』を見逃していた事

「みつち」神社ともいい、映画の『君の名は。』の

モデルにもなっているとのこと

関東の水宮では最古とされている神社


最古の神社と相馬郡衙があると古代道の確率は高い


なま街道も実は古代鎌倉道なのかも

平安時代の国分寺などは将門の乱で破壊されたとも言われる

武士政権になって武士が造った道と江戸時代にできた道は別

戦国時代は政治が安定していないので治水は行われていないはず

安定している時代だからこそ整備ができる


水戸街道は明治時代に『陸前浜街道』としてリニューアル

その後『国道6号』が別に出来て旧水戸街道となった

道の流れで街の発展が変わる

なんといっても鉄道の登場で大きく変わった


常磐線は水戸街道に沿ってひかれた

これまで水運で栄えていた街も鉄道により衰退

今は空の時代だけど空港が必ずしも栄えてはいない


では

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