1969年、第1期ジェフ・ベック・グループは解散。
かねてからバニラ・ファッジのティム・ボカートとカーマイン・アピスのリズム・セクションに前メンバーのロッド・スチュワートをボーカルに起用する新バンドの構想を持っていたジェフ・ベックであったが、不幸にもジェフが交通事故に遭い重傷を負ってしまったことからその計画は頓挫することに。
その後怪我が癒えたジェフは新たなメンバーをリクルートし第2期ジェフ・ベック・グループをスタートさせる。
そして1971年にアルバム、Rough And Readyがついに完成。
ボーカルのボブ・テンチとベースのクライブ・チャーマンらによるソウル・ファンクの味わいにコージー・パウエルのロック・ビートなドラミングとマックス・ミドルトンの結構ジャズっぽいピアノ・タッチが混ざり合い、それにジェフの縦横無尽なギター・プレイが加わるとそこはもうクロス・オーバーな世界!
番外編のBBAでの活動を除けば、このアルバムは後のフュージョン期へのプリュードだったと思える。
特にマックス・ミドルトンの発見はジェフにとって大きかったのではないだろうか。
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