クイーンの映画、ボへミアン・ラプソディーが巷で大ヒットらしい。
その映画を見たかと問われると、まだデ〜スとなる。
映画館に行ったのはいつかと問われると、確か大昔に子供と一緒に行った特撮物デ〜スだった様な。
出不精なのと映画は最近はいつもネットで鑑賞てなことで、果たしていつのことやら。
それにもう一つ理由らしきものがあって….
クイーンは1973年、デビューした頃から好んで聴いていたのだが、実はオン・タイムでレコードを買っていたのは、1975年にでた4枚目のA Night At The Operaまで。
1976年のA Day At The Raceからクイーンのアルバムを継続して買わないようになった。
それまで彼らがアルバムを出すたびの衝撃と言うか驚きがA Day At The Raceあたりからあまり感じることなく、また彼らのその後の方向性とも何と無く自身の周波数が相容れない様になったからなのか….
70年代中盤頃になると、それまでのハード・ロックやプログレなんかも一様にマンネリ化し、ディスコ、モダーン・ポップやパンク系が社会の変化とともに湧き出てきた。
当の私はちょうど同じ時期に大ヒットしたジョージ・ベンソンなどのポップ・タッチのフュージョン系のサウンドへと流れた。
ベンソン以外には、ラリー・カールトン、マイケル・フランクス、スパイロ・ジャイラにデオダート、和モノではカシオペアやザ・スクエア辺りなどなど。
その後のクイーンの曲はたまたまラジオから流れてくるRadio Ga Gaの様なシングル曲を耳にするだけで、映画ボへミアン・ラプソディーの肝の部分、当時ライブ・エイドに至る辺りの活躍や内輪話なんかは全く知らなかった。
それが今回の映画館まで足を運んでまで見ようと言う気持ちが起こらない 一因なのだろうか?
で、クイーンのベストなアルバムはと問われると、1974年11月に出たハート直撃!Sheer Heat Attackデ〜スとなる。
彼女はキラー・クイーン
火薬、ゼラチン
レーザー・ビーム付きのダイナマイト
いつでもあなたの心を吹っ飛ばす保証付!
(サイドー1の2曲目がキラー・クイーン)
正しくフレディーはブラック・クイーンのイメージ。
これが私にとってのクイーンの完成形!
クイーンの絶頂期を知らぬオッサンの話でした。
(当時のライナー・ノート、叫び声がロジャーの担当! それから、当時公認のクイーン・ファン・クラブって大阪にあったんだ!)