常にバンドにとって何がベストかを第一義に掲げる我らがリッチー師匠、何とファースト・アルバムのバンド編成を解体。ヴォーカルのロニー・ジェイムス・ディオを除いてメンバーを総入れ替えするシビアな決断を下した。
そしてそのメンバーでセカンド・アルバムを制作しその後ツアーに出ることに。
完成したのが1977年の初のライブ・アルバム、On Stage。
当初はパープル時代の良き思い出をもう一度と日本公演での録音で全編を制作する予定だったが、収録された音源の出来が気に入らず結局日本で録音した音源とヨーロッパでの音源を合わせた計6曲でアルバムが制作されることに。
ただ選ばれた曲でもドラム・ソロなど幾らかの不要と思われた箇所は削除され、また別の日に収録した良好な音源に差し替えたりと制作段階で結構編集が入ったそうな。
そんな話を聞けばこのアルバムはライブ・ショーとしては一貫性に欠けるのかな? それ故1977年のミュンヘンでのコンサートをガッツリ収録し2006年に発売されたライブ盤がレインボーのベスト・ライブだと言う人もいるそうな。
とは言えオイラとしては、70年代に出たメタルの入り口に誘うハード・ロックのライブ盤としては上々の出来だった思う。
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