CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

雨の日に思う一期一会

2017年03月06日 | JAPANESE
20時間のご無沙汰でした。

ご無沙汰と言うほど時は過ぎてないのだが…

今日は朝から薄雲は掛かっていたものの、天候は晴れ。

久々に連日の雨による湿気から開放されるのではないかと思いきや、お昼を過ぎてから雲行きが怪しくなり夕方からまたもや雨。

現在は雨は降っていないものの、風は無く湿気でむんむんとするので、思わずエヤコンのスィッチをオンにする。

雨が降ると、遠くに見える高層アパート群も霞んで見えて、まるで街が泣いている様な…

オォーと、どこかで聞いたようなフレーズ。

そう、1980年、伊丹哲也とSIDE BY SIDEによる、ヒット曲“街が泣いていた”。

何でも当時開催された、第11回世界歌謡祭でグランプリを取ったとか。

当時ラジオで、シンプルなミディアム・テンポのロック・サウンドに、伊丹哲也が少し巻き舌調でうなりながら歌う哀愁のメロディーに惹かれて、ただエンディングのところで少しうなり過ぎ!とは思ったものの、ついシングル盤を即効で買いに行ったのを思い出す。

シングル盤は演奏時間は短いのに、レコード・プレーヤーで演奏する際の手間はLPとそう変わらない。そのため、扱いが結構面倒に感じるので、シングル盤をあまり買わないようにしてきた。

このシングル盤、“街が泣いている”は私にしては結構特別なコレクションになる。

ウィキによると、伊丹哲也はその後いくらかのLPやシングルを出したようだが、海外で働き始めた時期に重なったため、このシングル以降の曲は聴いたことがないという一期一会って感じになった。

当時、日本を離れて海外で働くってシチュエーションは、なんとなくこの曲の歌詞と重なり今聴くと感慨深いものがある。

ただ、さよならオレの女(ひと)よ~♪♪と歌うドラマのひとコマの様な状況は残念ながら当時はなかった。

あればかっこよかったんだけどね~

雨に霞む町並みを眺めてふとこの歌を思い出した、な~んて無理やりこじつけた感はあるのだが…


オークションに参加してみる

2017年03月06日 | 特になし
一日間のご無沙汰でした。

ちょっと暇だったので、ヤフオクに海外から参戦してみることにした。

日本にいた時、中古のレコードを購入するときにしばしば利用したことがある。

レコードといえば、原盤から制作された金型でプレスされた初回盤がもっともマスターテープの音源に近いとされる。

再発盤の場合、マスター・テープの劣化した状態で新たにプレスの金型を作ったり、製造コストを減らすためにレコードの材料の重量を減らしたりするようなことがあれば、微妙にオリジナルの音とは異なることがあり、ファンにとっては初回盤が貴重であると評価され高値で取引される。

ビートルズ関連のレコードは、一通り70年代の始めごろから再発盤を買い始めて一応一通り所有しているのであるが、彼らの実質的な活動期は60年代で、その当時の初回盤はプレミア価格が付いていて、それらをオークションで入手するには資金力のあるマニアで無いととてもじゃないが手が出ない。

しかしながら、ビートルズとなると他のアーティスと異なり、レコードの再発がかなり頻繁に行われ、日本盤はもとより英盤、アメリカ盤やその他の各国盤を含めると膨大な種類のアルバムが再発されている。

と言うわけで、私の場合、比較的安価で入手可能な再発盤で、ジャケ違い、レーベル違いそして再発の時期による音質の違いなどを楽しむためにヤフオクを利用。

ヤフオクの場合、文字通り競争入札によって最高値を出した入札者が購入権を得るので、通常の価格が決定されている買い物とは一味違う。

予め、相場価格を予想して入札に挑むわけだが、その商品をどうしても競り落としたい入札者が参加しているときは、お互い熱くなって値段を吊り上げ、結局想定落札価格をオーバーすることもよくある。

また苦労して競り落とした商品が届き、実物を見ると思ったよりコンディションが良くない場合、本当にガックリする。

今回、海外のPCからヤフオクに参加できるかどうか試してみた。

高速ブロード・バンドでインターネットに繋がっている限り問題は無く、注意点は時差と落札したときの商品の日本国内での送り先の設定である。

日本とは時差が1時間あるので、入札終了の時刻は記載されている1時間前となる。

人気商品の場合、必ず入札終了前の10分あたりで競争相手が登場し、価格の競り合いとなる。

そのため時差を失念してしまうと入札終了間際の競り合いに参加出来なくなり、到底落札は覚束無くなってしまう。

今回4件のレコードを入札してみることにした。

そのうち2件は、他に入札者がいなかったので、最低価格ですんなり落札。

後の2件は、入札終了の5分前に入札者が急に登場し、此方の指値を上回る価格を提示。

一応中古商品として自身の経験から算出した適正価格で入札していたので、当初はもし落札出来なくともよいと思っていた。

しかし、終了ギリギリにドンと此方を上回る価格が出されたので、ちょっとカチンときて、此方の価格を2回ほど吊り上げて出してみたものの、それでも上回ることが出来なかった。

そこで冷静さを失い、どんどん価格を上げていって最終的に意地で落札したものの、落札価格は予定の2倍となってしまった。

取り合えず、日本発行のクレジット・カードで支払い完了。めでたし、めでたし。

とは言い難い! 

無理に付いて行かずにすんなりギブ・アップして、次の機会を待てばいいものを、ついヒート・アップしてしまった。

なんと愚かな…

これがオークションの恐ろしいところ。

まあ、最後の5分間で、価格を何度も正確に差し替えると言う結構忙しい作業があって、久しぶりにスリルを味わったという言い訳で、無理やり納得。

ところで、もう一つ問題が。

商品の送り先を親戚の家の住所を無断で使ったので、後日親戚の家人は差出人に心当たりの無い正体不明の小包を受け取ることになる。

押し売り通販なんてのもあるから、正体不明の荷物受け取り拒否!な~んて事になれば、ややこしくなること確実。

明日にでも早速連絡しておかないと、汗...