CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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ホリーズ復活

2023年03月12日 | BRITISH ROCK

1960年代、同級生だったアラン・クラークとグラハム・ナッシュが中心となって結成された英ビート・バンドのホリーズ。

ブリティシュ・インヴェージョン・ムーブメントの一員として大西洋の両岸で爽やかなコーラスが売りのポップなヒット曲を量産。

そしてサイケデリック・ブームが起こると、思い描いた路線とは異なるということで、1967年のアルバム、Butterflyを最後にグラハム・ナッシュがバンドから脱退し、アメリカでCS&Nを結成。

更に1971年のアルバム、Distant Light発売後ソロ活動をスタートさせるためアラン・クラークも離脱。

中心メンバーの抜けたホリーズはその後どうなるのかと心配するも、アラン・クラークが心機一転バンドに再加入し、1974年バンド名をアルバム・タイトルにしたHolliesを発売。

(日本じゃホリーズといえばベストものばっかりで、この手のオリジナル・アルバムの再発はあまり見受けられないのが残念)

いつも通り爽やかなコーラスが売りのポップ・ナンバーが並びらしさが復活。

中でもアルバート・ハモンドとマイク・ヘイゼルウッドの共作による、The Air That I Breath(安らぎの世界へ)は心が現れる様な清々しい気分にさせる。全英2位、全米6位と久々の大ヒットとなった。

本家のアルバート・ハモンド、オリヴィア・ニュートン・ジョンやシンプリー・レッドもこの曲歌っているが、ホリーズ・バージョンが一番気に入っている。

日本ではホリーズはBus Stopのようなシングル・ヒット専門のバンドとして60年代に輝いたと認識されていて、70年代の日本じゃイマイチ人気がなかったな~



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