CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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ホーム・オーディオの未来は?

2019年05月29日 | ELTON JOHN

つい最近オーディオ・メーカーのオンキョーが売り上げ激減によりホーム・オーディオ部門をデノンとマランツを傘下に置く米オーディオ・メーカーとその親会社に当たる持ち株会社に身売りするとのニュースを読んだ。 

オンキョーといえば、数年前パイオニアのホーム・オーディオ部門を傘下に置いたのだが、今回の部門譲渡の契約でオンキョー・ブランドは契約で残るもののパイオニア・ブランドは継続されるのかまだ未定らしい。 

確かに今の若い人は、スマホにダウン・ロードされた音源をワイヤレスのイヤホンでシンプルに聴くのが主流となっていて、リサイクル・ショップやヤフオクなどで極上中古スピーカー安価でゲット!って喜んでるのは私の様な年代の人が殆どじゃないかな? 

一般的に日本のこじんまりした住居のスペースでは結構場所を取るホーム・オーディオなんて将来的にその需要があまり期待出来ないからね。 

一体日本のホーム・オーディオ・メーカーの何社が今後残っていけるのだろうか? 

そして今後5−10年で、ベテラン・オーディオ・マニアは断捨離と称して不要になった高級オーディオ・システムを安値でバンバン中古マーケットに出してくるかも…. 

嬉しいような悲しいような。 

本日はエルトン・ジョン、1972年の5枚目のスタジオ・アルバム。 

パリ郊外の古城を改造したストロベリー・スタジオで録音。静かな佇まいの古城を騒々しくさせたからなのか、アルバムタイトルはHonky Chateau。

(このアルバムからライブ演奏だけでなくレコーディングもこなすエルトンのバック・バンド・メンバーが固定され、4人の息のあった演奏を聴かせてくれる。)

(タブのついた変形ジャケで、タブを外すとバーニーとフュージョン系バイオリニストのジャン・リュック・ポンティが現れる。) 


それまでのポール・バックマスターのアレンジによる重厚なストリングスに代わって シンセサイザーが登場。

全てが騒々しいロック・ナンバーではなく、ピアノ・バラードやカントリーなどエルトンの魅力全てを紹介するバラエティーに富みポップ度が増したことからか、ついに全米1位に輝く。 

久々にこのレコードに針を下ろし、中古のスピーカーで聴いてみる。 

低音の迫力が増して中々よろし〜 

そこの若いお方たち! 安物でいいから是非日本のメーカーの新品アンプと程度の良い中古のスピーカー買って、スマホの音源一度聴いて欲しいね。

 



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