CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

夜空の向こうには一体何が?

2017年03月09日 | 特になし
シンガポールから日本に帰国する際は、たいてい夜行便を使うことにしている。

そのメリットは、帰国する当日目一杯仕事をし、一旦自宅に帰って11時ごろ飛行場に向う。

そして深夜12時をまわった頃の飛行機に飛び乗れば、早朝7時か8時ごろに到着出来るので、仕事をしようと思えば、昼から半日ぐらいは出来る。

夜行便が離陸した時点の空は漆黒の闇に包まれているのだが、日本に近づくに連れて日の出前の空はやがてうっすらと青くなっていく。

そう、夜空の向こうには次の新しい朝が待っているのである。

そんな時に思い浮かべるのが昨年末で解散したSMAPの楽曲、夜空ノムコウ。

彼らのファンではないが、らいおんハート、世界に一つだけの花そして夜空ノムコウだけは知っている。

特に夜空ノムコウは良く出来た楽曲で、詞もメロディーも素晴らしい。

“夜空の向こうには、もう明日が待っている”と歌われるのだが、その場合ポジティブな新しい朝が待っているのか、また変わらない朝を悶々と迎えるのか、色々と解釈が変わるように思えて興味深い。

人生の半分を過ぎてかなり時間が経過した今、たいてい何事にもピークとか潮時ってものが有り、同じ事を好調を保ったまま継続しハッピーエンドを迎える事は大変難しいと経験している。

SMAPの解散は、色々事情があってのことで、特に熱心なファンでない私が口を挟むべきではないと思う。

しかし、夜空ノムコウを聴くたびに何かもったいない様な気がして、また集合して期間限定であっても活動をすればなん~て思う。

欧米のロック・バンドなんか、解散!とか空中分解したとか言っていても、何年か後にまたオリジナル・メンバー集めて再結成ツアーなんてガンガンやってるからね。

そう、不死身のハードロック、THE WHOの LONG LIVE ROCK。


19の頃は、老いぼれる迄に死んじまいたいぜ~なんていきがっていた彼らも、その後方向転換。

ロックは不死身! 長生きしろよ~って言っている。

THE WHOの生き残りも二人だけとなったけど、未だに元気一杯ステージを飛び回っている。

歳をとり時代も代わり、昔と同じようにはやっていけないけど、気分を変えて出来ることをポジティブにやろうじゃないかと思う今日この頃。

そう! 夜空ノムコウには新しい明日が待っている。