CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ありきたりのプログレ祭り開催! その2

2019年01月03日 | PROG ROCK
プログレ道を極めるには半端な気持ちでは達成できない。

プログレ四天王やその周りの関連バンドだけでも数多くのオリジナル・アルバムを出していて、さらに同じアルバムのリマスター盤とかリミックス盤を加えると膨大な数の音源が存在する。

これらの音源を聴き比べるだけでもかなりの時間が取られるし、ヨーロッパ各国、アメリカやその他の国出身のバンドまで手を拡げるともうお手上げ。

私の様なトウシロ・プログレ・リスナーは、深みにはまらぬ様 駄作もあるけどプログレ四天王あたりをうろつき廻っているのが無難かも。

本日は先ずこの一枚から。

リック・ウェイクマンのA&Mレーベルからのソロ第二弾、1974年の地底探検(Journey To The Centre Of The Earth)。


(2009年に出た紙ジャケSHM-CD、お値段なんと2800円! SHM-CDも解説書も要らないからもっと安くしてくれて〜の!)

ロンドン交響楽団をバックにオペラチックなロックをライブで演奏。これが当たって全英1位・全米3位を獲得。累計1500万枚も売れたそうな。

お次はイタリア代表、PFM。

マンティコア・レーベルからの2枚目、蘇る世界のイタリア盤。


(2004年イタリア盤紙ジャケCD、お値段2100円)

イタリア盤の原題はL’Isola Di Niente(無の島)、しかし邦題は“蘇る世界。

世界に向けピート・シンフィールドが翻訳した英語盤も発売されたが、私としてはイタリア語で何を歌っているかは全く判らないが、何となくイタリア語で歌う方が彼らの曲にフイットしている様な....


(2008年英語盤紙ジャケCD、解説書なしの紙ジャケで何とお値段1500円! 昔は良かった。)

英語盤はThe World Become The Worldというアルバム・タイトルで、邦題はイタリア盤と同じ蘇る世界。

英盤はイタリア盤より一曲多く収録され、その一曲が蘇る世界(The World Becomes The World)と言うタイトルだった。

にも関わらず、イタリア盤には蘇る世界(The World Becomes The World)が収録されていないにもかかわらずアルバムの邦題が“蘇る世界”とは此れ如何に?

それはさておきお次は、イギリスのプログレ・バンド、カーブド・エヤの1972年の作品、ある幻想的な風景(Phantasmagoria)。


(2000年プラケース入り輸入盤、ジャケ表)


(ジャケ裏)

カーブド・エヤと言えば、紅一点のボーカリスト、ソーニャ・クリスティーナやバイオリン担当のダリル・ウェイで有名であるが、モンクマンのシンセによるアンサンブル も見逃せない。

それにOver And Aboveの様なミニマルな演奏のカンタベリー・ジャズロック風の曲も捨て難い魅力がある。

最後は 、オランダのグループ、フォーカス。

1973年に出したらライブ・アルバム、At The Rainbow。


(2008年紙ジャケCD、解説書なしの紙ジャケで何とお値段1500円! 昔は良かった。)


(オリジナルLPと同じ変形ジャケ再現。お見事!)

LPレコード一枚分お収録で少し物足りないが、彼らの既出3枚のアルバムの代表曲が簡単に聴くことが出来るし、またHocus PocusやSylviaの高速バージョンも楽しめる ので、時間に余裕のない人がフォーカスを知るには持ってこいのアルバム。

4枚のCDを立て続けに聴くとやっぱり歳のせいか疲れがドッと。

やっぱり、プログレ道を極めるには半端な気持ちでは達成できないね。