何やらQueenのWe Will Rock Youの様な雰囲気で始まる。
1992年に出たELPの再結成アルバム、Black Moon。
1986年にドラムスのカール・パーマーがAsiaで忙しい時に、助っ人としてロック・ドラム野郎のコージ・パウエルを迎え制作したELP、Emmerson Lake & Powellなんて番外編もあるが、厳密に言えばスタジオ・アルバムでは1978年のLove Beach以来の作品となる。
聴けば一発でELPってわかる様な内容で6曲目のChanging Statesなんて正しくELPそのもの。またキースのピアノソロのClose To Homeもリック・ウェイクマンとは違ったタッチでらしさ満開、楽しめる。
キーボードの進化によって分厚いしっかりしたアレンジが施されているが果たして90年代当時の一般的なリスナーに受けるサウンドか?と問われれば悪くはないけど少々古臭い気もした。
ELP解散後、各人がソロ・アルバムを出すも売り上げが今ひとつってことで話題作りも含めての再結成であるから、70年代のELPのイメージは消すに消されなかったって事ですかね。
とは言えやっぱりELPのアルバムなら、これしか無かったと思う。
そうコレでいいのだ!
EL&パウエルはFMでライブを放送したのを聴いたりして
結構好きでした。
短命だったグループですが、ザ・スコアと言う曲がワールドプロレスリングのテーマソングとなって、
プロレスファンにリスペクトされ続けているのは不思議な気分ですね。
EL&Pに関しては、いずれ自分のブログでも取り上げる予定です。
コメントいただき有難うございました。
EL&Powellはその当時全く知らない存在でした。90年になってCDで再発された際に買ってみました。ボートラでキャロルキングのThe Loco-Motionが収録されていたのはご愛嬌ですかね?
EL&Pに関する記事今後アップされる予定とのこと、楽しみに待ってます。