助手:たっ、たっ、大変です〜!
博士:大きな声を出しおって、一体どうしたのじゃ?
君の大変です〜!は聞き飽きたぞ。
助手:それがですね、エリックさんから博士宛にメイルが届いてるんですよ。
博士:エリックさんって言われても、確か昔に、取引先にエリックという名前の人がいた様な….
だけど、今じゃその会社とも取引がなく没交渉になっておるがのう。
エリックさんって一体どこのエリックさん?
助手:結構有名なエリックさんですが….
博士:有名なエリックさんって、まさか、ビートルズ来日公演でMCを務めたE. H. エリックさんではあるまいの〜
テレビの画面でしかお目にかかった事しかないし、既にお亡くなりになられているからそれは有り得ん!
助手:ほら、このメイルみてください。エリックさんってあの有名なギター弾きのお方ですよ。
博士:オォ〜! わしの誕生日を祝ってくれているではないか。
って言うか、エリックさん本人ではなく、エリック・クラプトンの運営サイトからじゃないの! そう言えば彼の再発LPを買った際にメルマガかなんかの広告をメイルで受け取る為に、こちらのメアドと誕生日記載したっけ。
助手:まあ、そう落ち込まずに、エリック・クラプトンの名前で律儀にメイルで誕生日を祝ってくれるだけでも嬉しいじゃないですか。
博士:それもそうじゃのう。
ところでメイルには、もし誕生パーティーに音楽用意してないなら、Spotifyで俺のグレーテスト・ヒッツ集でも探してくれって書いてあるのう。
てな事で、Spotifyを利用するのではなくここは手持ちのレコードでも。
1968年に出たクリームの2枚組、Wheels Of Fire。
(サイケなデザインのジャケ表、ジャケが初回盤のシルバーのフォイル仕様ならかっこいのだが、あいにく再発盤で、灰色のジャケ)
(サイケなデザインのジャケ裏)
(1987年に再発されたRSOレーベルからのLP、オリジナル・テープをデジタル化した音源をカットしプレスされた代物)
1枚目はスタジオ録音で、ブルース・ロックやサイケデリック調の当時巷で流行した曲が収録。
2枚目は全編ライブ収録で、長尺な曲が4曲のみ収録され、正しくこれがクリームだ〜!って感じの3人の白熱したハードな演奏バトルが繰り広げられる。
てな事で、誕生日にケーキ無しでクリームだけを焼酎で体に流し込むのは如何?
(いつもの麦焼酎いいちこ)