暑い! 本当に暑い! 昨日よりさらに暑い! 殺人的な暑さが今日も続く!
いくら夏でも湿気の多い梅雨が過ぎた日本は、連日30度を越すシンガポールより幾らか過ごし易いかと思ったのだが…
この熱波! 体にこたえる。
シンガポールでは時折、あっという間に空が曇り、雷鳴と共ににわか雨がドバッと降り、一時的とはいえ30度を割る。そのため、日本のように日中 35度を超え続く事はそれほどない。
出かける用事が無ければエヤコンの効いた部屋に籠るしかこの熱波をやり過ごすことは出来ないであろう。
と云う事で、本日も部屋にこもって記事をアップすることに。
海外で大ヒットしたアルバムが、日本では不発ということはよくある話。海外のレコード会社やアーティスト達もアメリカやヨーロッパで大ヒットした物が何故日本だけで受けないのか頭を捻る。
一般的には、日本人は楽曲の英語の歌詞を直接理解できないため、どうしてもメロディー重視となる。
しかし例外も多くある、結構メロディアスな内容にもかかわらず日本ではあまり売れなかったのが、MEAT ROAFである。
1977年の2枚目のアルバム、BAT OUT OF HELL(地獄のロック・ライダー)はロック・オペラとも称され、また一回聴いただけでは中々理解できない複雑な内容ではあるが、作曲者であるJIM STEINMANのピアノが鳴り響くメロディアスな楽曲も含まれ日本人好みのアルバムではないかと思ったのだが…
JIM STEINMANといえばボニー・タイラーのTOTAL ECILPSE OF THE HEART やHOLDING OUT FOR A HERO、そしてエア・サプライのMAKIN’ LOVE OUT OF NOTHING AT ALLとメロディアスな大ヒット曲を後に連発している。
このアルバムは全米14位、シングル・カットされたTWO OUT OF THREE AIN’T BAD、三分の二の確率なら悪くないってタイトルの楽曲も11位を獲得。
今までに全世界で累計4300万枚売れたというおばけアルバムである。
じゃあ、なぜ日本ではダメだったのか?
アメフト仕込みの大柄の体躯を持っていたため、MEAT LOAF(豚のひき肉をパン粉などを繋ぎに使って、食パンを焼く様な四角の容器に入れてオーブンで焼く、所謂ハンバーガーの親玉の様な肉料理) と言うニック・ネームで呼ばれていた 。
それが芸名になって、有名なロック・オペラのロッキー・ホラー・ショーに出演し、満を持して出したのがこのアルバムだった。
オペラチックな内容の楽曲をパワフルかつソウルフルに歌いこなすには、華奢なアイドル顏の歌手ではちょっと無理で、 MEAT LOAFの様な大柄なガタイを持った歌手でないとダメではないかと。
個人的な考えではあるが、MEAT LOAFのちょっと大柄で少し厳つい様に見えるイメージが日本ではマイナスに作用したのでは?
そしてアルバム・タイトルは地獄のロック・ライダー、そのジャケのデザインも墓場からオートバイごと飛び出したライダーが描かれ、ホラー映画の様なイメージを醸し出したのも、一般のリスナーが内容を聴くこともなく、購入をためらったのではないかと…
デビューした当時、欧米では全く鳴かず飛ばずだったクイーンやチープ・トリックは細身のスマートな青年達で結成されたいかにも当世のロックバンドのイメージで、さらに楽曲が日本で受けるキャッチー でメロディアスな物だったから、日本で人気が出たと思える。
マルちゃんのインスタント・ラーメンの宣伝じゃないけど、まあ騙されたと思って聴いてみて下さい。
琴線に響く曲が何曲か見つかるかもしれません。
Meat Loaf - Two Out of Three Ain't Bad
いくら夏でも湿気の多い梅雨が過ぎた日本は、連日30度を越すシンガポールより幾らか過ごし易いかと思ったのだが…
この熱波! 体にこたえる。
シンガポールでは時折、あっという間に空が曇り、雷鳴と共ににわか雨がドバッと降り、一時的とはいえ30度を割る。そのため、日本のように日中 35度を超え続く事はそれほどない。
出かける用事が無ければエヤコンの効いた部屋に籠るしかこの熱波をやり過ごすことは出来ないであろう。
と云う事で、本日も部屋にこもって記事をアップすることに。
海外で大ヒットしたアルバムが、日本では不発ということはよくある話。海外のレコード会社やアーティスト達もアメリカやヨーロッパで大ヒットした物が何故日本だけで受けないのか頭を捻る。
一般的には、日本人は楽曲の英語の歌詞を直接理解できないため、どうしてもメロディー重視となる。
しかし例外も多くある、結構メロディアスな内容にもかかわらず日本ではあまり売れなかったのが、MEAT ROAFである。
1977年の2枚目のアルバム、BAT OUT OF HELL(地獄のロック・ライダー)はロック・オペラとも称され、また一回聴いただけでは中々理解できない複雑な内容ではあるが、作曲者であるJIM STEINMANのピアノが鳴り響くメロディアスな楽曲も含まれ日本人好みのアルバムではないかと思ったのだが…
JIM STEINMANといえばボニー・タイラーのTOTAL ECILPSE OF THE HEART やHOLDING OUT FOR A HERO、そしてエア・サプライのMAKIN’ LOVE OUT OF NOTHING AT ALLとメロディアスな大ヒット曲を後に連発している。
このアルバムは全米14位、シングル・カットされたTWO OUT OF THREE AIN’T BAD、三分の二の確率なら悪くないってタイトルの楽曲も11位を獲得。
今までに全世界で累計4300万枚売れたというおばけアルバムである。
じゃあ、なぜ日本ではダメだったのか?
アメフト仕込みの大柄の体躯を持っていたため、MEAT LOAF(豚のひき肉をパン粉などを繋ぎに使って、食パンを焼く様な四角の容器に入れてオーブンで焼く、所謂ハンバーガーの親玉の様な肉料理) と言うニック・ネームで呼ばれていた 。
それが芸名になって、有名なロック・オペラのロッキー・ホラー・ショーに出演し、満を持して出したのがこのアルバムだった。
オペラチックな内容の楽曲をパワフルかつソウルフルに歌いこなすには、華奢なアイドル顏の歌手ではちょっと無理で、 MEAT LOAFの様な大柄なガタイを持った歌手でないとダメではないかと。
個人的な考えではあるが、MEAT LOAFのちょっと大柄で少し厳つい様に見えるイメージが日本ではマイナスに作用したのでは?
そしてアルバム・タイトルは地獄のロック・ライダー、そのジャケのデザインも墓場からオートバイごと飛び出したライダーが描かれ、ホラー映画の様なイメージを醸し出したのも、一般のリスナーが内容を聴くこともなく、購入をためらったのではないかと…
デビューした当時、欧米では全く鳴かず飛ばずだったクイーンやチープ・トリックは細身のスマートな青年達で結成されたいかにも当世のロックバンドのイメージで、さらに楽曲が日本で受けるキャッチー でメロディアスな物だったから、日本で人気が出たと思える。
マルちゃんのインスタント・ラーメンの宣伝じゃないけど、まあ騙されたと思って聴いてみて下さい。
琴線に響く曲が何曲か見つかるかもしれません。
Meat Loaf - Two Out of Three Ain't Bad