Kind Of Blueと言えば、ジャズの帝王マイルスが1959年に録音した世界で通算1000万枚以上も売れた偉大なモダーン・ジャズ・アルバム。
マイルス、キャノンボール・アダレイに若き日のコルトレーンの管楽器3本に、ベースのポール・チャンバース、ドラムスのジャームス・コブ。そしてピアノにはビル・エバンスとウィントン・ケリーとジャズファンからしたらオール・スターの様な編成。
悪いはずがない。
てなことでLP愛好家を名乗るジャズ・トウシロの私も遅まきながら遂にこのLPを最近購入!
買ったのは、ディアゴスティーニ が出したJazz LP Record Collection 第1巻、お値段なんと税込で990円と破格。
このLPは確か2016年の 9月頃に出されたもので、あれから2年半近く立っている。
歴史的名盤でありLP価格としては非常に安価だったので、もう売り切れたものと思っていたら、意外やまだ在庫があったみたいで今回入手。
音に関しては、確か高性能オーディオをお持ちの通なお方達によるネットでのレビューでは、どうもやっつけ仕事で音質が良くないとの評価が下されていたような….
まあ同じボリューム設定でこのLPと手持ちのCDの再生音を比較すると、通常音圧が高く設定されているCDの音の方が第一印象はいいような気もするし、さらにCDと比較して、レコード再生時に起こる予期せぬプチ音に悩まされ精神衛生上良くない場合も….
だけど、マイルスなら So What!(それがどうした!)って言うかも知れない。
(So What)
私が買ったレコードは、再生音に関して特に問題は感じられなかったし、それにこの時節税込990円って日替わり定食にコーヒ一杯でなくなっちゃうから文句なし。
それにCD愛好家にとってはサイド1終了後の面倒な裏返し作業がレトロな私にはフィットする。
遅ればせながら有り難く拝聴させていただきます。