夕方5時を過ぎた頃にはあたりが暗くなり始め、気温もグッと下がって過ごしやすくなる秋の夜長にはこれですかね?
キング・クリムゾンの1971年に出た四枚目のアルバム、Islands。
ジャズやクラシック風味豊かな曲調で、全編比較的大人しめの構成で制作されたプログレ・ロック。それにかぶさるボズ・バレルのボーカルはやや控えめなながらも透明感を感じさせ、聴き手に安らぎを与える。
出来上がったアルバムはクリムゾンの中ではまだ方向性が定まらない過渡期の結構抑制的な作品ではないかと….
その反動がライブ・ツアーを収録したアルバム、Earthboundでの各メンバーの弾けっぷりに表れているような。
個人的にはコレ何度も繰り返し聴いてみると妙にツボにハマる不思議なアルバムで、攻撃的な曲も無く静かな秋の夜長をまったり過ごすにはうってつけです。
と解ったような、そうでないような独り言をつぶやいてみる。
1980年の再発日本盤、あまり夜遅くにSong Of The GullsやIslands聴いているとつい寝落ちしてしまう今日この頃。