CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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アーシーなサウンド、ウエット・ウイリーの五枚目

2019年02月06日 | Southern Rock

アイクとターナーはアイケッツ、ウエット・ウイリーにはウィリエッツてな宣伝文句で当時売り出していた様な記憶がある。

本日はサザーン・バンド、ウエット・ウイリーのアルバム、Dixie Rock。


ブギウギ・ロック、R&B、ブルースなどルーツ・ミュージックを基調としたバンドで、1970年南部のアラバマで結成 。

本作は1975年にオールマン・ブラザーズなどが所属するキャプリコーン・レーベルから発売された通算5枚目のアルバムで、前作から正式にメンバーになった女性Duo、ウィリエッツが活躍。



(裏ジャケ、ウィリエッツのお二人様)

男臭いボーカルに、女性Duoによるブルージーもしくはファンキーなコーラスが絡むことにより他のサザーン・バンドとは一味違う個性を創り出す 。

そのリード・ボーカルのJimmy Hallはグループ以外にもソロ・アルバムを出したり、あのジェフ・ベックの1985年のアルバム、Flashにリード・ボーカルで参加など安心の実力派。(但し有名なPeople Get Readyはロッド・スチュワートがボーカルをとっている。)

ウエザー・レポートでコズミックな浮遊感覚を味わった後、ウエット・ウイリーのDown To Earthなサウンドで地上に無事御帰還って事ですね。